ムルチとは、
である。ここでは1について記述。
別名「巨大魚怪獣」。太古の魚類から陸上哺乳類へと進化する過程に稀に見られた、中間生命体の生き残りである。手足、尾の各所に斑点模様があるのが特徴。口から赤い破壊光線を吐く(ゾアムルチの場合、青い光線)。シリーズを通して身長48m、体重1万t。顔のモチーフは鮭である。鳴き声の素材は古くから存在しており、『ウルトラマン』第26話「怪獣殿下・前編」でジャングルの中で鳥の鳴き声として使用されたのが初出。その後、『ウルトラセブン』第44話「恐怖の超猿人」でモンキーランドの猿の声として使われていた。この音源を遅回してムルチの鳴き声が作られた。
なんといってもウルトラシリーズ屈指のトラウマ怪獣であることが有名。
帰ってきたウルトラマン第33話「怪獣使いと少年」で初登場。
地球に来たメイツ星人の手によって封印されたが、警官が彼を射殺したことで復活。街を破壊し始める。市民はMATの郷秀樹に助けを求めるが、下の台詞を心の中で言い、相手にしなかった。
その直後僧(に扮した伊吹隊長)に檄を受けて郷はウルトラマンジャックに変身。雨が降る中ムルチと戦い、ムルチは倒された。
この話は人種差別・偏見・差別をテーマにしているため、全体的に重い話となってる。そのためファンの間からは「11月の傑作群」、「トラウマ」と呼ばれている。また、ムルチの鳴き声が人が泣き叫んでるように聞こえるため、郷は「金山さん(殺されたメイツ星人が地球人に化けてた時の名前)の怒りが乗り移ったかのようだ」と表現してる。
ウルトラマンA第7話「怪獣対超獣対宇宙人」と第8話「太陽の命!エースの命!」に登場。
7話終盤で登場。ウルトラマンAがドラゴリー・メトロン星人Jr.に苦戦してるさ中突然地面から登場。ドラゴリー・メトロン星人Jr.と共にAと戦う。しかし8話冒頭でAに体当たりする時かわされてしまいドラゴリーに激突。怒らせてしまい、下あごを裂かれ、片足をもぎ取られてしまい死亡。撮影に使われたスーツは「帰ってきたウルトラマン」で使われたものの流用。体の各所に銀色の追加塗装が施されていたり、尾の先端部が魚の尾鰭のような形状になっているなど、細かい改修が見られる。
惨殺シーンはあまりにもグロすぎるため、ファンからはウルトラシリーズ屈指のトラウマシーンといわれており、同時に超獣が「怪獣よりも強い怪獣」であることを証明してる場面でもある。ムルチが殺された理由は上記のとおりドラゴリーにぶつかったためだが、メトロン星人Jr.も何度もぶつかってるのにこちらはなにもされてない。ウルトラマンメビウスでドラゴリーが再登場した際、「メトロン星人Jr.がドラゴリーを指揮してた。」と説明してるため、なにもされなかったと思われる。新ウルトラマン列伝のスパークドールズ劇場で、ドラゴリーのキャッチコピーが「ムルチ3枚下ろし」。まさかのネタ化。
ついでに脚本段階ではシーゴラスが出る予定だった。よかったな、シーゴラス。裂かれなくて。
ウルトラマンメビウス第32話「怪獣使いの遺産」では強化されたゾアムルチが登場。ひれが黄色になっており、より魚の印象が強くなってる。下半身には青い結晶体とおぼしきものが埋められてる。ビオの脳波と同調している。「ゾア」はメイツ星の言葉で「憎悪」を意味する。
メイツ星人ビオ(上述の帰ってきたウルトラマンに登場したメイツ星人の息子)のボディガードとして地球にやってくる。UFOの中で冬眠状態だったが、メビウスが登場したことでビオが覚醒させた。メビウスとの戦いの末、園児のやさしさに触れ、幼稚園の園長とリュウの説得を聞いたビオの願いを受けたメビウスのメビュームシュートを受けて倒された。口から吐く破壊光線はメビウスに胸で受け止められており、破壊力は高くはないと思われる。
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最終更新:2025/03/27(木) 16:00
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