『半熟英雄 対 3D』とは、2003年にスクウェア・エニックスから発売された、リアルタイムシミュレーションRPGである。
半熟英雄シリーズの3作目にあたる。
ニコニコ動画では、「半熟英雄対3D」でのタグ登録が一般的である。 →タグ検索「半熟英雄対3D」
SFC『半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!』の次作。
移植を除けば前作から実に10年振りの新作であったため、ファンは大きく湧いた。
スクウェア・エニックス合併後初のソフトであり、それを記念して『せがれいじり』とのコラボレーションムービーがある。
メインキャラクターは共通しているが、ストーリー面で旧作との繋がりは全く無くパラレルワールド的な扱いである。
前作でサポート&お邪魔キャラであった「あ・た・し」は、「カトリイネ」(CV:笹木綾子)としてメインキャラクターに昇格。
ストーリーは旧世代のゲームが新型ゲーム機に進出したことを自虐的に扱うものになっており、
ペラペラの2Dイラストで描かれた主人公達が謎の「3D軍団」に立ち向かうという展開となっている。
敵キャラは3Dの描画方法がモチーフで、話が進むにつれスケルトン→ワイヤー→ポリゴンとより高い技術に進化するという演出。
エッグモンスターと3Dキャラクターにはボイスが付けられた。主人公や大臣(セバスチャン)のような2Dのメインキャラは声なし。
ハイコストな3D技術を、いかにくだらない笑いに変えるかというコンセプトの元に製作が行われている。
また2D方面でも、金田伊功・タツノコプロの手によるオープニングなどのムービーなど演出に力が入っている。
エッグモンスターの技は各3つに増え、それぞれに手のかかった攻撃演出がある。新エッグモンスターや新将軍も追加。
ささきいさおが歌うOP、こずえ鈴のナレーション、ボスキャラ「鉄拳大公」として参戦した芸人の鉄拳(『FFX』と間違えて登場したらしい)、海老一染之助・染太郎兄弟など、芸能人の客演も数多く行われた。
音楽担当はすぎやまこういちから植松伸夫に戻ったが、旧作のリメイク曲も新曲も評価は高い。
ただし、旧作からのノリの変化、そもそものギャグの内容、「敵側が『たまご』を使ってこない」点などからの戦略性、全体のテンポなどには批判がある。
次作『半熟英雄4 ~7人の半熟英雄~』ではシステムが大幅にリニューアルされ、本作の欠点の改善が図られている。
掲示板
14 ななしのよっしん
2025/05/09(金) 18:45:20 ID: rwEmL9PWl6
OPはこっちの方が好きだなぁ、4はパロディに全振りだけどこっちはまだオリジナルパートあるし
いや実はなんかのパロディなのかもしれないけど。
兵士の書き込みや、ラスト部分のブロックゴーレムが出るシーンとかのいかにも金田さんって感じのやつ
15 ななしのよっしん
2025/07/14(月) 20:31:21 ID: 5lfgi7aFnX
個人的に評価は駄作と並作の中間から並作よりな感じ 色々と凝ってたのはわかるんだけどな
・多くの人が期待してたのはやっぱ第二作を踏襲した物なのに、知名度的に低い1作目をベースっぽくしたのが肩透かし
・次に敵がたまご使わないから、ボス以外はエッグモンスターでほぼ勝てる
・切り札作成がめんどくさいしテンポが悪い
・倍速でもかったるい、スキップがあっても良かった
・無駄にシナリオが多いのと鉄拳がうざすぎ やっても1回程度にしてくれ
・イベントの種類も思ってたより少ない 特に兵士イベントが確実に損なものだけ
敵もエッグモンスター使うとか、簡易的な内政システムとかマップで簡易な砦を構築できるとか、将軍の個性とか色々あっても良かったと思うがね
カトリイネに関しては言われてるほど嫌悪は無かったけど、貢ぎまくって早期に巨大化できるようにすれば大抵のボスは雑魚になるのは個人的にはまぁ良かった
16 ななしのよっしん
2025/07/22(火) 18:18:58 ID: rwEmL9PWl6
イネはまあギャグマンガの女性キャラとしてみるとだいぶ普通というか、あれで愛嬌ある気はする。
あと今作イヌも呪いがかかってる状態だが、4やエッグモンスターヒーローの方に慣れると違和感感じる
切り札はバルムンクを作ろうとして爆発されるはあるあるだと思う。あれ組み合わせが違うんだよ。
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最終更新:2025/12/10(水) 13:00
最終更新:2025/12/10(水) 13:00
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