エビルプリースト 単語

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エビルプリースト

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エビルプリーストとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。

CV西村知道CDシアター)、島田敏ライバルズ)

概要

「ほう ついに ここまできたか ○○○○よ。しかし すべては おそかったようだな。もうすぐ デスピサロさまが わが まぞくの おうとして めざめるだろう。デスピサロさまの こころには もはや にんげんに たいする にくしみしか のこっておらぬはず。めいどのみやげに おしえてやろう。ロザリーを さらわせたのは このわたしなのだ。わっはっはっ!」

ドラゴンクエストIV 導かれし者たちに登場したボスで、デスキャッスル結界を守る四天王の一人。信奉するピサロ魔族の王として覚醒させるために人間にロザリーを殺させた本人である。

姿はだいまどうの色違いであり、スモールグール3匹を引き連れて出現する。
はじめからマホカンタをっており、メラミマヒャドバギクロスなどの高位呪文を使用してくる。

この頃の彼はあくまで「デスピサロの部下」という扱いだったのだが…

リメイク版・究極形態

「ほほう……? とうとう ここまで来よったか。 しかし今では遅すぎたようだな。 デスピサロ進化の秘法を使い 究極の進化をとげ やがて異の者となり覚めるだろう。 変わり果てたやつの心には もはや人間に対する憎しみしか残っておらぬはず。 そしてデスピサロは二度と 魔族の王に君臨することなく みずから朽ち果てるのだ!! めいどのみやげに お前たちにも教えてやろう! 人間どもを利用し ロザリーをさらわせたのは このわたし! このエビルプリーストさまなのだ!」

FC版ではただの中ボスに過ぎなかったのだが、PS版にて自身が進化の秘法を使って王者になるために、人間にロザリーを殺させてピサロ進化の秘法を使わせたという設定が付与され、ラスボスとして君臨する。

姿はデスピサロ色違いであり、第四形態まで変身する。ラスボスらしく、メラゾーマイオナズンなどの最高位呪文に灼熱やく息などの強力なブレスいてつくはどうに強制睡眠と強力な攻撃が目白押し。
彼とはデスパレス内での戦いになるのだが、物語の都合でパーティーメンバーの一人がピサロに固定される上、メンバーの入れ替えができないため、とにかく全力で挑もう。

外部出演等

その後、DQMJ2Pにて他の四天王を引っさげてようやくモンスターズ初参戦。
グラフィックはだいまどうの色違いである。

一方、究極態に関しては作品の最終ボスを務めるキャラクターの割には中々外部出演の機会に恵まれていなかったが、ジョーカー2より更に後に配信されたスマホアプリドラゴンクエスト スーパーライトにて「究極エビルプリースト」名義でようやく外部作品デビューを果たした。ただし、カラーに関しては最終形態の手前の白色になっている。

以降は、後述のDQ10を含めて、通常及び究極共に外部出演が見られる様になっている。

DQ10

DQ10オンラインではver6.2で魔法迷宮コインボスとして登場。
こちらのグラフィックもだいまどうの色違いであった。

原作要素はあまり見られず、魔力強化の秘法で呪文の威力を高めてからイオグランデドルマドン(連続ドルマドン)で攻撃してきたり、体力が減る毎にターゲット不可の炎・氷・地の魔力を召喚する。

撃破報酬は「ガナン帝国の勲章」の上位アクセサリーとなる「邪教祭の勲章」。

ver.6.4(究極エビルプリースト)

ver6.4では究極形態が「究極エビルプリースト」名義でコインボスとなった。

戦闘開始前は原作の第一形態の姿をしているが、開始時の演出で一気に第三形態へ変化する。
通常版と異なりこちらは原作要素が高い。ただし戦闘システムの違いやエンドコンテンツボスな事もあり、(実装時点では)どの攻撃が耐性では即死級の威力となっている。

HPを残り70%まで削ると原作の最終形態の姿に変化し攻撃が更にしくなる。加えて状態異常も効きづらくなる。

撃破報酬は「忠チョーカー」の上位アクセサリーとなる「ラストチョーカー」。

ver.6.5(結界の守護者たち)

ver6.5後期では通常形態のエビルプリーストに加えて、同じ四天王アンドレアルギガデーモンヘルバトラーの3体とのユニットによるコインボス結界の守護者たち」が登場。

こちらのエビルプリースト自身は戦闘開始直後に「お手並み拝見といこう……まずはこやつらを倒してみるがよい!」の台詞と共に結界を貼って無敵化する(この間は動かず攻撃もしてこない)。
エビルプリースト以外の3体を倒す事で結界が解除され、ようやく攻撃が通るようになる。

こちらのドルマ系、イオ系の呪文を使う通常版と異なり、原作同様メラ系、ヒャド系、バギ系の呪文で攻めてくる。また、プリーストらしく倒れた味方を蘇生させる技も使う。

撃破報酬は「死神ピアス」の上位アクセサリーとなる「マーシャルピアス」「レメディピアス」。

小説版

大幅に設定が盛られている。久美沙織節全開。

かつては「ジャコーシュ」と呼ばれた天空人の大神官。しかし『進化の秘法』に手を出した罪で神(マスタードラゴン)によって地上に落とされた。
その後は地獄の帝王エスタークの下で『進化の秘法』を使ってエスタークと神が戦うよう仕向けたが、不全な術であった為にエスタークは神に敗れ、封印されてしまう。その罪により数万年もの間魔界の片隅に封印されていたが、魔界の帝王・ナルゴスの孫であるミアソフによって解放される。もう一人の孫であるピサロを追放しようとするミアソフに仕え、策をめぐらせた。

……というのは見せかけで、ミアソフを姦計によって自滅させる。その後は復活したピサロに仕えるが、かつてのエスターク同様、彼を『進化の秘法』によって神を倒す為の「具」に仕立て上げる為に暗躍を始める。

山奥の村勇者ユーリル)が隠れる貯蔵庫をピサロに止め、調べるように命じた直後、貯蔵庫が崩落する術を発動。勇者をわざと生き延びさせ、ピサロという素材を磨き上げる為の駒とする。
またピサロ人間を滅ぼす決意をもって「デスピサロ」を名乗るようになった際には、宝石い羽で出来た仮面を献上。以後ピサロはこの仮面をつけて行動するようになる。

『エビルプリースト』の称号をもって自身を信奉する衣の邪教集団を操り、『進化の秘法』を完成させる為の黄金腕輪を探させた。その一方、天空アネイルから盗み出して洞窟に隠すなどの手を回している。
そしてエスターク復活直前のタイミングで、邪教集団を操ってロザリーを攫わせ殺エスターク勇者一行に倒され、崩落したアッテムトで多数の部下を失ったピサロが、絶望から『進化の秘法』によって怪物になるように仕向けた。

魔界深での勇者一行との戦いでは、無敵怪物と化したデスピサロの後ろに隠れて雷撃で操っていた。しかし黄金腕輪(本物そっくりの偽物)が破壊され、完璧かと思われた『進化の秘法』は破綻。その存在を看破した勇者によって滅ぼされた。

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