DQNとは、
- インターネット用語で一般の感覚から著しくズレている者、もしくはそれらで形成された集団の事である。非常識人。本頁で記載。
- DQN(Deep Q-Network) …Google傘下のDeepMind社が開発した人工知能エージェント。
概要
DQN、ドキュン、ドキュソなどとも言われる。
以下の条件に当てはまる者はDQNと呼ばれる。
- 社会反抗者・非常識人である。社会制度や社会自体を嫌っているなど他人に迷惑をかける人。
- あまりに常識や品位に欠けている。
- 言動が常に自己中心的で、他人を省みない。表面上でも他人を気遣うそぶりを見せない。
- 反社会的行為・違法行為を行ったり、それを「格好良い」「当然の行動」と考え罪悪感を持たない。
- 上記のような行動を助長するような発言や幇助する行動を取る。
DQNは反社会的な性質を持つため、インターネット上でよく非難されている。
「動物が好き」「お年寄りに親切」など、わりと誰でも持っているような長所を不意に見せることで、なぜかツンデレが成立して女にモテることもあるが、いい歳になってもDQN行為を続けようとすると、異性どころか周りの友人も離れてゆく。
語源
DQNは本来、『ドキュン』と呼び学歴差別に用いられる差別語だった。
1998年ごろからインターネット上で学歴差別的主張を大っぴらに行なっていたマミー石田[1]と名乗る人物が、低学歴者に対する蔑称として、『目撃!ドキュン(テレビ朝日系列)』を元に『ドキュン』と称したのが始りである。
(無題) 投稿者:MAMY 投稿日:09月17日(木)17時50分38秒
はっきり言って最近は愚民どもが羨ましい。 何も考えずにその日暮らし。目撃ドキュンに出てくるような馬鹿女を本気で愛し、 知能の高い俺から見ればともかく、本人は幸せだと思っているのだろう。
そこから当時最大規模の電子掲示板「あめぞう」や「あやしいわーるど」などで使われるようになった。
目撃!ドキュン
DQNの語源となった『目撃!ドキュン』とはテレビ朝日系列で放送されていたテレビ番組である。
放送期間は1994年~2002年と実に8年にわたった人気番組で、日本テレビでも「嗚呼!バラ色の珍生!!」というソックリな番組が放送されるほどであった。
当初は感動系の番組であり、悪く言えばお涙頂戴番組。内容は困った主婦が相談に登場したり、会いたい人物を番組が探し出して感動の再開を手伝ったり、人間ドラマで視聴者の心を動かす物だった。ただ、番組の再現VTRなどに常識はずれな人間がよく出ていた(回想シーンのVTRでこんな人物からこんな酷いことをされましたよという内容が多かった)。
ちなみに「目撃!ドキュン」の「ドキュン」とは銃声を表したものである。毎回放送のたびに司会者のラサール石井と女性アナウンサーが「もくげきぃ~っ!どきゅ~んっ!!!」と手で銃の形を作りテレビの前の視聴者に向かって銃を撃つ仕草をしていた。
あめぞうにおけるドキュン
21 投稿者:仕事人 投稿日:99年05月07日(金)16時23分59秒
失業しても配管工とか仕事はいろいろあると思うんだが、
ドキュンの階層に入るのが怖いんだよな。22 投稿者:突破モノ 投稿日:99年05月07日(金)16時26分54秒
生命力薄い人たちが、非ドキュンってことか。23 投稿者:仕事人 投稿日:99年05月07日(金)16時48分50秒
>22
ドキュンはどんなことがあってもたくましく生きていくよ。
この後2ちゃんねる掲示板が誕生した後は、そちらでも使われるようになり「ドキュソ」「DQN」の表記もされるようになった。
ニコニコ動画におけるDQN
ニコニコ動画では、報道番組やYouTube等の映像の中で非常識な行動を繰り広げる人物(もしくは団体)に対して閲覧者が嘲笑もしくは怒り心頭のコメントをぶちまける、という動画が数多く存在する。そうした動画の登場人物がDQNと呼ばれる。
創作系(スカッとする話)におけるDQN
上記の2chのスカッとする話などに悪役(ヴィラン)として登場(例:クレクレを繰り返すママ友、嫁いびりをする姑、不倫をする配偶者など)し、最終的に悲惨な目に遭うのがお約束となっている。(まれに報告者の方が分が悪いと思われる場合がある)
近年では漫画やVyondによるアニメによってスカッとする話が動画化されており、DQNの非常識さがこれまでに無くレベルアップされている(犯罪レベルのものもある)ほか、DQNが受ける肉体的、精神的、社会的制裁も過激なものになっているものが多い。
関連動画
関連商品
関連項目
脚注
- *@マミー石田オフィシャルサイト 「高卒死ねば?」(WebArchive/2001年)
マミー石田はMIT卒、ニューヨーク在住を自称し、真偽不明な数々の資格を誇示するなど、当時のインターネットで悪名を轟かせたネットワーカーとして御多分にもれず、病的な人物であった。
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