首なし騎士とは、
- アイルランドに伝わる首の無い男の姿をした妖精、デュラハンのこと。
- スリーピー・ホロウ。ニューヨーク北部で語り継がれる一種の都市伝説。
- 漫画「遊☆戯☆王」に登場するモンスターカード。OCGにもなっている。もう何も怖くない。
概要
1.
コシュタ・バワーという首無し馬の引く馬車に乗り、片手には手綱を持ち、もう片方の手に自分の首をぶら下げている。
死を予言する存在であり、夜の街を馬車で走り回ったのち近く死人の出る家のそばに現れる。戸口の前に止まり、戸をあけるといっぱいの血を顔に浴びせられる。自らの姿を見られることを嫌い、姿を見たものは鞭で目を潰す。ただ、コシュタ・バワーは水の上を渡れないため、川を渡ればデュラハンから逃れられる。
ざっくりこんな感じである。
また、一部では首の無い騎士の姿をしたアンデッドのように描かれ、死神として扱われることもある。
もっと詳細な内容は、デュラハンを参照。
2.
開拓時代、アメリカにわたってきたある残虐なドイツ人騎士がいた。彼は殺され、首を切られるもののやがて復活し、光る目を持つ馬に乗り、森の中で殺しの犠牲者を待っている。
このことから地名や建物に「スリーピー・ホロウ」が多く用いられる。後に小説として書かれ、映画にもなった。
3.
バクラが使用するモンスター。オカルトデッキにおいて恐怖をあおるためたびたび登場する。
アニメオリジナル(描写された)VSゴースト骨塚戦では、昔首塚だったなどといいながら骨塚を脅えさせた。どう見ても日本にいないとか突っ込んだら負けである(中世騎士の姿をしている)。
その後も「死霊操りしパペットマスター」で特殊召喚されたり(その後は原作とアニメで異なっており、原作では「ラーの翼神竜」に倒され、アニメDMでは「エクスチェンジ」で手にしたラーの生け贄となっている)、「ダーク・ネクロフィア」(初出時は「ダーク・ネクロフィリア」)の特殊召喚のために使用されたり、バクラのデュエルの中では比較的出番が多い。
アニメでのVS海馬戦では「死霊伯爵」と融合することで「死霊公爵」を融合召喚した。
OCGでは、第2期のパック「Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-」(2001年7月2日発売)で登場を果たす。
通常モンスター 星4/地属性/悪魔族/攻1450/守1700 反逆者に仕立て上げられ処刑された騎士の亡霊。 失ったものを求め、出会った者に襲いかかる。※遊戯王カードWiki より引用
特筆すべきことの無い中途半端な能力のモンスターである。
「巨大ネズミ」からの特殊召喚に対応している。初期の上級通常モンスターに比べればかなり扱いやすいので、ファンデッキならお呼びがかかるかもしれない。守備力がほしければ「地縛霊」がいるが。
攻撃力1450の数値は、いわゆる一般的なリクルーターに打ち勝て、なおかつ「奈落の落とし穴」にかからない絶妙な数値。それがどうしたというレベルでしかないが、下手に1500にされるよりはよかった、のかもしれない。
「レスキューラビット」で特殊召喚すればランク4のエクシーズモンスターにつなげる。
基本的には単体でも使いやすい、攻守の高いモンスターが優先されるが、「奈落の落とし穴」を警戒するならこちらを使うことがあるかもしれない(もっとも、「奈落の落とし穴」が伏せられている状況の場合、その後出すエクシーズモンスターが耐性を持っていない限り餌食となるだけだが)。
「BEGINNER'S EDITION 1」(2004年6月24日発売)で再録されているが、リニューアル版のBE01(2011年5月14日発売)では収録されなかった。そのため、旧BE1が絶版になり次第、このカードは絶版となる。
ゲーム「タッグフォース」では
首なし騎士「もう何も怖くない。」
タッグフォース5での配信デッキレシピのひとつ、【僕と契約して決闘者になってよ!】のサイドデッキの中にこのカードが入っている。
(以下、推測を含むことに注意)
デッキ名の由来はアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の登場キャラクター「キュゥべえ」の台詞のひとつ「ボクと契約して魔法少女になってよ!」から。
このカードは、登場人物の一人「巴マミ」が頭から食いちぎられるというエピソードにちなんだものと思われる。このデッキには「ネクロフェイス」が入っている。「首なし騎士」が体部分で、「ネクロフェイス」が頭であるということだろうか。
デッキの詳細は「僕と契約して決闘者になってよ!」および「遊戯王まどかMAD」を参照。
関連動画
関連項目
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- 0pt
- ページ番号: 4624910
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