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橋本到（はしもと いたる、1990年4月28日-）とは、宮城県出身の元プロ野球選手（外野手）である。
概要
| OB | |
|---|---|
| 橋本到 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 | 日本 |
| 出身地 | 宮城県仙台市 |
| 生年月日 | 1990年4月28日 |
| 身長 体重 |
172cm 70kg |
| 選手情報 | |
| 投球･打撃 | 右投左打 |
| 守備位置 | 外野手 |
| プロ入り | 2008年ドラフト4位 |
| 引退 | 2019年 |
| 経歴 | |
| プロ野球選手テンプレート | |
仙台育英高校では1年春からベンチ入りし、1番中堅手として東北大会優勝に貢献。3年夏には三度目の甲子園に出場し、大会記録に迫る5打数5安打を記録。
2008年ドラフト4位で読売ジャイアンツに入団。背番号94。
巨人時代
2010年4月に一軍デビューしたが、この年は2試合だけの出場だった。
2011年は背番号を65に変更。シーズン終盤に守備固め、代走として33試合に出場。8月31日の横浜ベイスターズ戦で山口俊からプロ初安打。
2012年は背番号を32に変更。二軍では規定打席に到達して打率.307をマークしたが、一軍出場なしに終わった。
2013年は8月7日の横浜DeNAベイスターズ戦で須田幸太からプロ初ホームランを記録した。シーズンを通しては一軍と二軍の往復となり35試合の出場。
2014年は6年目にして初の開幕戦スタメンを勝ち取ると、開幕戦で決勝タイムリーを放つなど打撃好調で3割を超える打率をマークし、ポスト松本哲也として大きな期待を集めた。しかし5月に左太股裏の肉離れであえなく戦線離脱。7月に復帰後は開幕当初ほどの好調は見せられなかったものの、自己最多の103試合に出場、規定打席には惜しくも届かなかったが、打率.256、4本塁打、11盗塁をマークした。
2015年は開幕一軍もすぐ二軍落ち。4月16日の横浜DeNAベイスターズ戦で一軍復帰すると即2ランを含む3安打3打点でお立ち台に上がり、4月中は二塁打を量産したがすぐに息切れして調子を落とす。その後は一軍と二軍を往復しながら代打や代走での起用が中心になり、68試合で打率.219に終わった。
2016年は体重を5kg増やしたが、キャンプで右ふくらはぎを負傷して出遅れる。6月に一軍昇格すると前年同様6月中は好調だったがすぐに調子を落とし、8月までは主に2番・センターで起用されたもののシーズン終盤は代打・代走起用に。74試合の出場で打率.233、2本塁打、20打点に終わった。
2017年は8月に第1子となる長男が誕生した。この年は代打・代走起用が中心で、たまに対右でスタメン起用されるという形で78試合に出場した。
2018年は下半身のコンディション不良に苦しみ、一軍での出場はなかった。
楽天時代
2018年オフに金銭トレードで地元の東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した。背番号は49。
2019年は地元の選手として期待されたが、11試合の出場で無安打に終わり、10月1日に戦力外通告を受けた。現役続行を目指してトライアウトに参加したがオファーはなく、現役を引退。
引退後
古巣の巨人に戻り、2020年からジャイアンツアカデミーのコーチを務める。
プレースタイル・人物
遠投120メートルの強肩、50メートル走6秒の俊足を誇り、みちのくのイチローと呼ばれていた。
2014年の開幕当初に大きな期待を集めたが、その後は一軍昇格直後の2～3週間活躍してすぐ息切れするというパターンを繰り返したため、2chの一部の巨人ファンなどからは短期間しか活躍できない様を指して「セミ」と言われたりしていた。怪我が多かったことを惜しむ声も多い。
応援歌
| 球団 | レス | No | プレイヤー |
|---|---|---|---|
| 巨人 | 応援歌のピコカキコ一覧#1314 | 13639 |  |
成績
年度別打撃成績
| 年度 | 球団 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 巨人 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .000 | .000 |
| 2011年 | 33 | 30 | 26 | 5 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 2 | 0 | 2 | 0 | 10 | 0 | .192 | .250 | |
| 2013年 | 35 | 111 | 92 | 9 | 22 | 3 | 1 | 1 | 8 | 3 | 10 | 1 | 7 | 1 | 30 | 0 | .239 | .297 | |
| 2014年 | 103 | 402 | 351 | 47 | 90 | 14 | 0 | 4 | 35 | 11 | 14 | 2 | 32 | 3 | 78 | 5 | .256 | .322 | |
| 2015年 | 68 | 151 | 137 | 19 | 30 | 11 | 1 | 1 | 10 | 4 | 3 | 1 | 9 | 1 | 35 | 1 | .219 | .270 | |
| 2016年 | 74 | 259 | 219 | 27 | 51 | 15 | 1 | 2 | 20 | 7 | 20 | 0 | 20 | 0 | 45 | 4 | .233 | .297 | |
| 2017年 | 78 | 139 | 120 | 19 | 32 | 7 | 1 | 1 | 6 | 3 | 6 | 1 | 11 | 1 | 30 | 2 | .267 | .331 | |
| 2019年 | 楽天 | 11 | 10 | 9 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | .000 | .100 |
| NPB：8年 | 404 | 1103 | 955 | 127 | 230 | 50 | 4 | 9 | 79 | 32 | 55 | 5 | 82 | 6 | 232 | 12 | .241 | .303 | |
通算守備成績
| 機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 外野手 | 351 | 500 | 14 | 5 | 2 | .990 |
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関連項目
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