……というのはさておき、アンデッドキングは世界樹の迷宮Ⅴの第三層「晦冥ノ墓所」のエリアボスである。
ボウケンシャー(プレイヤー)が第三層に乗り込んでからというものの、先輩NPCの一人であるリリが何かを必死に探している。そんな中、リリとはぐれた相方のソロルとバッタリ出くわし、ボウケンシャーに次の話をした。
遥か昔に、ルナリアの魔術の塔に双子の魔術士がいたんだとさ。
漆黒の髪と瞳を持つ兄はクロウ、白き肌の妹はスワンと呼ばれていた。
そのクロウがある時、生命の理の先を追い求め、魔術の塔の秘宝である不死者の指輪を盗み出したんだ。
当然魔術の塔は怒り、妹のスワンを追手として差し向け、クロウの抹殺と指輪の奪還を命じた。
だが、逆にクロウは追手として来た妹を傷つけ、更に異国へ逃げ去った。
妹は己のまだ幼い子たちにクロウを追い指輪を取り戻せ、と命じたという。
リリはスワンの末裔であり、一族の悲願として彼を討ち、指輪を取り戻すため行方を捜しているのだという。リリを探してくれないかという頼みを聞いたボウケンシャーはソロルとしばし別れ、探索を再開する。
その後、ボウケンシャーはリリとソロルが口論しているところを目撃する。リリは行方をくらまし、周りに潜んでいたアンデッドの群れをソロルと共に斃していく。そして、脳内に何者かが抑揚のない冷たい声で語りかける。
という見事な引きこもり宣言挑発にソロルは激昂し、「ふざけた名前のヤロー」と漏らす。そしてリリを追いかけ最奥部直前、リリがアンデッドキングに単身挑もうとするが実力不足だと相方のソロルに咎められ、そこでくすぶっていたところでプレイヤーと手を組んで挑む…と5では最も、というか唯一ストーリー性のある階層ボスである。
これまでの世界樹の迷宮の傾向から、Iのようにリリと戦うハメになったり、あるいはⅡのようにアンデッド化したリリと戦うハメになるのではないかと心配していた冒険者も多く、この展開にホッとした者も多かったという。
15階の最奥部で本人と戦うことになる。戦闘の際は天魔クァバルナをミイラにし、エジプトっぽくしたような姿で登場して僕であるデッドソードマンを前列に出す。以下、その行動の一例を記す。
今作は隠し職が存在せず、それに伴い隠し職の人間と戦う機会もない。そんな中、彼は元人間であり本作で使用可能な職業「ネクロマンサー」に即した戦い方をする。彼は歴代の隠し職NPC敵の役割も兼ねているのだ。
とにかくデッドソードマン・デッドボウマンの処理に手間取ると墓穴で手痛い反撃を受けたり爆発で壊滅的な被害を受けたりと歴代の世界樹のボスを担当するにふさわしい強さを持っている。
以上のように、アンデッドキングは世界樹のボスよろしく、油断してると軽く全滅するだけの強さは確かに持っている。しかし、コイツは旧2のラスボスのように色々とネタにされる。
他にも色々ネタ要素はあるのだが、このおかげで屍王(笑)とかアンキンとかUDK(UnDead Kingの略)とか様々な言われようをしているのも事実である。所詮は3層ボスということか。
上記の通り「手下を規定ターン以内に潰せるだけの火力が出るか」という点によって難易度に大きな差が出てしまう。
その結果、楽勝する者と苦戦する者にハッキリ二分され、それぞれが全く違う形で印象に残るという迷ボスとなっている。
掲示板
26 ななしのよっしん
2019/01/20(日) 14:46:39 ID: XPB1qX7Iv+
27 ななしのよっしん
2019/01/20(日) 15:49:00 ID: skJBVzXw0r
>>25
多分、製品版の第三階層は製作中は第五階層で、製品版でのあのラスボスが「かつて戦乱を起こした人間の王」という設定でラスボスとしていたんだと思う
もっと言うと製品版の5層は元は6層で、そこで初めて世界樹計画の一環で他の星に飛ばした世界樹だったと過去の話と繋がる予定だっただったんじゃないかな
28 ななしのよっしん
2021/03/24(水) 21:54:18 ID: 3QvmdziGlv
丁度ボス戦前にエンが貯まってしまい死霊がクレイドルの爆発により瞬殺されてなんかなんもしてこないボスやな・・・とか思ってしまってごめんな・・・
ソロルさんもとりあえずゴーレム麻痺らせて一緒にダイナマンごっこしよ?
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最終更新:2024/11/08(金) 21:00
最終更新:2024/11/08(金) 21:00
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