本日の調理実習は、ビーフストロガノフ♪
ビーフストロガノフのうたとは、TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアGX」の劇中歌である。
楽曲情報 | |
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曲名 | ビーフストロガノフのうた |
歌 | 安藤創世(CV:小松未可子) 寺島詩織(CV:東山奈央) 板場弓美(CV:赤﨑千夏) 立花響(CV:悠木碧) 小日向未来(CV:井口裕香) |
作詞 | かねこあきふみ |
作曲 | 上松範康(Elements Garden) |
編曲 | 喜多智弘(Elements Garden) |
戦姫絶唱シンフォギアGX第3話のAパートでは、オートスコアラーの使役するアルカ・ノイズにより翼とクリスのギアが同時に破壊され、切歌と調が適合係数の不足によるバックファイアに耐えながらクリスの加勢に駆け付けるなど怒涛の展開が描かれており、敵陣営のあまりの強大さと圧倒的不利な状況を目の当たりにしてS.O.N.G.の面々と視聴者達は大いに戦慄した。
しかしそんな濃厚なAパートが終わりBパートが始まると、視聴者達は今度は別の意味で度肝を抜かれることになる。
今までのシリアスな展開が嘘だったかのように、突如として三人娘(と響・未来)がこの曲を歌い始めたのである。
曲自体はビーフストロガノフの作り方をミュージカル調に歌い上げた至って普通の曲なのだが、曲調がAパートの雰囲気と180°異なっていたこと、公式サイトの寺島詩織の紹介ページ以外に全く事前情報がなかったこと、そして何より戦闘パート以外において装者でない人間が急に歌い出したということ(一応「現着ッ!電光刑事バン」や「英雄故事」などといった前例はあるが)から熟練した適合者でさえも困惑することとなった。
戦場で急に歌うことには慣れっこな適合者ではあっても、日常パートで急に歌うことには慣れていなかったようだ。
そんなこんなで衝撃のお披露目となったこの曲ではあるが、曲調や映像自体はシンフォギアとは思えないほど可愛らしく描かれており非常に中毒性が高い。1周目で驚愕した後はもう一度見返してみるのもいいだろう。
なお作曲は上松範康、作詞は「かねこあきふみ」(金子彰史)である。おっさんが吐血しながら詞を書いている様が目に浮かぶようだ。
ちなみにこの「かねこあきふみ」という平仮名名義で活動する場合はおふざけ要素が強いときに使われることが多い。
「現着ッ!電光刑事バン」も平仮名名義である。
なお、本楽曲はCD化されていない。
beef stroganoff、ロシア語ではбефстрогановと書き、ロシア料理の代表的な一品。
ビーフストロガノフの「ビーフ」は英語の「牛」ではなく、ロシア語で「~流」を指す言葉。
言うなれば「ストロガノフ流」の意味。
だから牛肉以外を使ってもOKなんだよッ!
なお、これは俗説であり、フランス語のブフ(Bœuf・牛肉)が由来であると主張する考察も存在しており、現状ではどちらが正しいといった明確な答えは存在していない。
実際牛肉以外のものを使う場合も多く、ぶっちゃけた話好みの問題でしかない。
詳しくは「ビーフストロガノフ」の記事を参照。
調理実習のお題。
響のぞんざいな包丁捌きは、
シリーズ全編を通して、もっともハラハラするシーンとなった。小麦粉も、塩、コショウも、
すべてが目分量という大雑把な手腕であるにも関わらず、
勢い任せで調理実習を乗り切ろうとする響たちの班。男の子は知らない♪などと唄っている場合ではない。
いくらロシア料理の懐が広大だからとて、それはあんまりである。――デミグラスソースはどうした!?
――「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイト用語解説より
もはや用語でもなんでもない、金子のおっさんの感想である。
なお、当該ページのHTMLソースには<!-- Я голоден -->(訳:お腹すいた)というコメントが仕込まれている。
そのまま作ってもビーフストロガノフにはならないので、うたに書かれていない部分を補う必要がある。
・タマネギは縦にふたつ切り
⇒できるだけ小さなタマネギを選べッ! タマネギは熱で崩れやすいので十分に熱すればいい感じにほぐれるぞ。あと、皮は当然として、芯も取り除いておくのがポイントだ!
・トマトは横にふたつ切り
⇒タマネギ以上に崩れやすいので二つ切りでかまわないぞ! 皮を剥く必要も無い。ヘタだけはちゃんととろう。なお動画では縦に四つ切りになっているので、四つ切りに逃げてしまってもいい。
・さっと小麦粉をまぶすのは牛肉で無くてもかまわない
⇒何の肉かよりも小麦粉をまぶす意味のほうが問題だ。小麦粉はまぶすのは、その後炒めて肉の旨みをとじこめるため。よって、小麦粉をかけたからにはちゃんとフライパンで炒めるのだッ! なお小麦粉の量については響のざばーというぶっかけ方は勧められない。肉100gにつき大さじ1杯くらいが適量だ。
・牛乳を入れて煮立ったら
⇒牛乳の量は具材が浸る程度。煮立った程度でタマネギやトマトが柔らかくはならないので、30分は弱火で煮込まなければならないぞ。牛乳でこれだけの時間煮ると、タンパク質が浮いてくるのでおたまで取り除くのだ。残しても味にはあまり影響しないが見た目は悪くなってしまうぞ。タマネギやトマトを鍋に入れる前にラップで包んでレンチンしておくのも一手だ。タンパク質が全部固まる前に調理を終わらせることができるだろう。
・最後に塩こしょうランデブー
⇒目分量でかまわないが、タマネギ3~4個、トマト2~3個くらいからスタートしたなら塩は小さじ一杯、コショウは3~4かけ程度が適量だッ!
・サワークリームでできあがり!
⇒その前に缶のデミグラスソースを投入だッ! 「――デミグラスソースはどうした!?」と金子のおっさんも言ってくれているのでありがたく使わせてもらおう。なお、サワークリームは盛りつけの後で加えるのがお勧めだ。サワークリームは人によって好みが分かれるし、動画に近い見た目にもなるぞッ!
・意外に簡単、ビーフストロガノフ!
⇒本当に、意外と簡単にできる。これで今日から君も適合者だッ!
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最終更新:2024/12/18(水) 13:00
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