混沌の闇を迷う蒼き魂に、大いなる真理の光を!
そして、永久の調和を!
《ハーモニクス・メサイア》!
ハーモニクス・メサイアとは、劇場版「カードファイト!! ヴァンガード」のアニメパート「ネオンメサイア」に登場するキーカードである。
その劇場アニメ来場特典として、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」でカード化されている。
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ノーマルユニット(Gユニット)
クラン:表記なし(公式サイトにおいてはクレイエレメンタル) 種族:メサイア
グレード:4 パワー:16000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:(このカードはメインデッキに入れることができない)
【超越】(条件とコストを満たすことで、そのターンの終わりまで超越できる)
永:このカードはすべての、クランと国家に属する。
「混沌の闇に射す、大いなる真理の光――!」(劇場版入場者特典)
「それは「調和」と「再生」――。」(劇場限定版「ネオンメサイア」封入)
「そして、世界は生まれ変わる。」(通常版「ネオンメサイア」封入)
ヴァンガード史上において、あらゆる意味で初めて登場した「Gユニット」。
そのため、他のGユニットとは違い、通常のカードと同じ体裁で能力が記述されている。
全ての国家・クランに所属する効果の為、公式で使用することができるようになってからあらゆるデッキでこのハーモニクス・メサイアは使用することができる。
ただし、全ての国家・クランに所属するということは、他のクランのカードに属するカードがフィールドに存在するということであり、「他のクランのカードが存在するとデメリットを負う」カードはデメリットが発動してしまうところに注意したい。
ちなみに、カード自体にはクラン表記は存在しないが、公式サイトでは全てのクランで使用できるクラン「クレイエレメンタル」の一員として記述されており、現にその効果でクレイエレメンタルにも属しているため、実質クレイエレメンタルの一員といえる。
が、効果で全てのクランに所属しているため、この効果を消去することで「どのクランにも所属していない」状態になるため、その状態では表側表示の「クレイエレメンタル」としては数えられないという違いがある。とはいえ、2015年6月現在クレイエレメンタルを指定する全てのカードはGゾーンに表側で存在するカードを指定しており、全ての領域で全てのクランとして扱う効果が発揮されるため、特に意味はない。
なお、現在は「メサイア」を指定するサポートカードがリンクジョーカーに存在するため、グレード3の「メサイア」にライドしていない場合でもこのカードに超越することで「メサイア」サポートを使用することができる。
《創世竜 アムネスティ・メサイア》が異常に高価であり、《創世竜 エクセリクス・メサイア》は「アムネスティ」がなければ意味を成さないため、存在意義がないとは言い切れない。とはいえ、《創世竜 ジャッジメント・メサイア》最大4枚で十分といえばそれまでなのだが・・・。
配布当初は使用目的など全てが伏せられており、使用不可能なカードだったが、実際にGユニットの導入が公式で始まった「カードファイト!! ヴァンガードG」の商品展開が開始された2014年11月21日より使用可能になった。
実質、効果を持たない代わりにパワーが1000高いGユニットとして扱われる。詳しい使用法はGユニットの単語記事を参照。
また、劇場がない場所ではこのカードの入手難度が高いためか、同型再販として公式でクレイエレメンタルに所属している《ヒートエレメント マグム》が登場している。テキストのデザインがGユニットとしてちゃんと体裁を整えられているため、参考資料として後述する。
劇場版ヴァンガードの入場特典として登場したこのカードはノーマル仕様。
同劇場版で先行販売されていた「ムービーパック ネオンメサイア」において、SP仕様限定で収録されている。
後にムービーパックは一般の店舗でも販売されたが、通常版と劇場版ではカードイラストとフレイバーテキストが変更されている。
後に劇場限定版パックのハーモニクス・メサイアは「ブルーレイ&DVD発売記念版」のムービーパックで再録され、劇場版の入場特典版は「劇場版ブルーレイ・コンプリート完全版の封入特典」として再録されている。
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:+16000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:(Gユニットはメインデッキに入れることができない)
【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
(超越した時、ハーツ1枚のパワーとカード名を得る。このユニットは、ターンの終わりに表で戻る)
永:このカードはすべての、クランと国家に属する。
「星は、原始の炎から産まれたという。」
以上のように、「全てのクランに採用できる」「効果のないパワー+16000のGユニット」であり、種族と名称以外は実質ハーモニクス・メサイアの同型再販である。
