Hilda Berg(ヒルダ・バーグ)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
概要
インクウェル島のワールド1で登場するボスキャラクター。見た目は人型で、赤い衣服や尖った鼻、スリムな体が特徴。ワールド1における唯一にして初のシューティングステージであり、まだ慣れないプレイヤーに多彩な攻撃を繰り出すため、序盤は苦労させられるだろう。
ステージ名は「Threatenin Zeppelin(危険なツェッペリン)」。threateningには脅す、脅迫するなどの意味の他に、険悪や荒れ模様などの意味も存在する。ツェッペリンは飛行機を指す一般名詞であり、ヒンデンブルク号の墜落は、タイタニック号と並び不吉の象徴となっていることで有名。
元ネタはベティ・ブープ、変形前のボディや特徴的な鼻はポパイのオリーブではないかと言われている。
攻略
第一形態
上下に動きつつ、時々「HA!」と笑う声で攻撃してくる。右端からは定期的に小型のツェッペリンが現れ、プレイヤーに向かって弾を発射する。ピンク色の弾はパリィが可能。
第二形態
一定のダメージを与えると、体を膨らませてこちらに体当たりをし、すぐさま戻ってくる。その後画面中央に映された星座をモチーフにした姿に変身し、攻撃を仕掛けてくる。
また、右端から襲来するツェッペリンの数も増加。同時に2体出現したり、一度に3発〜5発の弾を発射する緑色のツェッペリンも登場する。
変身の種類は以下の3通り。
おうし座
巨大な角を携えた雄牛に変身。上下に移動しつつ、時折立ち止まり角をこちらへ突きつけてくる。
いて座
ケンタウロスに似た姿となり、プレイヤーを目掛けて弓を放ってくる。それとは別に、ホーミングしてくる青い星も出現。ピンク色の星はパリィ可能。
ふたご座
水晶を取り囲む双子の女性姿で出現。時折謎の呪文を発し、画面左側中央に炎の渦のようなものを出す。炎の渦は弾を連射しながら回転し、一回転すると消える。
第三形態
頭を抱えてもがき苦しんだかと思えば、画面の半分を覆い尽くす巨大な月に変貌し、プレイヤーに最後の攻撃を仕掛ける。不気味な笑い声と共に顔が飛び出すのが特徴で、内部は機械構造になっていることが伺える。この変身形態は、カプコンのアーケードゲーム「ワンダー3」に収録されている「チャリオット〜天空への旅〜」のボスキャラが元ネタではないかと言われている。
彼女が笑い出すと一斉に攻撃が始まるので要注意。右端から当たり判定のある流れ星が飛んでくるのに加え、UFOが次々に襲来する。ここで登場するUFOには赤色と金色の2種類が存在し、赤はプレイヤーが真下に来た時、金はプレイヤーの眼の前でビームを発射するので、上手く見極めよう。
勝利時の台詞
第一形態
Fitting, isn't it? I'm a blimp -- you're a wimp.
お似合いでしょう? あたしはウットリ 坊やはゲッソリ。
第二形態
You won't get too far... it's been foretold in the stars.
坊やにはムリよ… 星たちがそう告げているの。
第三形態
関連リンク
関連項目
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