イリス(Iris)とは、1999年に公開された大映制作の怪獣映画『ガメラ3 邪神覚醒』に登場する怪獣である。
特撮クラスタでは『世界一飛行シーンが美しい怪獣』と称される。
体長:99m
体重:199t
翼長:199.9m
触手最大到達距離:1,999m
最高飛行速度:マッハ9
※いずれも成体時。
同シリーズに登場するギャオスの亜種・変異体であり、柳星張(りゅうせいちょう)という名前で奈良県の南明日香村に卵の状態のまま眠っていた。『柳星張』とは、古来月が28日で天を一周したことから、東西南北を28分割して呼んでいたときに、真南を指した『星』とその両隣『柳』『張』を合わせた呼称。
平成シリーズ2作目の「レギオン襲来」においてガメラが使用した"ウルティメイト・プラズマ"の影響で地球上のマナが激減したことにより目覚める。
ギャオスの亜種でありながらその容姿は似ても似つかないものとなっており、幼体時はカタツムリのような殻と触手で構成されていたが、付近の住民やキャンプ客を捕食した後の成体時には人型になり、飛行能力も有するようになる。
これは、イリスが他の生物を捕食――触手を突き刺して体液を吸い取る際に、そのDNA情報も吸収して自らの体に変化を及ぼすため。最後の場面では、ガメラのプラズマ火球までコピーした。
柳星張という呼び名から中国の故事における南の神獣"朱雀"に相当する存在だと思われる。劇中では、ガメラを北の神獣"玄武"であるとしてイリスと対比させ、戦うべき関係にあると分析した者もいた。
上述の理由で覚醒し、ガメラに憎しみを持つヒロイン・比良坂綾奈のトラウマにつけこみ、彼女に自らを育てさせ、さらには彼女と融合することで大幅な進化を行おうとしていた。
一旦は彼女が他の人間に救出されたことで失敗に終わるが、明日香村の住民ほぼ全員と、付近のキャンプ場にいた仲間由紀恵キャンパー達を襲って成体へ進化。自らの存在に気づいたガメラと奈良上空で激突しつつ、綾奈を追って京都へ向かう。
京都市内に降り立ってからの地上戦では終始ガメラを圧倒した。手甲や触手をつかった攻撃でとうとうガメラを戦闘不能にまで追い込むと、京都駅ビル内で、自分を追ってきた綾奈と再会。彼女を体内に取り込む=融合することで完全体になろうとする。
が、突如復活したガメラに腹部を抉られ、融合が完了する前に奪還される。触手でガメラのDNAを吸収してプラズマ火球をコピーし、とどめをさそうとしたが、自らの腕を切り落としたガメラに逆に火球を受け止められ、炎の拳=バニシングフィストを腹部に刺されて爆散した。
掲示板
268ななしのよっしん
2023/02/27(月) 21:44:59 ID: BEogxV6lw5
デストロイアがスペースゴジラと戦ったら
間違いなくデストロイアが勝ちそうだが
イリスがレギオンと戦ったらレギオンが勝ちそう
作中デストロイア弱そうなの相手がバーニング
だからだし(スペースゴジラがバーニングとバトったら
瞬殺されそう)
269ななしのよっしん
2023/02/28(火) 02:53:22 ID: gHAcEsjMH0
270ななしのよっしん
2023/03/16(木) 16:54:03 ID: 5joD9GcMaq
ガメラに踏み潰される寸前のイリスの残骸を見ると(少なくとも首あたりは)ガワの下は触手の集合体なんだなって改めて認識させられる…
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最終更新:2023/03/23(木) 23:00
最終更新:2023/03/23(木) 23:00
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