仙台スタジアムとは、宮城県仙台市泉区の七北田公園内にある球技場である。
2006年からネーミングライツにより、ユアテックスタジアム仙台(略称:ユアスタ)の名称となっている(以下、スタジアム名をユアスタで表記する)。
| 仙台スタジアム (ユアテックスタジアム仙台) Yurtec STADIUM SENDAI |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県仙台市泉区 |
| 開場 | 1997年6月1日 |
| 所有者 | 仙台市 |
| 使用チーム | ベガルタ仙台 ソニー仙台FC マイナビ仙台レディース |
| 収容能力 | 19,694人 |
| グラウンドデータ | |
| グラウンド | 天然芝(139m×79m) |
| ピッチサイズ | 105m×68m |
| 経歴 | |
| 競技場テンプレート | |
サッカーやラグビー、アメリカンフットボール等球技のための施設であるが、Jリーグのベガルタ仙台、JFLのソニー仙台FC(2024年を以て解散)、WEリーグのマイナビ仙台レディースがホームスタジアムと定めており、サッカーでの使用頻度が高い。
1993年の日本プロサッカーリーグ参入に向けて、東日本JR古河サッカークラブから仙台市へクラブチームの発足を打診されたが、仙台市はこれを拒否(その後、東日本JR古河サッカー部は千葉県市原市をホームタウンとしたジェフユナイテッド市原としてクラブチームを発足)。
その後、「仙台にJリーグチームを作ろう」という機運が高まり、1994年にブランメル仙台(後のベガルタ仙台)が発足[1]。この当時は、既存の陸上競技場を含めてナイトゲーム設備のある施設がなかった。それと同時に仙台市に5,000人収容のラグビー場を建設する案があったが、当時の宮城県サッカー協会の役員が市長に陳情し、仙台市は後にナイトゲームおよび屋根付きの20,000人収容の球技場建設を表明(後に日照権やバリアフリーの関係で19,694人に下げられた)。
1997年6月1日にオープンし、こけら落としとしてキリンカップサッカーのトルコ代表VS.クロアチア代表戦が開催。また、2002 FIFAワールドカップでは、イタリア代表がキャンプ地として使用。
大概のJリーグのスタジアムはゴール裏を声出し応援席に指定しているが、ベガルタ仙台のホームゲーム開催時のユアスタは北サイドスタンド(ホーム側ゴール裏)に加えてバックスタンドの一部を声出し応援席に指定している(むしろ、バックスタンドにコアサポーターが集まる)。
ベガルタ仙台がホームスタジアムの1つとして定めている宮城スタジアム[2]はアクセスが悪いのに対し、ユアスタは仙台市地下鉄南北線の泉中央駅および八乙女駅より徒歩約5分とアクセスに定評がある。
車での場合は、東北自動車道泉インターチェンジから車で約20分。ユタスタ周辺に有料駐車場は点在している。また、ホームゲーム開催時に泉区役所の駐車場を有料開放をしている[3]が、基本的には地下鉄やバス等公共交通機関での来場を推奨している[4]。

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最終更新:2025/12/06(土) 01:00
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