リンクジョーカー以外での使用感は全く同じ(リンクジョーカーの場合、「メサイア」名称ではないため完全下位互換)。このカードはイベントにおいて配布され、パック「時空超越」の初回限定版ボックスを買うと封入特典として1枚付属している。
同パックにはより強力なクレイエレメンタル《ミラクルエレメント アトモス》が収録されており、クレイエレメンタルは共通して全てのクランと国家に所属するため、このカードが一般パックに収録されていなくても特に問題はないのである。このカードよりぶっちゃけ一緒に封入されている《宝石騎士 そーどみー》が欲しい
劇場版「ネオンメサイア」にて登場した、惑星クレイを救う存在とされている「救世主(メサイア)」。
作中の大会「メサイア・スクランブル」の商品として提示されたこのカードだが、実際は「メサイア・スクランブル」自体が、迫りくる「根絶者」、その本拠地である「遊星ブラント」による地球・惑星クレイ双方の滅亡を回避するために、このメサイアを覚醒させることを目的とした大会だった。
大会を勝ち続ける「根絶者」の使い手・伊吹コウジ・・・彼がメサイアを手にしてはならないと危惧し、手を尽くす主催者・立凪タクトだが、このメサイア自体を伊吹の手で盗まれてしまう。
二世界滅亡が始まる中、最後までトーナメントを残った櫂トシキ、そして敗北しながらも一度デリートされたカードを復活させた先導アイチに対し、変則タッグファイトを挑む際、このカードが賭けられることになった。
しかし、その熾烈極まるファイトの最中、幾度となく呼びかけていた「メサイア」の声を聴いたのはアイチだった。
アイチの手元に渡るメサイア。デリートされていたヴァンガードから「超越(ストライド)」することで、デリートによりパワーが0、効果が無効になっている状況からパワー25000~27000にまで回復。
その高火力で伊吹のガードを乗り越え、フィニッシャーとなり、遊星ブラントによる破滅を回避すると同時に、《威圧する根絶者 ヲクシズ》による支配から伊吹を解き放ち―――伊吹が《ヲクシズ》に奪われていた、櫂トシキや三和タイシとの幸せな日々を取り戻させた。
(ハーツが《光源の探索者 アルフレッド・エクシヴ》《ブラスター・ブレード》の2枚。特にハーツ指定はないが、アルフレッド・エクシヴをハーツにすると27000、ブラスター・ブレードだと25000になる)
ちなみに、口上は存在する(冒頭参照)のだが、「Gユニット」という概念自体がそもそも初出であり、顔見世程度の登場のため、「ジェネレーションゾーン解放!」「ストライド・ジェネレーション!!」という定型文が組み込まれていない。
その後「根絶者」と決別した伊吹は、自分にできることをしようと、新たな旅立ちを決意する。
その伊吹に、「調和と再生の象徴」であるこのカードを託したアイチ。だがその瞬間―――このカードは書き換わり、グレード0のファーストヴァンガード「ネオンメサイア」として生まれ変わった。
この書き換わるシーンは、新たにヴァンガードを始めることを赦された、まっさらな状態の伊吹コウジを表した演出であるといえよう。そのため、後にカード化された存在と違い、この状態のネオンメサイアは国家表記がハーモニクス・メサイアと同じである。
以上の経緯のため、カード自体が変化しており続編「カードファイト!! ヴァンガードG」にはカードとしてのハーモニクス・メサイア自体は登場しておらず、「ネオンメサイア」のみが登場している。が、先の書き換わったシーンに登場していた葛木カムイが、「ネオンメサイア」を目撃し驚くシーンが存在している。
しかし「メサイア」を継ぐ伊吹にとっては今でも重要なユニットであり、「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」においては劇場版以来となる登場を果たし、伊吹に夢という形で干渉した。
担当声優は桑島法子。後に彼女は、「カードファイト!! ヴァンガードG」にて明日川タイヨウ役を担当している。
余談だが、参考資料として挙げた《ヒートエレメント マグム》は現在アニメ未登場。
掲示板
1 ななしのよっしん
2015/06/08(月) 15:02:18 ID: A8VV0hOImU
ムービーブースターを買いに行ったついでに見に行った訳だが、このカードを始めて見たときは本当にびっくりしたのを覚えてるわ
超越ってなんなんだ!?みたいな感じで
ところでこれにアイチが超越したことでGユニットがアニメの世界では生まれたって経緯なんだろうか?
2 ななしのよっしん
2015/06/10(水) 21:33:13 ID: MWzc4eGHbw
新生LJデッキでブリーザ使う時は意地でもこのカードをコストにするわ。
にしても、映画の時点で「デリート? 超越すれば関係ないやんww」をやるとかえげつないってレベルじゃねーぞ!
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最終更新:2025/12/06(土) 04:00
最終更新:2025/12/06(土) 04:00
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