Memoryheadとは、Toby Fox(トビー・フォックス)氏が製作したRPGインディーズゲーム『Undertale』に登場するキャラクターである。
本記事はネタバレ満載なので、ゲーム未プレイかつこれから遊ぶ予定の人はブラウザバック推奨
概要
「1度でもNルートEDを見た」かつ「モンスターを誰も倒さずに進む」True Pacifist Route(通称Pルート)の条件を守り続ける事で辿り着ける「True Lab(しんじつのラボ)」で遭遇するモンスター。Alphysがかつて行っていた「塵と化す前のモンスターの遺体にDetermination(決意)の力を注ぎ込んだらどうなるか」という研究の結果誕生した「Amalgamates」に属する1体。
他の「Amalgamates」は今まで登場したモンスター複数体の融合体であるが、Memoryheadを構成するモンスターがどのような種類なのかは判明していない。さらに、複数匹の同種モンスターが登場した唯一の「Amalgamates」でもある。
公式日本語訳での名称は、英語名をそのまま読んだ「メモリーヘッド」。
特徴
会話がまるで成立せず、意思の疎通が不可能。吹き出し内にはブロックノイズが表示され、ダイヤルアップ接続音のような音を発してくる。
携帯電話を使う事で意思疎通が可能になることや「バッテリーのニオイがする」ことから、もしかしたら電子的なモンスターなのかもしれない。
外見
全「Amalgamates」中最も小柄。容姿はグチャグチャになっており、所々爛れている。その外見からは元となったモンスターを想像出来ない。人間の脳に見える、とかギーグ(MOTHER2)に似ている、とも言われている。
戦闘
* drew near!
* が にじりよってきた!
とあるエリアにて、3つ並んだ流し台のうち最後に調べた所から出現・戦闘となる。3体纏めての戦闘になるが、3体で1つのモンスターとして扱われており、1体でも見逃せば戦闘終了となる。登場時は名前が空欄になっているが、携帯電話を使うことで名前が表示される。
戦闘中、アイテム欄に自らの一部である「Bad Memory(いやなおもいで)」というアイテムを追加してくる。使うとHPが1減少してしまうが、HP3以下の時に使うと体力を全回復出来る。
攻撃は枠内に無数の点が出現した後にうねうねと動く顔に変化する弾幕。点が出現するパターンは完全にランダムで、数が多く攻撃頻度も速いので避け切るのは至難の技。
和解するにはまず[ACT(こうどう)]コマンドから「PHONE」を選ぶこと。すると以降は携帯電話を通してのやり取りとなり、選択肢が「ITEM」「STAT」「PHONE」から「Join(なかまにくわわる)」・「Refuse(ことわる)」に変化する。こちら側に"こっちにおいでよ"などと呼びかけてくるのだが、それを「ことわる」ことで見逃すことができる。和解する個体はどの相手でもよい。
余談だが公式日本語訳版でも「PHONE」使用前の「こうどう」コマンドで"ぶんせき"以外が和訳されておらず「ITEM」「STAT」「PHONE」と表記されている。「PHONE」に対応するコマンドは英語版では「CELL」なので、意図したものかもしれない。
True Pacifist Route(通称Pルート)を完遂した場合、ED前に地下世界を見て回れるのだが、「Amalgamates」のうちMemoryheadとReaper Birdとは再会出来ない(他の3体は親族と再会している)。PルートEDでは家族の下へ帰った事が明かされる。
関連項目
- Endogeny
- Lemon Bread
- Memoryhead・・・今ココ
- Reaper Bird
- Snowdrake's Mother
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 2
- 0pt

