青柳優馬とは、全日本プロレス所属のプロレスラーである。
1995年11月2日生まれ
身長186cm。体重100kg(2017.8月時点での公式データ)
2014年12月デビュー
概要
デビュー戦の相手は、後に同じユニット(NEXTREAM)に所属することになる宮原健斗。
初タイトルマッチ挑戦は2016.2のGAORA TVチャンピオンシップ(王者中島洋平に敗れる)。
2016年にはスーパーJカップ(新日・ノア共催)、2017年には新日のLION'S GATEにも連続参戦と、全日の若手の中では、新日絡みのイベントに打って出る事が多い。
2017.1.3には世界ジュニア王者石井慧介に挑戦。試合では石井の猛攻に耐えつつ相手に食いついていけたこと、必殺技(ロックスターバスター)が警戒されていたからかジャーマン3連発と工夫したことなど、負けはしたとはいえ青柳の評価を上げた。
2月に行われたJr Battle of Glory(全日ジュニアのシングルリーグ戦)に初出場し1勝1分2敗。
8.27両国では青柳の希望により、SJCで一蹴されたタイチとの一戦が実現したが、クセモノであり実力者でもあるタイチの牙城は崩すことはできなかった。
あがいてはいるが結果が出せないという状況が続く中、2017.8月両国にてアジアタッグがTAKAみちのく&ブラックタイガーⅦの外敵タッグに流出したことを受け「俺がベルトを全日に戻す」と主張。タッグを組む機会の多かった野村直矢もそれに同調。
相手が青木&佐藤組を下した実力派のクセモノタッグであるため下馬評では王者優勢だったが、9.30前橋にて野村とのタッグでベルトを奪取。その後10.5新木場で征矢学&ブラックタイガーⅦ相手に防衛。
10.22横浜では「(野村&青柳組には)王者らしさがない」とイジられ続けた青木篤志・佐藤光留を挑戦者に迎え防衛に成功。
その後も防衛に成功し、2017年はアジアタッグ王者として年を越すことになった。
全日本プロレスの年末のビッグイベント、世界最強タッグ決定リーグ戦には2015年から野村直矢とのタッグで連続参戦。2015.2016ともに一勝のみだったが、2017年の最強タッグでは同じチームで5勝と大健闘した。
2017年最強タッグ中で印象深い出来事は、12.9新潟の一戦。
世界タッグ王者である秋山&大森組戦に勝利し、世代交代も近いのかとの予感をファンに与えたのである。
加えて試合中、かつて付き人を務めた秋山準に秋山の得意技であるジャンピングニーを放ち顔色を変えさせ、試合後には「ジャンピングニーとブルーサンダーを僕にください」と直訴、秋山もそれを快諾したこと。
女子では先輩の技の継承は多いが、男子では明確に継承することが少ない。そうした状況の中、ファンにもわかりやすい形で“歴史を受け継ぐ”ことをアピールし、それに成功した青柳の努力とセンスは称えるべきだろう。
最強タッグ優勝の目も残した12.12後楽園での最終戦では、橋本大地&神谷英慶の大日本チームに敗れ、残念ながら優勝はならなかったが(優勝は諏訪魔&石川修司組)、2017年終盤、青柳がそれまでのうっ憤を晴らすかのような活躍をしたのは間違いなく、メディアにもその健闘ぶりが認められ2017年プロレス大賞新人賞を受賞した。
なお2017年9月、ジュニアからヘビー級への転向を主張している。
おなじ全日ジュニアで活躍する岩本煌史からは「ライバルが減るのは残念だが全日ジュニアは任せてほしい」と転向を肯定的にとらえる発言をえたが、一方全日本の重鎮である渕正信からは「若いから身体は自然と大きくなるから焦らなくていい。ジュニアだヘビーだというより、まずは(無差別級である)アジアタッグのベルトをどこまで守っていけるか」との助言をもらっている。
得意技
- かち上げ式エルボー
- ダイビングボディアタック
- フィッシャーマンズスープレックスホールド:初期の決め技
- ロックスターバスター:外から相手の足を抱えるフィッシャーマンズに対して、キャプチュード風に相手の内腿から抱えて落とす技
- ジャンピングニー:ジャンボ鶴田→秋山準と継承された技を青柳本人の願いにより秋山から継承
- ブルーサンダー:秋山準の技をジャンピングニーと同時に継承
個性
全日本プロレス社長、秋山準いわく「まじめで大人しい」。
試合中、試合後などには感情を出せるようになっているが、ブログやTwitterの発言は普通の好青年。
良い選手だが普通すぎるなと思われていたが、全日Jrの象徴である世界ジュニアを目指すために、越えなければいけない壁として他団体の選手(タイチ)との対戦を求めるという、若者らしい型破りな発言をするようになった。
(タイチは出身は全日本とはいえ、2017年現在、新日本プロレスを主戦場にする選手。なおタイチと青柳は全日においてはすれ違いで、リング上の接点はSJCのみ)
単に無茶無謀ではなく、一定のロジックを通しつつリスク覚悟で我を主張する青柳は、彼独特のテイストを身にまといつつある。
なお全日の若手のなかでは若々しいイメージがあり、会場では女性人気もある青柳であるが、高校時代はバレンタインデーに同年代の女性からチョコをもらったことがない。それを気の毒に思ったのか、おばあちゃんが毎年チョコをくれていたとのこと。
このエピソードにより。非モテ男子も青柳に親近感を抱くのではないだろうか。
ま、いまはプ女子にモテてそうだけどなっ
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