デミアとは (デミアとは) [単語記事]

概要

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 https://twitter.com/isyuzoku/status/1238841061360816128

主人公スタンクたちの拠点とする街から、ケンタウロスの輸送隊で4日ほどの距離になる街、「魔法都市」にサキュバス店を開いている女魔法使い。自他ともに認める世界最高峰の魔法使いである。スタンクたちのフォロワーであるレビュアーどもがこぞって40点満点を付けたことから、スタンクたち自身が体験すべく訪れることになった。

魔法都市のサキュバス店

店の形式は「魔女デミアの身代わり魔法で作られた分身（デコイ）を1回5000ゴールドで借り、デコイが寿命で消えるまでの期間その身を自由にできる」というもの。

通常のデコイは同じ行動・言動を繰り返したりするだけなのだが、彼女のデコイは容姿を完璧にコピーしているどころか、知識・性格・能力も本物と寸分たがわない。通常だと3日間程度存在でき、その間何をしてもいいという恐るべきコスパを誇る。SMや乱交、スカトロなどの人によってはNGなプレイはもちろん、リョナ・グロ・四肢切断など残虐行為なども可能。ただし過酷な扱いをするとデコイの寿命が縮む場合がある（ある…と言われるだけなのでつまり、デコイとはいえ彼女を殺すことすら許される）。唯一、野外や公の場での羞恥プレイのたぐいはNG。いちど無秩序なプレイが横行して行政にキツく指導を食らったそうな。またスタンク曰く「よほどのロリコンか貧乳至上主義者以外は10点」らしいので体型を変えたり、異種族になったりはできないと思われる。

そんな自由度を誇る一方で、1回5000円というのは普通にこの世界でサキュ嬢と1回遊ぶぐらいの超お手頃価格である。その上「炊事掃除」「通常なら何十万ゴールドかかるかわからない超高等魔法の個人授業」「魔法都市の観光ガイド」などサキュ嬢行為以外も対応してくれる。さらにデコイ自体は（上限は一応あるようだが）一度に何十体も存在することができる。もはや他のサキュバス店どころかかなり多くの職の存在を過去にしていそうな存在であるが、魔法都市の経済は大丈夫なのだろうか……。と思ってしまうが、実際には客たちがデコイを連れ回してあちこちで金を落とすことで各種の商売はむしろ潤っていると思われる。また、本体が下記のとおりに決してあこぎな目的でデコイを使わないため、そのあたりはうまくいっているのではなかろうか。

さて、主人公レビュアーたちはスタンクは新婚夫婦プレイ、ゼルは家庭教師プレイ、カンチャルは緊縛SM プレイ、クリムは普通に恋人デートプレイ…とそれぞれに楽しみ、彼らのレビューとしても初の40点満点がつくことになる。これがケンタウロス輸送隊の手で各地にばらまかれ、この店の評判は大いに轟くこととなった。

なお、この店は正式にはサキュバス店としての届け出はしていない。というのも、店の業態はあくまでも「超高性能なマジカルオナホールを貸している」店という建前になっており、客のお楽しみは店のサービスには含まれていない。なので、妊娠性病防止の魔法陣もないし（デコイは消滅してしまうのでそもそもその心配は無いが）、サキュバス店にかかる税金も納めていない。悪い言い方をすれば「脱法店」なのである。

本体

漫画版20話、アニメ版10話にしての初登場だが、以前から物語にはちょくちょく名前が現れており、サキュバス店「性転換の宿屋」や「マジカルローション」といった魔法絡みの店をプロデュースしていたり、「はなぞの光」のウィルオーウィスプからは謎の光の研究論文「オートナノツゴウ光学」の著者として言及されていた。

はたしてその正体は、魔法の探求にどこまでも貪欲なマッドサイエンティスト気質な女性であった。実は、各デコイからは相手にした客のアレを集めて遺伝子情報から属性魔法の研究を行ったりしている。上記サキュバス店は研究素材集めと研究費用稼ぎを兼ねたシステムなのである。素材集めは相手に無許可でやっているようだが、客の体の一部を取ったりはしない（体外に排出されたものは勝手に採集する）らしいし、そもそもデコイと転送魔法でいくらでも犯罪行為が可能なのにそれをやらないのでおそらくとても自制心の強いいい人ではあると思われる。