アイアンロックスとは、円谷プロ製作の空想特撮TVシリーズ『ウルトラセブン』に登場した、世にも珍しい軍艦型のロボット怪獣である。
通称は「軍艦ロボット」。
軍艦ロボット:アイアンロックス | |
登場作品 | ウルトラセブン |
サブタイトル | 第21話 「海底基地を追え」 |
体長/全長 | 80メートル |
体重 | 150000トン |
出身地 | 地球の海底 |
地球侵略を企むミミー星人が、地球の海底に沈んでいる軍艦や沈没船の残骸を回収してつくりあげたロボット。
欧州各地に送り込まれ、地中海や大西洋で船舶の蒸発事件を起こした。
日本に出現したアイアンロックスは、太平洋戦争時に鹿児島沖に沈んだ戦艦大和の残骸が使用されている。前面と側面に多数の砲門が装備されており、内部には一度機能を停止すると15分後に起動する自爆用の爆薬が仕掛けられている。
日本近海で漁船を襲い、謎の遭難事件を次々に引き起こした。
南鳥島付近で漁船を襲った後、伊豆の下田港に出現。一度海中に潜るが再び浮上し、艦砲射撃で港沿いの漁村を破壊した。
その後ウルトラ警備隊と戦闘状態に入り、モロボシ・ダンのウルトラホーク3号を撃墜。アンヌとソガの乗るポインターにあと一歩のところまで迫るが、ウルトラホーク1号に乗るキリヤマ隊長の精密射撃により中心部にミサイルを受け、活動を停止した。
夜になり、アイアンロックスは時限装置を起動。そのまま活動を再開し、下田港へ再び砲撃を開始した。
ウルトラセブンとの戦いでは、閃光弾で目を眩ませ、手足用の枷のついたキャッチングチェーンで拘束、自爆の道連れにしようとした。しかし、爆発まで残り数秒のところでウルトラセブンの猛回転(ローリングスパーク)によりキャッチングチェーンを断ち切られ、エメリウム光線を受けて爆発、撃沈した。
ミミー星から来た宇宙人。
地球の海底に沈んだ軍艦や沈没船を収集してアイアンロックスを建造。
強力な爆弾を積みこんで欧州の地球防衛軍基地付近で爆発させ、軍の壊滅を企んだ。
ヒトデ型の円盤に乗り、普段は海底に潜んでいる。
徳之島沖へ潜水艦ハイドランジャーで戦艦大和の調査に出向いたアマギとフルハシを泡状の攻撃で気絶させ、ハイドランジャーごと拘束した。
ウルトラセブンとの戦いには自信があったようで、「君は我々の力を知らな過ぎる」「総攻撃でミミー星人の威力を見せてやる」などと豪語していた。
結果アイアンロックスがセブンに破壊されてしまったため、円盤で宇宙へ逃亡を図る。その際拘束していたフルハシ、アマギが意識を回復。浮上したハイドランジャーのミサイル攻撃を受け、円盤は撃破された。
ちなみにミミー星人は身長80cm、体重25kgとかなり小柄。
劇中では声のみの登場で姿が謎だったが、桑田次郎著の漫画版『ウルトラセブン』で初めて姿が描かれた。
第47話から第51話にかけて登場。本作の怪獣は原典からアレンジが加えられている場合が多いが、特に顕著な例がこのアイアンロックスである。
星間連合のザラブ星人、ダダ、クール星人らによって運用される宇宙戦艦で、内部にビルガモや恐竜戦車を搭載できるほどでかい。
惑星を破壊できるほど強力な兵器ゴルドニウム砲を装備し、更に足となるパーツと合体・変形することで真の姿である人型メカとなる。これ何てデスフェイサー?
真の姿で発射したゴルド砲は星を数個まとめて破壊するほどの威力を見せた。
また、炉心に使用されているゴルドニウムはウルトラ戦士の光線に反応してビッグバン並みの爆発を起こすので、迂闊に攻撃できない。
ウルトラマンエースが高次元バリアーで周りを包み、ウルトラマンタロウのウルトラダイナマイトで爆発させずに一瞬で蒸発させるという命がけの戦法によって倒された。
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最終更新:2024/12/03(火) 07:00
最終更新:2024/12/03(火) 07:00
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