本記事は何か事件があった時の調査や拡散に使えるサイトやソフトの一覧である。犯罪に繋がる恐れが高い物は載せない。
概要
いわゆる魚拓サイト、怪しいサイトかどうか調べるサイト、よく使われる通報先などをまとめた記事。
調査(掘削)
個人情報を調査する方法も確立されているが犯罪に繋がる恐れが非常に高いため、ここには載せない。
Googleを初めとする各種検索エンジン
普段使っているように、キーワードを入力して検索する。意外に思われるかもしれないが、重要な機密が検索で出てくることが非常に多い。もし見つかった際には下記の方法によるデータの保存が推奨される。
ブラウザのソース表示機能
もし怪しいサイトがあった場合、ブラウザのソースを表示してみることによって広告先などの情報が見つかることがある。
無論、HTMLやPHPなどの知識が必要となる。
aguse.jp
URLを入力することで、そのサイトのドメイン管理者や鯖の場所を調べることが出来るサイト。必ずしもこのサイトに載っているドメイン管理者や鯖の場所が実際のものと同じ事であることはないものの、調査する分には十分役に立つサイトである。
whois
ドメインを入力することで、ドメインの管理者を調べることが出来るサイト。
スネーク
直接出向いて調査すること。場合によっては危険が伴うが、ネットでの検索以上の効果を上げることが多い。当然だが、建物に忍びこむなど犯罪につながることはしないこと。ちなみに建物の写真を取ることは法的に何も問題がない。
魚拓(ウェブサイトのコピー)
ウェブサイトの情報は閉鎖や削除などで消えることがある。そんな時の為に予めサイトのコピーをとる必要がある。
このサイトのコピーを行なっているサイトは海外も含め、いくつか存在する。
ウェブ魚拓
イ ンターネット上のウェブサイトを保存するサービスの大御所。コピーされたウェブサイトの検索も出来、削除されたサイトの検索にも使用出来る。専ら2chで 使用され、魚拓という言葉自体が2chでウェブサイトのコピーを表すスラングになっており、ニコニコ大百科にウェブ魚拓の記事が出来ているほど有名だが、 ニコニコ動画やyoutubeのように著作権の問題が発生するため、ニコニコ動画での権利者削除のように「著作権侵害などの異議申立てがされた場合、削除 される。」という欠点がある。
(ちなみに基本的に異議申立ては企業しか行えないとされる。そのため、個人ブログの魚拓が削除された場合、そのブログは個人運営ではないという推測が成り立つ。)
この欠点の回避に、海外における同様のサービスを行なっているサイトを利用するという手法がある。
Peeep.us
海外における魚拓サイトの一つ。ウェブ魚拓と違い、検索はできない。こちらも上記と同じ欠点を抱えていると考えられるが、海外サイトのため、削除にはかなりの手間がかかると考えられる。主にはちま特定スレで使用される。
さらにPeeep.usでとったコピーを上記のウェブ魚拓にコピーすることも出来る。(逆は不可)
Internet Archive
ウェブサイトの保存を目的にしたNPOで運営されている、ウェブサイトのコピーサイト。検索機能も付いている。
上記2つのサイトに比べるとコピーできるサイトの種類が限られているようで、失敗することが多い。
しかし上記の目的のためか、大量のサイトがコピーされており、小さな企業のホームページ等、マイナーなサイトの情報も見つかることがある。
ツイッ拓
Twitter専用の魚拓。Twitterを初めとする各SNSは様々な機密がポロリとつぶやかれていることが多いので要チェックである。
SnapCrab
上記のサイトでコピーが取れない時の最終手段。IEでホームページ全体のスクリーンショットを簡単に取ることが出来るフリーソフト。
拡散
調べた情報を拡散する。一つ一つ丁寧に紹介すると、非常に長くなるのでここでは概略や注意点に留める。
動画製作
動画を制作して動画共有サイトに投稿する。専らニコニコ動画とyoutubeが使用される。
場合によっては削除されるが、全てオリジナルにして個人情報などの危険な情報を載せなければ削除されることはそうそうないと思われる。
オリジナルで一番手っ取り早いのは文字を読む動画にして、音楽はクラシックなどの著作権フリーの音楽を用いることであろう。
各種wikiサービス
wikiサービスを借りて、情報をまとめておく。pukiwikiや@wikiが有名どころだろうか。
た だし、各種wikiサービスにも上記の魚拓や動画共有サイトと同様、削除の危険性がつきまとう。海外のサービスを借りる方法もあるが、無料サービスの場 合、削除されることが多く、海外の鯖を用いて情報をまとめることは難しい。また、荒らしの危険性もつきまとうため、常にwikiを監視する必要がある。
通報
通報先は事件の内容によって異なるが、ほとんどの事件で使えるものを記述する。念のため言っておくが110番にかけてはいけない。110番は警察への緊急連絡先である。
警察庁 サイバー犯罪対策
日本警察のサイバー犯罪のホームページ。ここから各都道府県の警察の通報先や犯罪に関する相談が出来る。
関連コミュニティ
関連項目
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