魔法使いの弟子とは、
- ポール・デュカス作曲のクラシック音楽。
- ディズニー長編映画「ファンタジア」の第3幕、1の曲を基にしたミッキーマウス主役の短編アニメーション。1940年公開。
- 2を原案として製作された、ディズニーの長編実写映画。ニコラス・ケイジ主演。2010年公開。
概要
フランスの作曲家・ポール・デュカスが1897年に作曲した本曲は、クラシック曲の中でもストーリー性の強い交響詩に該当する。ゲーテの詩をモチーフとしており、水くみの雑用を命じられた弟子が、魔法のホウキを使って仕事を代わりにやらせようとするが、ホウキを止める事ができず大失敗をしてしまうというストーリーは、後述の通りよく知られている。
この曲の知名度を飛躍的に上げたのが、2で説明した映画「ファンタジア」である。今から70年以上前に作られたとは思えない程クオリティの高いアニメーションと演奏のコラボレーションは、今なお色あせないディズニーの名作の一つに数えられる。中盤で夢を見たミッキーが星や雲を自由自在に操る場面の迫力は格別であり、暴走したホウキを止めようと斧で叩き割ったり(あまりにも残酷なため、影絵で演出されている)、直後にホウキが分裂して復活するシーンがトラウマになった人も多いのではないだろうか?このように、ミッキーマウスの印象が非常に強いため、のだめカンタービレでこの曲が使われた時も、ディズニーの影響の強さがネタにされている。
また、月や星が描かれた青い三角帽子と赤い魔導服のミッキーも、ディズニーランドなどでよく見かけるお馴染みのスタイルである。そのため東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでこの曲を聴く機会もかなり多く、事実上ディズニーのテーマ曲の一つと言っても過言ではない。2011年1月にオープンしたTDLの最新アトラクション「ミッキーのフィルハーマジック」でもこの曲を聴くことが出来る(弟子のポジションはドナルドダックに交代している)。
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関連項目
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