リーズシャルテ・アティスマータ(りーずしゃるて あてぃすまーた)とは、ライトノベル『最弱無敗の神装機竜』に登場する女性キャラクターである。本作のモブメインヒロイン。
アティスマータ王国(通称新王国)の王族出身で第1王女。愛称は「リーシャ」。主人公ルクス・アーカディアの故国アーカディア帝国(通称旧帝国)を滅ぼした「救国の英雄」アティスマータ伯の実の子。父親は故人であるため、現在は伯母の新王国女王ラフィの養女となっている。
大浴場の屋根を踏み外して落っこち裸を見てしまったルクスに激怒し模擬戦形式でフルボッコにしようとするも、ルクスが「無敗の最弱」の実力を見せ幻神獣を共同で倒した事で認め気に入り、恋心を抱くようになる。以降何かと女子に囲まれるルクスにヤキモチを焼き、ライバル達に対抗心を燃やしている。
金髪で、纏めた髪を右側に垂らしている。低身長ながら胸は結構ある。性格は王女らしく堂々としており、気が強く自信たっぷり。当初はルクスに対し強く当たりツンデレキャラなのかと思われたが、序盤であっさりデレた。年頃の女の子なのに恋愛知識は皆無。ルクスと手を繋いで歩いただけでドヤ顔で自慢し、子作りの方法をキスして一晩寝た次の日に出来ると言い切るほど。保健の授業は耳を塞いで聞いていないと思ってしまう。
自ら装甲機竜を駆り前線に立って戦い、その実力はトップクラス。多くの機竜使いが集まる王立士官学園でも屈指の機竜使いとして名を馳せ校内戦では1度も負けず、その圧倒的な実力から「朱の戦姫」の異名で呼ばれるようになった。王女兼機竜使いであるが、優秀な装甲機竜技術者でもある。学園には専用の工房を用意し、度々装甲機竜のメンテナンスや改良を行っている。一度技術屋の血が騒ぐと没頭してしまい徹夜もザラにある。
リーズシャルテ専用機。装甲機竜の中でも神懸かり的な強さを持つ「神装機竜」の1機。銃と剣を基本武器とするほか、特殊武装として7門の砲口から砲撃し高火力で敵を殲滅する7つの竜頭(セブンスヘッズ)・合計16機の投擲武器を自在に遠隔操作するファンネル的な兵器空挺要塞(レギオン)を備える。更に固有の特殊能力として指定範囲・対象の重力を操作する天声(スプレッシャー)という能力まで持つ。
装甲機竜から見ればチートといっても問題ない機体だが神装機竜はそれが通常である。
王女という身分だが、その前半生は過酷だった。かつて旧帝国に人質として出されたが父親は娘の命より革命を優先し見捨てられてしまい、旧帝国に忠誠を誓わされ奴隷同然の暗殺者に落ちる事で何とか命を繋ぎ止めた。下腹部には旧帝国の所有物である証として紋章が焼き付けられており、アクシデントで裸を見ちゃったルクスに激しい怒りを表したのはコレを見たから。和解した後に改めてこの紋章を見せている。
旧帝国の所有物に落ちた時点で王位継承権を放棄した事になるが、革命戦争時に父は戦死・妹も戦乱に巻き込まれて死亡し跡を継いだ現女王に子どもが居ないので「救国の英雄」の血を引く唯一の生き残りであるリーズシャルテに王位継承権が回って来る事に。旧帝国の所有物になるのを無理やりとはいえ同意しており、そのため新王国を裏切った自分は王女の資格は無いと思っており、自分の在り方に悩んでいる。一方で王女として認められるようになりたいとも思っており、つらい過去に向き合おうとしている。
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最終更新:2024/05/11(土) 05:00
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