丙子椒林剣単語

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丙子椒林剣とは、日本宝の一つ。

概要

聖徳太子だったといわれている現在大阪四天王寺が所蔵者であるが、東京国立博物館に寄託されている。

七世紀ごろに作られたと推測されている。名前にはとついているが実際には…つまり片であり、反りを持たない直でもある。また、文(特定の焼き入れをした時に付く文様のようなもの)があり、文の種類は直っ直ぐな文様)である。このような日本刀とされず、そもそも中国製だという説が有であるが、同時代のとしては(美術的な意味で)出来がよく、史的価値が高いため宝に定されている。
(厳密には直日本刀も存在する。神社器や、武士でない貴族文官の飾太刀学者が奈良時代をまねて作らせた幕末の土佐士等に使われた勤皇など。また安前期以前の直上古刀と呼び、日本刀発生以前のとして分類することもある。)

名前子椒と書かれていることに由来する。「子」は干支、「」は中国刀工の名か。

同じ聖徳太子には七星剣が知られているが、七星剣較しても七星剣より出来がよいであり、丙子椒林剣を研磨した刀工も賞賛するなど上古刀としては最高の出来と言われている。

フィクションでの登場

同じく聖徳太子が所持していたと伝わる七星剣と一緒に登場することも多い。

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最終更新:2024/03/29(金) 14:00

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