メタシサスとは (メタシサスとは) [単語記事]

通称は「空間転移怪獣」。

概要

ウルトラマンマックス第10話「少年 DASH」に登場する怪獣で、重力や空間を操る他、テレポート能力を持っている。

4対の目をもった巨大な頭と手足の無い体を持つ二頭身の怪獣で、左右に大きく割れる口の中から長い舌を伸ばして武器として使用する。

DASH 博士の異名を持つマサユキ少年を含む4人の少年がUDF基地に社会見学に訪れた際にメタシサスが出現するが、進路上のビルを破壊してすぐに消えてしまった。
DASHのモンスタースキャナーでも補足できないでいる中、なぜかマサユキ少年だけはメタシサスの出現地点を言い当てていた。

しかし、見学中に遅刻してきたコバ隊員と遭遇したり、自分が予測した地点に先回りしながらメタシサスをことごとく取り逃がしたDASHに辟易したマサユキ少年は、

対策がないならまた失敗してしまう。

とコバ隊員に失望感をぶつけた。

再びメタシサスが出現したところで、カイト隊員がウルトラマンマックスに変身して対峙したものの、メタシサスの空間移動能力に翻弄され、苦戦を強いられた。

マサユキ少年は、コバ隊員の

何度失敗しても決して諦めず、必ず地球を守ってみせる。

と言う言葉に、出現地点の予測の種明かしをした。メタシサスが出現する際に発生する電磁波の乱れから携帯電話の画面が乱れる為、出現地点が予測できるのだ。

マサユキ少年が予測した場所を、ミズキ隊員が座標変換してダッシュバード内のコバ隊員の元に送った。そこからメタシサスの出現地点をウルトラマンマックスに伝える作戦が行われ、出現地点を知ったウルトラマンマックスにより、上空から必殺のマクシウムソードを受けたメタシサスは粉砕され倒された。

そしてコバ隊員は、怪獣撃破に貢献したマサユキ少年に、DASHのバッジをプレゼントしたのだった。

※メタシサスが、携帯電話の画面は乱れさせるものの、DASHの高性能なモンスタースキャナーでは感知できないと言うのは、ウルトラセブン第44話「円盤が来た」のペロリンガ星人の円盤が、市井の天文マニアに発見されたものの、ウルトラ警備隊は発見できなったと言う話に通じるところがある。