ヴェノム(映画) 単語

21件

ヴェノムエイガ

2.9千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ヴェノム(映画)とは、スパイダーマンの宿敵・ヴェノムの誕生を描いたスピンオフ映画である。日本では2018年11月2日開。

概要

いタール状の地球外生命体シンオートに取り込まれた、見るからに悪な面構えのヴェノム役のダークアクションムービー

ヴェノムとは

アメコミスパイダーマン』に登場するヴィランの一人。地球外生命体シンオートスパイダーマンブラックスーツとして寄生し、その後引きはがされたが、他の人間スーツコアとして取り込むことによりスパイダーマンの姿かたちを模したヴィランとして誕生した。

ブラックスーツそのままに全身がく、スパイダーマンべて体格が一回り大きい。それに合わせて身体スパイダーマンを上回る。最大の特徴は大きく裂けたような口と、そこからのぞかせる巨大な牙と長い舌。

登場当初はスパイダーマンの鑑写しの存在として大暴れしたが、のちに同様にシンオートが生み出した新ヴィランカーネイジ」が登場するとスパイダーマンと共闘するなど、ヴィランとしてではなくダークヒーローとしての活動も増えていった。また、ヴェノム中の人代替わりしている。

実写版映画に向けて

サム・ライミ版『スパイダーマン3』にて実写映画デビューを果たしたヴェノムだったが、同映画ではヴェノムの他にもヴィランが登場しており、また、全に悪役で終わってしまったためダークヒーロー的立ち振る舞いを期待していたファンの間には不完全燃焼感があった。

その後には何度かヴェノム役のスピンオフ作品の制作報道されたが、その度に本家スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』がシリーズ打ち切りの憂きに遭うなどして、それに巻き込まれる形で流されてきた。

しかし、2017年3月にとうとう2018年10月開が発表され、約10年越しのスピンオフが実現した。日本での開日は、当初は12月だったが全開日に近づける形で11月2日に前倒しされた。

なお、今回のスピンオフ実写化スパイダーマンの版権を持つソニーピクチャーズによるものであり、マーベル・スタジオ制作実写映画シリーズである「マーベル・シネマティック・ユニバース」には関係しない独立作品である。残念ながらアベンジャーズヴェノムの共演は見られない。

しかし、今作を皮切りにソニー・ピクチャーズスパイダーマン関連キャラクターでのユニバース構想を打ち出しており、2024年3月現在ではこのシェアード・ワールドの事を「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバースSSU)」と呼ぶようになっている。

制作・キャスト・監督

制作はこれまでの実写版スパイダーマンシリーズ制作してきたソニー・ピクチャーズ

ヴェノムを演じるのは、『インセプション』で脚を浴び、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で演を務めたトム・ハーディ

監督は『ゾンビランド』『L.A. ギャンストーリー』のルーベンフライシャー

ヒロインを演じるのは『マンチスターバイ・ザ・シー』『グレイテスト・ショーマン』のミシェルウィリアムズ

ストーリー

正義感溢れるジャーナリストエディライフ財団の人体実験に関する噂について取材を試みるが、被験者との接触により地球外生命体シンオートに寄生されてしまう。

やがてエディの体にはとてつもない異変が起こる…!

登場人物

エディブロック/ヴェノム(演:トム・ハーディ)(吹:諏訪部順一)
リポーターとして様々な事件・疑惑を追及してきた記者。だが、ライフ財団の疑惑を追及したせいで逆に記者を首になってしまい、すさんだ生活を送るようになる。
エディは内部協者を得て再度ライフ財団の闇に切り込むが、地球外生命体シンオートに寄生されていた被験者と接触し、シンオートを移されてしまう。
原作アメコミスパイダーマン』では新聞記者スパイダーマン関連の記事が原因で解雇され、スパイダーマンを逆恨みしていたところにシンオートに寄生されヴェノムと化す。
ヴェノム(吹:中村獅童)
エディに取り付いたシンオートは自らをヴェノム名乗りエディの頭の中から話しかけるようになる。
エディライフ財団からの追っ手によって危機に陥ると脅威の身体を発揮し、また、エディの体から触手を出すなどして撃退。
ついにはエディの全身を包みこんで黒色怪人となり、人間を食べ、さらに警官隊を壊滅させてしまう。
アンウェイング(演:ミシェルウィリアムズ(吹:中川翔子)
エディ人だったが、エディ解雇されたのを機に破局。半年後には新しい人と付き合っていたが、そこに再びエディが現れる。
ヴェノムに寄生され異常行動を繰り返す元人を助けようとするが……
原作アメコミではエディの妻。
カールトン・ドレイク(演:リズ・アーメッド)(吹:花輪英司)
ライフ財団の創設者にして数々の医療に関する業績を残してきた実業。最近は宇宙開発にも積極的に取り組んでいる。
が、その裏の顔は「人類を救う」という的のためには人の命を奪うことさえ気にも留めないマッドサイエンティスト
ライフ財団で打ち上げたロケットを使って宇宙で採取したシンオートと人体との融合研究のため多くの貧しい人達を使って人体実験を繰り返している。
しかし、最後には自らもシンオートに寄生され「ライオット」と化す。

続編『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』

ヴェノムレット・ゼア・ビー・カーネイジ』が2021年9月に全開予定新型コロナウイルスにより一旦2021年10月15日に全開が延期された。が、そこからさらに10月1日に前倒しされた。日本では12月3日開。

本作では全身がい「カーネイジ」が登場し、ヴェノムと戦うことが明かされている。一方、ヴェノムエディとの共同生活になれ、朝食を作る姿や隣人あいさつするシーンが明かされている。2021年8月開された予告編第3弾では、カーネイジにおびえるヴェノムの姿もあった。

そしてポストクレジットシーンではまさかの展開が待っている。

実写映画第3弾『ヴェノム:ラストダンス』

2022年4月に開催された映画イベントシネマコン」にて、『ヴェノム3』の制作が発表された。

2023年6月から撮が開始されたが、その直後にハリウッド俳優組合によるストライキが発生したため撮は中断。11月9日ストライキは終わったが、当初2023年8月開予定だったスケジュール遅延が生じている。この時点では2024年11月開予定だった。

2024年3月に、正式タイトルが『ヴェノム:ラストダンス』だと発表された。開時期は2024年11月から2024年10月25日に繰り上がっている。

関連動画

関連静画

関連商品

関連項目

関連リンク

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • なし

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/05/22(水) 16:00

ほめられた記事

最終更新:2024/05/22(水) 16:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP