金子達仁とは、日本のスポーツライター、ノンフィクションライターである。
概要
大学卒業後『サッカーダイジェスト』の編集者などを経て1995年にフリーになる。主にサッカーについてのノンフィクション作品などを手掛ける。
サッカー日本代表に対しては日本がどんなに活躍しようと一貫して批判的な立場である。
2006年ドイツワールドカップ大会後に行われた座談会においては、「クラブチームと違って時間の無い代表チームにはいいサッカーを期待してはいけない。大事なのは勝つ事」(←ここ重要)という持論を述べている。
2010年南アフリカ大会前には「今大会旋風を起こすのはアフリカ勢」「ダークホースは北朝鮮」などと予想した。実際にはアフリカ勢は不調、北朝鮮は当然のように3敗だった。
日本代表に関しては岡田監督のチームマネージメントを批判したうえで、「負けろ、日本。未来のために」と締めくくっている。あれ?2006年と言ってること矛盾してね?勝つのが何よりも大事じゃなかったの?
カメルーン戦後には「こんなに悲しい勝利はない」「日本代表のサッカーはアンチフットボールである」と守備的な戦術に対して批判した。だから矛盾してね?
オランダ戦の敗北後には、「日本のW杯史上、最も感動的な敗北だった」と、内容が良かったことを褒めている。だから矛(ry
日本が決勝トーナメント進出を決めたデンマーク戦後には、スポーツ紙のコラムにおいて、本田圭佑が試合後に述べた「嬉しいけど思ったよりまだ喜べない」という発言を引用し「会心の結果だが内容的に勝っていたわけではない、だから喜べない」とまとめている(ただし本田の発言は「まだ上に目標があるため喜ぶことは出来ない」という意味であり、内容が良くなかったとは一言も言っていない。明らかなねつ造・歪曲である)。
パラグアイ戦の敗北後には「サッカーには、2種類の勝者がある。 強いから勝った者と、ついていたから勝った者、である。」と述べ、日本を後者であるとした。その上で「ウルグアイを苦しめた韓国に、日本は明確な差をつけられた。」と結論付けている。ベッケンバウアーの言葉を目の前で聞かせてやりたくなる論理だ・・・
世界の反応
【※2010年南アフリカW杯、日本代表の快進撃について世界中からコメントが届いています】
- アラン・シアラー (元イングランド代表)
「(日本のプレーは)まったく感動的だった。本田は偉大なプレイヤー」 - オリバー・カーン (元ドイツ代表)
「日本は2002年のW杯日韓大会以降、急成長している」 - ゲーリー・リネカー (元イングランド代表)
「(日本は)南アフリカ大会のライジング・サンだ」 - フィリップ・トルシエ (2002年W杯日本代表監督)
「日本を模範のチームだと欧州の人たちに見せてやりたい。特にフランスには…」 - フース・ヒディンク (2006年W杯オーストラリア監督)
「私は日本が世界に強いチームだと知ってもらいたかった。だから今回のサプライズは誇らしい」 - ウーゴ・サンチェス (元メキシコ代表)
「本当によく走れるチーム。 フィジカル的なコンディションで言えば今大会最も良いのではないか。 組織的なディフェンスもできている」 - ドラガン・ストイコヴィッチ (元ユーゴスラビア代表)
「15年以上日本サッカーと関わってきたが、ここまで進化するとは思わなかった。 本当におめでとう!」 - ペレ (元ブラジル代表)
「Jリーグのオープニングゲームを見た時はここまで進歩するとは思わなかった。 今大会のサプライズチームは間違いなく日本だ。」 - アレッサンドロ・コスタクルタ (元イタリア代表)
「彼らの組織守備は大変素晴らしく、各選手が常に絶妙な感覚を保って中盤のスペースを占めていた。そして、これこそが今大会のイタリア代表に欠けていたものだ。」 - 釜本邦茂 (元日本代表)
「大会に入ってから組織として大きく成長した様に感じます。私は日本代表を見くびっていました。本当に「すいませんでした。」」 - 中田英寿 (元日本代表)
「(デンマーク戦の勝利は)素直にうれしい。守りから入らず攻めにいき、日本らしいパスワークもみられた。こういうサッカーが、僕の見たかったサッカーです。短い期間のなかで、日本代表のサッカーは目に見えて進化している」
・・・ちなみに、金子と同じスポーツライターの宇都宮徹壱氏は、yahooのW杯特集サイトに掲載されたコラムで「およそ理解に苦しむ理由を並べ立てて「日本は敗れるべきだ」などという論調は、この際、まともに取り合う必要などない」と述べている。
またパラグアイ戦後、後藤健生氏はJ SPORTSのコラムにおいて南アフリカ大会での日本代表の戦い方を総括し「大人の戦い方が出来るようになった」と評価し、「「日本代表のサッカーはつまらない」などという人は、サッカーの本質を履き違えているとしか思えない」と述べている。
人物
- メタラーである。
主に好んでいるのはJUDAS PRIEST等に代表される正統派メタルである。
1998年にBURRN!誌初代編集長である酒井康(彼も典型的な海外厨であり、サッカーはドイツ代表のファンである)と
『炎』誌で対談したことで、意気投合。1999年よりBURRN!誌でサッカーを中心としたコラムを執筆している。 - スペインに滞在していた影響で、ヘヴィメタル以外にフラメンコを好んでいる。理由は泣きのギターが炸裂しているから。
- 特に嫌いなのはラップ。金子曰く「ラップには魂がある、ポリシーがある・・・って、それって国辱モンだと思いましたね」とのこと。
- (金子曰く)サッカーしか知らない川口能活に「男ならヘヴィメタルを聴け!」と強引に薦めていた時期がある。
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関連項目
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