ニコニコ大百科

遅レスだけど自分もあの進行ルート、あの決戦場で、皇居にひと言も触れないのは不自然に感じたな。まあタブーなんだろうけど。例えば後ろのＴＶ画面に陛下が外遊中みたいなニュース写すだけでもよかったと思う。

皇族の描写がそんなに必要かねぇ。
この映画って政治家と公務員しか描写してないし、この国じゃ皇族のできる事なんて民間人と大差ないだろ。
それに割く尺があったらゴジラ映せよと思うがな。

これだけのことが起きてて描写どころか動向にすら触れないって不自然すぎるでしょ。
会議に時間割いてんだから、誰かから避難先とかについて一言ぐらいあったって問題ないだろうに。
極端にタブー視するせいで現実（笑）対虚構になっちゃってんだよね。

触れてないってんなら9条解釈とか野党の動きとか近隣諸国の動向も描写してないでしょ
タブーという面も無くはないにしても基本的には作劇に不要だから削ってるだけ

>>184
近隣諸国については、里見臨時内閣成立直後の報告で「対馬方面に不穏な動きが」ってあるのと、中露がゴジラを国連管理下に置く様に工作してたり国連軍による核攻撃では強硬派として名前上がったりと節々で嫌な存在感を出してる

皇族を描けと言ってるわけじゃなく、政治家や自衛官が作戦を立案するに当たって皇居の存在は当然多少なりとも考えるんじゃない？って事かな

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>>172
11名の「死亡確認」じゃなかったっけ
確認できてないだけなんでないかな、遺体の炭すら見つからなくて
13名中11名の死亡を確認、2名は依然行方不明……なんじゃないかと

>>185
それはラストを盛り上げるための作劇上でも必要になる抵抗勢力だから、描いたものだろう

東京が大災害に見舞われた場合、皇族や皇居がどうなったか気になるのは、
日本人として自然な感情だろう。
ただ、作り手としては、その辺を描くのはいろいろと難しいだろうなあ。

>>166 >>175
俺は多摩川河川敷での自衛隊との交戦から元々は対地用として
アイデアを温めだしてた攻撃手段だったんじゃないかなぁと思ってる。
そっから米軍の攻撃で対空用に進化したんじゃないかなぁと。

てか口から熱吐いて攻撃する機能の獲得のタイミング如何を
置いといても対空にも適したビーム型に進化してから
背びれからも対空用に撃てるように進化する速度がやばすぎる…
あんな速度でこちらからの攻撃に対応されるとか悪夢や…

最終決戦の時は地上の相手が多かったにもかかわらずビーム状放出ばっかだったあたり
ビーム状に進化するに当たって火炎放射状には撃てなくなったんだろうが
もし切り替え可能な風に進化していた場合を考えると絶望しかない…

皇居を描いて面白くなればいいけど、面白くなる要素がないし（日本のいちばん長い日、で十分）足が止まるだけだからなあ
勝手にあの裏では何かあったと思えばいいんじゃない？

うん、描くにはデリケート過ぎて面白くできないと思うからこそ、ひと言でいいと思うんだわ。ヤシオリ作戦の時に「宮内庁からも作戦を優先してくれとの許可を貰っている」とかさ。そうするとああ皇族は皆避難されたんだなって想像できるし。

>>193
描写するにしてもそのくらいになるんだし、見た人の想像でいいんじゃないのかな
2時間という短い時間の中で視聴者に描写されたのは、あの世界におけるニュースや会議等のほんの一部にしか過ぎないんだし
ちなみに自分はゴジラがすごくてその辺りまで頭が回らなかった

まあ日本頑張ろう！で自衛隊のあり方とか色々語ってるのに、天皇の話はまるでないってのは、一度意識したら気になるわな。

皇族の避難をニュースなんかで描写するにしても顔を出さないと行けないから、そのへんが問題になってきて省いた可能性。

劇中で起こったと思われることを描写で網羅することが面白さに繋がるわけではないからな

さすがに「民間人と変わらない」は冷笑するしか無い〈天皇

おとこばを含めた国民統合の象徴としての行動も勿論だけど、立憲君主の権利である「警告する権利」「相談を受ける権利」「奨励する権利」は今上天皇も内奏時に行使してるのは確認されてるし、首相もその助言の影響を受ける。
　東日本大震災でも農作物の風評被害に関してご進講を受けてるし、それ絡みでも発言はしてるだろう。国事行為以外では天皇は自由意志によって行動する事も多く、少なくとも「お飾り」と軽視できるレベルではない(国事行為だけ見ても他国の君主と比べて権限が低いわけでもない)

でもここらへんの空気を描くのは映画では不可能だ。なので
「陛下は京都御所にでも退避して頂くか。御本人は拒むだろうが」
「さぞかし京都人は喜ぶでしょうな」
「しかし御名御璽はどうされます。膨大な量になりますが・・・」
「日本には新幹線という便利なものがある(ニヤリ」
(空を見上げる官僚達)
程度が限界だろう。無駄なら削るしか無い。描きすぎると小松左京作品になる。

