デススマイルズII 魔界のメリークリスマスとは (デススマイルズツーマカイノメリークリスマスとは) [単語記事]

デススマイルズII 魔界のメリークリスマスとは、CAVEが開発した横スクロール型シューティングゲームである。

概要

2009年 2月に開催されたAOU2 009にて発表されたデススマイルズの続編。2009年 5月13日に稼動開始した。
キャラクターデザインは前作同様井上淳哉氏。基本システムも前作とおおむね同様である。

ストーリー

ハロウィンの事件（前作）から一月余りが過ぎ、ジルバラードにはクリスマスが訪れようとしていた。
ウィンディアは街での買い物の帰りの途中、路地裏でしゃがみこんでいる女の子を見つける。
帰る家もなく、寒いしお腹が空いたという女の子を、ウィンディアはディオール家へと連れて帰ることにした。

その夜、事件が起きる。
悲鳴が響き渡り、急いで駆けつけると、そこには血を流して倒れているディオールの姿が！
そのすぐ側にはあの小さな女の子が赤い目を光らせて立ちすくんでいた。

突如、外の窓から不気味な声が響き渡る。
「復讐だも～んね。仇はとったも～んね。」
そこにいたのは『サタンクロウズ』。どうやら術で女の子を操っていたらしい。
そしてサタンクロウズはディオールの大切にしている『願いの音符』と呼ばれる宝物を盗んでいってしまった。
『願いの音符』はなんでも一つだけ願いが叶うという宝物。悪用されたら大変なことになる。
ローザはエンジェル達に『願いの音符』の奪還を命じるのだった。

その時、正気を取り戻した女の子が、自分にも手伝わせてくださいと願い出る。
女の子――スーピィの背中には、現世界からやってきたロストチルドレンの証である、使い魔の翼が現れていた。

夜の空に飛び立つエンジェルを、一人の少女（？）が見上げていた。
「間違いない…、妹のスーピィだ！」
白と黒のドレスを纏うその背中にも、また翼があった。

詳しいストーリーは公式サイトで。

キャラクター

ウィンディア: 前作より続投の主人公格。ディオール家三女。風使いの13歳。; 好きなものは甘いもの全般の甘えん坊で泣き虫で寂しがりやな女の子。
でもやるときは根性出してやるタイプ。使い魔は白フクロウのホゥ。
スーピィ: 本作初登場。後のディオール家六女。夢使いの7歳。
出身地はデンマークのコペンハーゲン。現世界でスケート中に湖に落ち、ジルバラードにやってきた。
使い魔はティラノサタンゴーストのギャース。名前の通り、前作ラスボスの亡霊。
彼女の肉体的な弱さをフォローするには十分すぎる最強の存在である。
キャスパー: 前作より登場。今回はコマンド解禁キャラ。ディオール家四女（後に五女）。死霊使いの11歳。; 使い魔はプチイービルのキキ。「何すんのよ！ばかぁ！」
現世界の記憶を失っているため執着が薄く、ジルバラードで強く前向きに暮らしている。
レイ: 本作初登場。コマンド解禁キャラ。後のディオール家四女（？）。光使いの12歳。; スーピィの兄。シリーズ初の男の娘である。使い魔は双生天使のペペとピピ。
スーピィを助けるために湖に飛び込みジルバラードへ来るが、離れ離れになってしまう。
ずぶ濡れで倒れていたレイを拾った飲んだくれの中年男・ゴールドバーグと行動を共にしている。
女装しているのは、ゴールドバーグにエンジェルの振りをさせられて金稼ぎに使われているからである。
フォレット: 前作より登場。IIXにて追加された。ディオール家次女。炎使いの14歳。; 大人しくて控え目。魔法が得意。使い魔はベビードラゴンのボーボ。
本が好きで、引きこもりがちなところも。ローザをお姉さまと呼んでとても慕っている。
ローザ: 前作より登場。IIXにて追加された。ディオール家長女。精霊使いの17歳。
優しくて責任感がある。長女らしく、みんなのまとめ役で信頼も厚い。
けれど、冗談やユーモアはハズし気味。使い魔は花の妖精のティティー。