Endogenyとは、Toby Fox(トビー・フォックス)氏が製作したRPGインディーズゲーム『Undertale』に登場するキャラクターである。
この先ネタバレ注意。Undertale未プレイでこの先遊ぶ予定の人はブラウザバックを推奨する。
概要
「1度でもNルートEDを見た」かつ「モンスターを誰も倒さずに進む」True Pacifist Route(通称Pルート)の条件を守り続ける事で辿り着ける「True Lab(しんじつのラボ)」で遭遇するモンスター。Alphysがかつて行っていた「塵と化す前のモンスターの遺体にDetermination(決意)の力を注ぎ込んだらどうなるか」という研究の結果誕生した「Amalgamates」に属する1体。
Dogamy and Dogaressaの両親を初め、Snowdin Forestに登場した犬型モンスターの親族が融解・結合した存在。
名前は「内生」「内因性」、心の中に思考・感情が生まれることや内部からの成長、発達を意味する単語である。同時に本作中に登場する他の犬型モンスター同様、綴りの中に"dog"を含んだ名前でもある。
公式日本語版での名前は「わんさいぼう」。
「True Lab(しんじつのラボ)」の換気扇エリアにて遭遇・戦闘する事になる。
外見
犬のような見た目の、6本脚の巨体の持ち主。頭部には顔は無く、表情が在るべき場所には真っ暗な円形の穴がぽっかりと空いている。興奮した時にはその穴から「happiness froth(ハピネスバブル)」が飛び散る。体の何処かしらが絶えず蠢いており、その体からは常になにかが滴っている。ちなみに、作中で戦うことになるAmalgamatesでは唯一「フィールド上での姿」と「戦闘画面の姿」がほぼ一致したものとなっている。
脚の間の隙間のように見える黒色部分はよく見ると犬の形をしており、和解が成功すると犬の満足した顔が浮かび上がる。
性格
不気味で怖ろしい外見だが性質は犬そのもので、無邪気で元気一杯。人懐っこくじゃれたり撫でられるが大好き。棒切れを投げられると取ってこずにはいられない。
どんな姿になっても犬のままでいてくれた事に感慨を覚える人もいるはず。
戦闘
It's unclear how many dogs this counts as.
(イヌなんびきぶんかは ふめい。)
無邪気で人懐っこい性質だが、その攻撃は不気味かつ苛烈。犬型オブジェの顔の穴からロケット弾を射出する攻撃は、弾をランダムに乱れ撃つのでパターンが無く、場合によってはよけられない事も。犬型オブジェが猛スピードの突進・停止を繰り返す攻撃は、タイミングを掴み難いうえにオブジェの面積もそれなりにあるので被弾しやすい。
「Amalgamates」共通の特徴として攻撃してもダメージを与えられず、かえってHPがバグったかのようにカンストする。そのため、攻略するには和解して見逃してもらうしかない。
和解するには、ACTコマンドで「Pet(ナデナデ)」→「Play(あそぶ)」→「Pet」×2を選択する事で、満足してくれる。まず撫でる事で安心させて1度寝かせてからじゃないと遊んでくれないので注意。有効な選択をする度にEndogenyの振動が激しくなり、穴の開閉も速くなる。また、回復アイテム「Hush Puppy」かアイテム「Stick(ぼうきれ)」を使うと攻撃をしてこなくなり、そのまま和解可能となる。
登場時の演出や逃げ場の無い場所に追い込みジワジワにじり寄るエンカウント演出、専用の戦闘BGM"Woofenstein"の不気味で不安感を煽る曲など、随所にホラー要素が埋め込まれているが和解条件達成でBGMが"Dogsong"のアレンジに変更され、一気に緊張が解け安心する。
Pルートクリア後はSnowdin(スノーフル)にて、家族である犬型モンスターと再会している様子を見れる。EDの説明では一緒に暮らし始めたようだ。
関連項目
- Memoryhead
- Reaper Bird
- Lemon Bread
- Endogeny・・・今ココ
- Snowdrake's Mother
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 4
- 0pt

