ニコニコ大百科

旅立ち
「人間の住むところへ！ぼくらの仲間の住むところへ！」
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懐かしいなあ、と思ってたらこれ1968年のなのか。
俺1986年生まれなのになんで知ってるんだｗ

「ホルス」は東映長編の中でも屈指の名作と言われています。
内容が難しすぎて子供受けしなかったらしく興行成績は悪かったようですが、多くのスタッフたちがこの映画で育ち、才能を開花させるきっかけとなった映画ということで、後に再評価され、テレビで放送されたりアニメファンの手で上映会が催されたりしました。

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「うるさいぞ、こわっぱども！」
ホルスが銀色オオカミ率いるオオカミの群れに襲われているとき、岩男のモーグに出会いました。
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岩男モーグの肩にとげが刺さっていて、痛そうでした。
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ホルスが渾身の力で引っ張ると､とげが抜けました。
「何？抜けた？！・・・これは驚いた小僧だ。」
「これ、剣じゃないの？」
「そうとも。太陽の剣と呼ばれる命剣なんだ。欲しかったらやろう。だが、それをおまえさんに鍛えなおすことができるかな？」
「できるさ！」
「ははは、無理だよ、おまえさん一人の力では。でも、もしもその剣が鍛え上がり、おまえさんに使いこなせる時、おまえさんは『太陽の王子』と呼ばれるだろう。
そうしたら、このモーグ様も　頭を下げて、とくと拝見に伺うことにするよ。」
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剣をもらって意気揚揚と家に戻るホルス。
ところが､待っていたのは､お父さんが死にそうだという知らせだった。
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「死なないで､お父さん。僕を一人にしないで！」
「ホルスや、よくお聞き。わしらの村はずっと来たの静かな入り江にあった。
そこに、ふいに悪魔が襲ったのだ。悪魔はわしらの醜い心を利用し、人々をばらばらにして､村を攻め滅ぼしたのだ。
そんな村に希望はなかった。いや、せめておまえだけは助けたいと､父さんは村を離れた。
だが、それは間違いだったと､父さんは今になって気づいたのだ。
ホルス、お行き。おまえの仲間のところへ・・・。」
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誤字訂正
>>6命剣→名剣
>>8来たの静かな入り江→北の静かな入り江

お父さんはホルスにそういい残して息を引き取ります。
この絵は　回想の、若い頃のお父さんとホルス。

ホルスは一人でお父さんを弔ったのち、船に乗って旅に出ます。>>1
人間の住む村を目指して。
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ホルスたちは人間のいそうな砂浜に船を止めるけれど、建造物かと思ったら砂山で、ホルスは待ち構えていた大ガラスに捕まってしまう。
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上の、申し訳ありません。
こいつの名前は「大ワシ」。設定資料で確認しました。
黒いけど、部下にカラス使ってるけど、ワシです。

ホルスは大ワシに捕まって、雪山に連れて行かれます。
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上空から落とされるホルス
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雪の斜面に叩きつけられ、滑り落ちるホルス。
紐をくくりつけた斧を投げて、ぶら下がる。
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少し上っては斧を投げ、どんどん山の頂上へ近づくホルス
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「あっ！」
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ホルスの命綱の斧を握って男が待ち構えていた。
「ハッハッハッハ・・・。小僧、よく生きてたどり着いたな！」
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男はグルンワルドと名乗った。
「貴様を殺そうというのではない。なかなか見所のある奴と聞いたから、わざわざ使いを出したのだ。
貴様を俺の弟にしてやろう。」
「弟？」
「そうとも。この地上に俺より強い者はいない。そして偉い者もだ。」
「村を焼き、たくさんの人々を殺すような奴がか？」
「フフフ、いくらかは知っているようだな。」

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仲間になるのを拒んだホルスは、高い崖から突き落とされてしまう。
高笑いと共に姿を消すグルンワルド。
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ホルスは気を失ったまま、氷の塊に乗って川を下っていった。
川岸の村に住む子供が、ホルスを見つけた。
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意識を取り戻したとき、村の鍛冶屋だった。
ホルスは体が冷え切っていたため、火を使う仕事場に寝かされていたのだった。
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お絵カキコが凄すぎて吃驚です。

ホルスを助けてくれた人たち、鍛冶屋のガンコ爺さん、少年フレップ、そのお母さんのチャハル一家。
チャハルの話では、この村では　毎年今ごろの時期、魚が川を上ってくるのだけれど、今年は下流に「お化けカマス」が居座っているせいで食料が乏しいとのこと。
それで、村の有志の男たちがお化けカマスを退治しに出かけている。
そんな話の最中に、訃報が届く。フレップの父、チャハルの夫　モラスが　犠牲になったという。

BLACKBIRDさん　ちょっとづつしか進まなくて申し訳ないです。
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ちょっとストーリーが進んだ先の絵です。

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ストーリーになってるw

名作呼ばわりされてるけどたいして面白くないです。もののけ姫と大体同じ展開だし。

ナウシカの続編作るかって話が最近出てるけど、どうせならホルスのリメイクを優先してほしいよ。
独特の雰囲気は好きだけど、作画が納期の都合で止め絵になってしまったシーンや
説明不足な所が目立つ脚本（なぜホルスは太陽の王子なのか）あたりが、作品を中途半端にしてるんだよね。

脚本を書き直しただけでも、かなり面白くなりそうなんだけどな…。

>>26
歴史的名作なんであって、今フラットに見たら面白くないのは仕方ないよ。
「ホルス」の土台の上に日本のアニメの重要な部分が築かれていったんだから。

ホルスの大冒険を素直に受け取りたかったら、もやは無理な話だがナウシカの前に見るべきなんだよな。
レンタルビデオがまだない時代の自主上映会はすんごい盛り上がってた。
んで「ホルス」についてやたら熱く語る奴が何人もいて、それで説明不足な部分も補完されてた。
映画館は情報交換の場でもあったし。

宮崎アニメの原点
コナンやカリ城の躍動感のルーツがここよ