これの恐ろしいところはヤシオリ作戦時点ではもう密度の調整が不要になってたってこと。それに加えて放射時間こそ五秒程度と少ないけどリロードまでの時間がものすごく短くなってたのも恐ろしい…。
もしあれ以上の進化を遂げていたらどうなっていたことやら。

まあ菊タブー健在だよねとしか言いよう無いけど、
最後の里見臨時総理がフランス大使に頭下げてるところで
臨時総理の前に陛下っぽい背格好の人を座らせて頭下げさせて置くだけでだいぶ違ったんじゃないかなあと思う

誰だこの名前考えた奴草生えるわ

別に皇居関係の描写がないのは不自然とは思わなかったけどなあ
一般市民が避難してる時点で何らかの避難措置は取ってるでしょ、総理と違ってギリギリまで留まる理由はない訳だし
(東京大空襲の頃は陛下が指揮権を持っていたから粘る理由があった)

進化適応能力は第四形態までの形態変化はゴジラなんだから
ゴジラらしい姿になるのは当然とか思ってる人でも
外敵への攻撃手段のパワーアップに使われたことでそのヤバさが実感できるよなぁ…

作中最終形態での対空性能のヤバさ
進化適応能力のヤバさ
それまでゴジラに対応してきた上層部が立ち直しができるのかってくらいに一気に一瞬で消滅した絶望感
熱線での都市への被害
etc

この熱線だけでシン・ゴジラでのゴジラのヤバさとか絶望感とかが凝縮されてるというか…

もっと言うと内閣総理大臣の任命は天皇陛下が行うわけだけど、
劇中で臨時の大臣が与党内の調整だけで割りとあっさり決まってるって事は
陛下が無事でその辺の手続きは恙無く行われたって描写されたも同然じゃない？

天皇の存在がことさら出てくるのはモデルの東日本大震災で放射能パニックになる中でも、皇居から逃げない事を表明したからだよ。ましてや都民がゴジラパニックになる中で天皇がいち速く逃げたら、パニックが加速する危険性がある。事実そのようなデマが震災時に横行し、宮内庁が否定している。

昭和天皇が戦時中皇居から逃げなかったのは統帥権を有してるからではなく、国民の動揺を抑えるためだよ。東京大空襲直後に保安上の問題からの反対を押し切り、都民の惨状を現地視察をしてるのを見るに「自分だけ逃げるのはとんでもない」という感情も強かったのだろう。これは現在も統帥権を有している英国国王ジョージ6世も一緒。

親子共に皇太子は疎開させてるし、シェルター(特別室)には恐らく入ってるだろうからあのビームの直撃を受けても御身は無事だと思われる。

繰り返すが、映画「日本沈没」のように「皇室は直ちにスイスに退避を」以上の描写は恐らく出来ない。まぁ漫画版「日本沈没」は1話近くやったけど、媒体の差がある。勿論東日本大震災を踏まえると描写が欲しいのは確かだが。

>>204
皇室に触れなかったのは正解だと思う。
直接描写されてもいない9条でこの作品を全否定する愚か者もいるし、
触れない方が良いところはあとは想像に任せるレベルでさらっと行くで良いと思う。
そもそもこの映画は「映画を構成するのに必要な要素以外はバッサリ切り捨てている」のが面白さに繋がっているので。

>>205
天皇制に関する議論が活発化するこのタイミングでの公開だから、描写しないのは僥倖でしたでしょうね。娯楽作品は「楽しめる」かが重要ですから。悪口にはなりますがアメリカ版のゴジラでは核の使用を含むのに、国家安全保障会議すらろくに描いていないわけで(それどころか国土防衛に当たる北方軍の描写すら適当)　日本映画で菊タブーにまで言及したくなる映画とか私は嬉しくてたまりません。

このビームって内閣なんて一回や二回吹っ飛んだところでいくらでも代わりなんてあるんやでって描写だと思うけど、
だとするとあの得体の知れない主人公や、巨災対のモブ以外の連中も何人か殺しておかないと説得力がないと思った

上が死んでも変わりがすぐに出てくるのが日本のいいところってセリフは、
皮肉と本心だろうな。

>>207
ゴジラの脅威もちゃんと見てきた上の実権持ってた面々が
次はこの人が繰り上がってとか予想できないレベルで一気に死亡は
十分にインパクトあるかと。
その前にあんだけ会議や許可承認の手間要るの見せといたのが効いてくるし、
里見代理が食わせものキャラでパッと見だと無能そうで
今までの上層部より頼りなさそうというのも不安を煽ってくれる

>>180
あの炎も怖かったなあ、熱で地面がオレンジ色になってて…
原子炉の中身そのままぶちまけたみたいなもんだしあの下にいた人助からなかったろうなあ