モグモグパクパク

モグモグパクパク（Mogumogu Pakupaku）とは、2010年生まれの日本の元競走馬である。

栗毛の牡馬。現役時の馬主は小田切有一。

主な勝ち鞍
2012年：クリスマスローズステークス（OP）

概要

2010年4月21日生まれ。父メイショウボーラー、母ワスレナイデ、母父*フレンチデピュティという血統。
父は史上最強マイラーの一頭タイキシャトルの代表産駒で、2005年のフェブラリーステークス覇者。2004年皐月賞・NHKマイルC3着、2006年スプリンターズS2着など芝でもダートでも活躍した。
母は名前でわかる通り小田切オーナーの所有馬で1戦0勝。母父は日本で父としても母父としても芝ダートを問わず活躍馬を多数出した輸入種牡馬。

美浦の高橋祥泰厩舎に入厩し、デビューは2012年6月9日の東京競馬場の新馬戦（芝1400m、6着）。未勝利戦を2着→8着→2着として、5戦目、8月の新潟競馬場での未勝利戦（芝1200m）を勝ち抜ける。10月にかえで賞（500万下、現在の1勝クラス）を4着のあと、11月の京王杯2歳S（GⅡ）に挑戦、14番人気ながら7着と健闘。そして12月に黒松賞（500万下）を1番人気で勝ち、中1週で挑んだクリスマスローズステークス（OP）を大外から直線一気の末脚で差し切り勝利。

3歳になって3月のファルコンステークス（GⅢ）は外から追い込んだが届かず惜しい4着。4月のニュージーランドトロフィー（GⅡ）は4コーナーで馬群に揉まれて後ろに押し出されてしまい直線で追い込んだが6着まで。そして5月のNHKマイルカップ（GⅠ）に挑戦。レースは中団から進めたが、直線ではついていけずマイネルホウオウの14着。まあ、14番人気だったので人気通りの結果と言えばそれまでだが。

その後は8月の朱鷺ステークス（OP）を僅差の3着として9月のセントウルステークス（GⅡ）に挑んだが11着。以降は1200mか1400mのオープン特別に狙いを絞って出走し続けたが、3歳12月の尾張ステークスでストレイトガールの2着があった程度で凡走が続き、4歳6月に1000万下（現在の2勝クラス）に降級となる。
降級直後の由比ヶ浜特別（1000万下）はさすがに力の違いを見せ先行策からあっさりと押し切り勝ち。1600万下（現在の3勝クラス）では5着→4着のあと、9月の上越ステークスを最後方から大外一気で差し切りオープンに復帰した。
しかしその後はオープン特別でも2桁着順の惨敗続き。2015年5月24日の韋駄天ステークスのあと、どうやら骨折してしまったらしく、復帰が叶わないまま2016年2月6日に競走馬登録を抹消される。

登録抹消後は乗馬となり、現在は乗馬クラブ・クレインに所属。埼玉県のSRC狭山乗馬センターで乗馬として過ごしている。馬術競技大会にも出たことがあるようだ。

血統表

メイショウボーラー 2001 黒鹿毛	*タイキシャトル 1994 栗毛	Devil's Bag	Halo
			Ballade
		*ウェルシュマフィン	Caerleon
			Muffitys
	*ナイスレイズ 1994 黒鹿毛	Storm Cat	Storm Bird
			Terlingua
		Nice Tradition	Search Tradition
			Nice Dancing
ワスレナイデ 2002 栗毛 FNo.14-c	*フレンチデピュティ 1992 栗毛	Deputy Minister	Vice Regent
			Mint Copy
		Mitterand	Hold Your Peace
			Laredo Lass
	サンシャインバレイ 1995 栗毛	*サンデーサイレンス	Halo
			Wishing Well
		メイジホリディ	*ナイスダンサー
			メイジガルボ

クロス：Halo 4×4(12.50%)、Northern Dancer 5×5×5(9.38%)

関連動画

関連リンク

• netkeiba.comの当該馬情報
• 乗馬クラブのページ

関連項目

• 競馬
• 競走馬の一覧
• 珍名馬
• メイショウボーラー