投稿者:清瀬桜李「Au Pont pour la Gloire」/ im11449780
栄光?名誉?いいえ、私は艦隊と皆さんのために戦うの。
グロワール(Gloire)とは、ゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場するキャラクター(艦娘)である。 モデルはフランス共和国/ヴィシー政権/自由フランス海軍の巡洋艦<グロワール>。
2024年7月27日開始のイベント前段『Operation Menace』第三海域突破報酬として実装された艦娘。フランス艦としては初めての「軽巡洋艦」類別の艦娘となる。ただし初お披露目はイベント開始前のローソンコラボキャンペーンで、しかも私服姿が先にお披露目されるという珍しい事例となった。
軽巡洋艦としては全体的に落ち着いた性能で、欧米軽巡の多分に漏れず対潜が低いものの、火力と回避では上位層、特に運については実装時点では最高峰に近い。加えて、まだまだ数は多くない4スロット持ち軽巡ということで艦隊にひと装備積み増せる利点は大きく、汎用性は高いといえよう。
フランス軽巡洋艦史の画期たる<エミール・ベルタン>に続いてフランス海軍が送り出した、第三共和政フランス最後の巡洋艦ラ・ガリソニエール級の一隻である。全長179m、基準排水量7600tと同時期のドイツやイタリアの同等艦には規模で劣りながら、設計最大速力31kt、正6in(≒152mm)砲を三連装3基搭載してほぼ同等の戦力を持つ優れた巡洋艦であった。艦名の意味は「栄光」。三菱鉛筆じゃなくて
1937年に進水した5番艦<グロワール>は、二次大戦勃発時には大西洋に配置されていたが、フランス休戦時には北アフリカにありそのままヴィシー政権の指揮下に入った。中立化したヴィシー政権は植民地の動揺を押さえるべく<グロワール>を含む部隊を赤道アフリカへと派遣するが、<グロワール>は途上で故障脱落したため、うっかりフランス艦のジブラルタル通過を許したイギリスの圧力によりフランス保護領モロッコのカサブランカに留められた。この時期、ラコニア号事件の溺者救助にも参加している。
1942年末には滞在先のモロッコに連合軍が上陸し、ドイツがフランス全土を占領したこともあって、<グロワール>も自由フランスに参加する。ニューヨークで対空防御を強化する改装を受けたのち、大西洋や地中海で活動し、イタリアやフランスへの上陸を支援した。最終的に、ヴィシー政権に属した艦艇の多くが戦わずして失われた中で第四共和政まで引き継がれ、1955年に予備役編入、1958年に解体された。
黒子のある首元まで伸びた濃い青が混じる明るい金髪に、色素の薄い灰碧色のぱっちりとした瞳を持つフランス娘で、小柄だがスタイルのいいトランジスタ・グラマー。ジャケットは白を基調に黒と赤のアクセントを入れているが、裾は短めで、眩しいふとももがこの上なく海原に映えることだろう。頭上には黒赤縁の白いベレー、首にトリコロールカラーのバンダナを巻き、艤装も主砲塔にトリコロールカラーが入るなど、自ら「ちょっと目立つかしら」とこぼすだけあって、フランスらしい華やかな姿となっている。
ところが改装するとガラリと色合いが変わり、艤装も服装も全体の形状はそのままに、白黒のダズル迷彩パターンとなる。バンダナを外し、ベレーも白黒のカチューシャに置き換えられ、生来の髪や肌の色素の薄さもあいまって、彼女の華やかな色合いは失われたように見えるかもしれない。だが、バンダナを取り去って首元をあらわにし、黒いソックスで絶対領域を際立たせた白黒のシックな装いは、むしろ彼女に大人びた美しさをすら与えているようにすら思えるのである。
絵師つながりの米空母に通じるところがあるのかキッチンドランカーの疑いがあり、特に夕飯時の酔いっぷりが…。また、同じような声色の日本の軽巡洋艦や潜水母艦のように提督との距離感も危ないほど近い。
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最終更新:2024/09/14(土) 15:00
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