概要
モンティ・パイソンのテリー・ギリアムによる作品。20年以上たった今でも根強い人気を持ち、映画ファンの評価は高い。
ファンタジックで馬鹿馬鹿しくてブラックでシュールな映画。テーマは「情報統制が行き届いた社会からの逃走欲求」というシリアスなものであるが、ビジュアルや音響面には細かいユーモアが散りばめられているために、軽快な趣も感じられる。また、タイトルにブラジルとついているがブラジル連邦共和国が舞台ではない。この映画で使用されている音楽のタイトル「ブラジルの水彩画」にちなんで付けられた。
ちなみに西村博之氏が取締役を務める「有限会社未来検索ブラジル」の社名はこの映画からとられたものである。
あらすじ
徹底した情報管理がなされている、とある国が舞台。ある日、爆弾テロが発生。情報省記録局の役人サム(ジョナサン・プライス)のタイプミスにより容疑者タトル氏(ロバート・デ・ニーロ)と間違え、無実のバトル氏を逮捕してしまった。サムはなんとかしようと尽力するが、その途中でバトル氏の隣人ジルと出会う。サムは、近頃よく夢に出てくる人物がジルと瓜二つであることに気づく。・・・
スタッフ
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関連項目
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