カタン星人

「カタン星人」とは、空想特撮TV番組「ウルトラマンタロウ」に登場し、作中で唯一、ウルトラマンタロウの最強必殺技ウルトラダイナマイトをくらって倒された宇宙人。

通称は「めつぶし星人」。 

めつぶし星人：カタン星人
登場作品	ウルトラマンタロウ
サブタイトル	第35話 「必殺！タロウ怒りの一撃！」
体長／全長	2.2～51メートル
体重	98キログラム～31000トン
出身地	カタン星

概要

第35話「必殺! タロウ怒りの一撃!」に登場する。声は西川幾雄。

例に漏れず地球を侵略しに来た宇宙人で、両手や目から目潰し光線を出して相手を失明させる他、手から炎を出して攻撃する。

侵略の邪魔となるウルトラマンタロウこと東光太郎の命を執拗に狙った。光太郎とのカーチェイスの果てにカタン星人の車は大破したが、その際にマチ子と言う少女がはねられてしまった。なんという紳士の敵

病院に入院したマチ子は、見舞いに訪れた光太郎に対して

セブンの人形が欲しい

と少女らしからぬプレゼントをリクエストする。買出しに出た光太郎はあやうく車に轢かれそうになった。

次にマチ子は、

今度はエースが欲しいわ

とまたもや少女らしからぬプレゼントを要求した。
買出しに出た光太郎は鉄骨の下敷きとなったが、少女がウルトラセブンのソフビをほしがったことに疑問を抱いたZATの隊長・朝比奈勇太郎と森山いずみにより間一髪のところを救出され、マチ子と同じ病院に入院した。

光太郎の病室を訪れたマチ子は、

私、地球が欲しいわ

と言いだす。さすがにおかしいと感じた光太郎が問いただすと、マチ子に乗り移っていたカタン星人が姿を現した。
カタン星人は光太郎に目つぶし光線を浴びせて視力を奪い、自らは巨大化して地球侵略を開始した。

正気を取り戻したマチ子の声で視力を取り戻した光太郎は、ウルトラマンタロウに変身するも、着地してすぐにカタン星人の目潰し光線を受け、再度視力を失った。

学習能力ゼロな対応で危機に陥ったウルトラマンタロウ対して圧倒的有利な状況となったカタン星人だったが、朝比奈勇太郎隊長発案の「ベル作戦」により、ZATの戦闘機スカイホエールの格納庫に”あらかじめ用意されていた巨大な鈴” を取り付けられてしまう。

※どうしてそんなものを搭載していたかなんてZATの前では考えるだけ無意味。

鈴についていた巨大なリングに頭を挟まれてのたうちまわったカタン星人は、鈴の音により位置を特定され、ウルトラダイナマイトを受けて爆死した。

※この時、ウルトラマンタロウも同時に爆発しており、ウルトラマンタロウの身体の一部と思われるものが飛散している。

※ウルトラダイナマイトは、心臓が無事であればふきとんだ身体のパーツを自動的につなぎあわせることで蘇生する。（漫画版では蘇生テクニックまで教わる暇なく使用したウルトラマンエルフが爆死している） 

関連動画

▼朝比奈隊長の奇策から始まるウルトラダイナマイト

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