NEWガンダムブレイカーとは、バンダイナムコエンターテイメントより2018年6月21日に発売された創壊共闘アクションゲームである。
概要
本作ではシリーズ初のPVPを実装。またリアルタイムカスタマイズやインナーフレームを導入するなど、従来作品とは異なる作品である。
一方でジャンルはあくまで従来通りの創壊共闘アクションであり、開発もその点は変わりないとインタビューで明言していた。
創壊共闘アクション
今作では従来の協力プレイではなく、PVPモードのことを指す言葉として使っている。
但し公式から明確に協力モードが無いと告知されたことはなく、多くの購入者は協力モードがあるという前提で購入しており、非常に紛らわしい表記であったと言える。前述の通りインタビューでも「協力モードがある」と捉えられてもおかしくない発言をしており、特にDL版の予約購入者からは「詐欺ではないか」という意見も挙がっている。
β版
発売1週間前に配信開始。シングルモードの序盤とマルチモードが体験可能だった。
しかしβ版では後に製品版でも確認されるプチフリーズ、レスポンスの悪いメインメニューなどが確認されたため、プレイヤーの多くは不安を隠せずにいた。
本作に協力モードが無い可能性が高いと認識されたのもこのβ版の配信時点からであり、既に予約購入を取り消せない者も続出していたため嘆く声も多かったが、一方で製品版に望みを託すものも多かった。
なお、β版は21日時点(時刻は不明)で全コンテンツにロックが掛かっているためプレイは出来ない。
KOTYでの扱い(ver1.01時点)
当然KOTYに駆け込むプレイヤーは多かったが、KOTYの場では明確な理由付けが無い限り選定対象になることはなく、ほとんどのユーザーからは一時的な騒ぎと認識されていた。
シリーズ物は基本的に良ゲーであった過去作品との比較で相対評価されるため、客観的に見れば凡作であってもシリーズファンから見ると駄作というパターンが非常に多い。
また本作の場合、発売前日に改善アップデートが予告されていた点も大きい。
しかし土日になって、検証班による選評が公開されると事態が一変。ノミネート対象になるかどうかという点では現時点でも定かではないものの、明確な問題点のある作品とこの時点で認識され、アップデート待ちの状態ではあるものの更なる検証も必要なタイトルという扱いになった。
選評ではシングルモードやリアルタイムカスタマイズの他に、マルチモードの問題点についても指摘されている。
その後の対応
βでの数々の不評を受け、公式も発売日前日にアップデートでの改善を発表。
後日、詳細なアップデート内容を公開した。
そこにはマルチプレイでの対CPU戦の追加やチームメンバーとの取得品の共有も含まれているが、根本的に解決するのが難しい部分が多く残るのも事実であり、最終的に評価を覆せるかは難しいところである。
バージョン1.02
プチフリーズが修正され頻度が大幅に低下。但し以前プリフリーズが起きていた状況ではフレームレートが著しく低下する場合もある。
レスポンスなども改善されたが代わりに射撃武器の誤射など様々な弊害も増えたため、中古での値下がりも止まらず評価を覆すには至っていない。
バージョン1.03
前回追加されたバグを含め、バランスに影響するバグが修正。
ラジオチャットのバリエーションやコンテナロック機能の追加も行われた。
パラメータに関する修正は一切無く、コンテナロック機能もむしろ戦闘の邪魔になるなど不評であり、初期バージョンより僅かに良くなった程度とやはり評価は覆せていない。
関連動画
関連商品
関連項目
外部リンク
- 14
- 0pt