ガラモン

ガラモンとは、ウルトラマンシリーズに登場する怪獣である。

概要

体長:40メートル
体重:6万トン
別名「隕石怪獣」

ウルトラQ第13話『ガラダマ』

フワフワと軽石のような小型隕石が落ちて来た。やがてこの隕石は電波を発信し始め、少し経って近くのダム湖に巨大な隕石が墜落し、そこからガラモンが出現する。

実は先立って落ちて来た小型隕石は合金チルソナイトで出来た電子頭脳でチルソニア遊星人(セミ人間)がガラモンを操るために送り込んだのだった。

電子頭脳の解体は地球人の技術では不可能だったが電波を遮断することには成功。東京に進出する前に活動を停止した。

この回では単に“モンスター”と呼ばれガラモンという名称は登場しない。

ウルトラQ第16話『ガラモンの逆襲』

先の事件の電子頭脳が“逃亡”。

電子頭脳の怪電波を解析するとガラダマの編隊が東京に向かってきていることが判明。

これを止めるため奔走するが結局ガラダマは落下してしまい複数のガラモンが出現。

東京タワーが破壊されるなど東京は大パニックになる。

レッドマンに登場したガラモン

第6・10・67・69・73・76・77・79話に登場。

腕の伸びをはじめ外見が変わっている。

レッドマンに登場する怪獣の中では非常に小さく他の怪獣に捕食されるシーンもある。

外見の違いやその弱さからアメコミ版ではガラモンではなく別の怪獣とされ、「無力怪獣レッドモン」というあんまりな名前が付けられている。

有言実行シュシュトリアン第40話『ウルトラマンに逢いたい』のガラモン

三姉妹の次女・月子が流れ星に願った「ウルトラマンにあいたい!」という願いに応えてバルタン星人やブースカ、エレキングなどと一緒に着ぐるみに命が宿ることで登場。

洋服店で赤いコートと勘違いした女性たちに揉みくちゃにされていた。

ウルトラ怪獣擬人化計画のガラモン

ウルトラ怪獣擬人化計画のコミカライズ作品であるウルトラジャーニーに登場。

ウルトラジャーニーはオズの魔法使いをもとにしており、ガラモンの擬人化・ガラ子は知恵が欲しいカカシが対応キャラクターになっている。

ウルトラマンブレーザーに登場したガラモン

第9話『オトノホシ』に登場。地上波放送でウルトラマン相手に戦いを繰り広げるのは実はこれが初めて。

やはりガラダマに乗って登場。とある楽団の奏でるウルトラQのテーマ旋律に合わせた攻撃を繰り出し、アースガロンやブレーザーを追い詰めた。

その後、第11話『エスケープ』にて登場した宇宙電磁怪獣ゲバルガへの対抗手段として、第12話『いくぞブレーザー!』でガラモンの破片からチルソナイトスピアが生成されアースガロンの装備として使用された他、ブレーザー対ゲバルガ戦ではゲバルガの口腔に刺さったチルソナイトスピアを元にブレーザーの強化武装であるチルソナイトソードが生成される。

この様に、ブレーザーのガラモンは単なる初期作品からのゲスト出演のみならず、結果的にブレーザーの強化装備の元になった。作中において非常に美味しい役どころになったと言えなくもない。

備考

• 顔はカサゴから着想を得ている。決して浜田雅功ではない。
• 体中にあるヒレをアンテナとして電波を受信しているという設定。このヒレはスポンジ製。
• アニメクレヨンしんちゃん第586話ではしんちゃんがガラモンと思わしきコスプレ姿を見せている。
• 世にも奇妙な物語のテーマ曲にガラモン・ソングというものがある。弾いてるときの手の動きがガラモンに似ていたのでこう名付けられたのだとか。

関連動画

関連静画

関連コミュニティ・チャンネル

関連項目

• 怪獣/ウルトラ怪獣
• セミ人間
• 特撮
• 円谷プロ
• ウルトラマン
• 不細工
• タラコ唇
• ピグモン←見た目はほぼ同じ
• 浜田雅功←見た目は