睡眠の重要性とは、睡眠の重要性を力説する台詞である。
概要
元ネタはゲーム/TVアニメ『グリザイアの果実』(アニメではEpisode:3)における一幕。
当時、主人公・風見雄二はあまりの眠さゆえに、小嶺幸と松嶋みちるとの会話をスリープ状態で適当に受け流してしまった。
しかし話題は「キラキラのついたサメさんポーチ」の制作についてであり、雄二にはガーリーが過ぎるデザインのそれを、彼自身が常時着用させられる羽目になりつつあることを後に理解した。
雄二は即座に幸に作業を止めさせようとしたものの時既に遅し、その時点で半分以上完成していた。もはや話を聞いていなかったとも言えず、せめて対策を講じる時間を稼ぐべくモチーフをヤブイヌに変更させたが、それでも20分で完成させられると幸は答える。
直後に「(せめてゴールデンライオンタマリン辺りにしておけば…)」等と的外れな自問をするも、結局自身の睡眠不足がミスを重ね自身を陥れたことを悟り、自責のように半狂乱で廊下の壁を何度も叩きながら「睡眠の重要性!」と繰り返し叫び、睡眠の重要性が視聴者に嫌でも伝わるシーンとなった。
採寸カットがR-18っぽい辺りとか、やり取りや展開のシュールさ、雄二役の櫻井孝宏の熱演が相まって話題を呼ぶに至った次第である。
ちなみに、スリープ状態時の基本対応語句は「なるほど」「すごいな」「悪いのは君じゃない」の3語であり、話の内容に応じて適当な語句を反射的に発しているようだ。
余談:水木しげる先生の自論『睡眠のチカラ』
『手塚治虫×石ノ森章太郎 マンガのちから』という全国巡回のコラボ展覧会において水木しげるが寄稿した漫画において描かれた『睡眠のチカラ』という作品がある。
この作品でとあるパーティで同席した手塚氏、石ノ森氏が徹夜自慢をする中、『自分はどんなに忙しくても10時間は寝る。睡眠を馬鹿にしてはいけない。幸せなんかも“睡眠力”から沸いてくる。“睡眠力”こそ全ての力の源』と語り、両氏に爆笑される。
が、その作品のオチは二人とも満60歳で人生を終えたことに対して『…というわけで両氏は早死にしてしまったんだなぁ』と3人の中で一番の古株である自分が今もなお現役であることを皮肉る内容になっている。なお、水木氏は享年93歳の大往生であった。
これほど眠ることの重要性がわかりやすく解説された漫画は他にはないだろう。
余談:その他
若年時の無理はその時の体力や新陳代謝でごまかせるだけであって、結局は体調不良に気付かないだけである。
これがある程度年をとった時に、上記の誤魔化しがなくなって気づくことになる。
非常時の無理が必要でないなら、常軌的に一定時間まで休むことも重要である。キャパオーバー?そうなったらほぼ諦めか投げ捨てか協力を申しつけるしかない。
関連動画
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