者とは、人を表す言葉である。
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漢字として
- 意味
- 旧字体は者。
- ある人物、ある物事。
- ある状態を特定して、主語や副詞句を作るのに用いる。~は、~するときは、~ならば。(這と通じて)この。(諸と通じて)終助詞として使われる。
- 〔説文解字・巻四〕に「事を別つの詞なり」とある。
- 字源
- 諸説ある。
- 〔説文〕は白に従う𣥐声の形声とし、𣥐は旅字の古文であるとしている。しかし者の上部と、旅の古文は形が異なり、音も異なる。そのため、声符を黍や鹵とする説などがある。
- ほかに、白川静の、下部が曰で上部は小枝の分かれた枝であり、祝器である曰を枝や土で隠す字という説がある。
- 音訓
- 音読みはシャ(漢音、呉音)、訓読みは、もの、かくす。名のりに、ひさ・ひと、などがある。
- 規格・区分
- 者は常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- JIS X 0208で者・者は区点28-52に包摂されていたが、JIS X 0213で者が分けて追加され、包摂基準の適用対象外となった。
- 声符
- 者を声符とする漢字には、奢、堵、屠、渚、都、陼、楮、暑、煮(䰞)、瘏、署、箸、翥、赭、豬、觰、諸、賭、闍、などがある。
異体字
互換文字
- 者はUnicodeにおいて者と互換とされる字である。
関連項目
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- 0pt
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