名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌とは (メイタンテイコナンタンテイタチノレクイエムとは) [単語記事]

この記事は、映画のネタバレ（主に犯人の正体）を含んでいます。
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『名探偵コナン探偵たちの鎮魂歌』（たんていたちのレクイエム）とは、劇場版名探偵コナンの第十作である。

概要

監督は山本泰一郎、脚本は柏原寛司。主題歌はB'zの「ゆるぎないものひとつ」。

2006年 4月15日公開。興行収入は30億3000万円。

とある人物から依頼を受けた小五郎は、コナンと蘭、少年探偵団とともに、横浜に新しくできた遊園地「ミラクルランド」を訪れる。しかし、依頼人は皆にフリーパスIDを配ったうえで小五郎とコナンだけを部屋に残し、2人に「私が出すヒントを元に、今から12時間以内にある事件を解決できなければ、全員のフリーパスIDを爆破する」と脅迫する。果たしてコナンたちは無事に事件を解決して、皆を救い出すことができるのか・・・？

伊東末彦（いとうすえひこ）（ドラッグ反転で名前表示）
- 蘭や少年探偵団を人質に小五郎たちに事件の調査を迫った張本人。自分の事が大好きな人。大学時代のサークル仲間且つ現金強盗仲間である西尾正治をライフルで狙撃して殺害した（と思い込んでいた）が、警察は自分ではなく秘書の清水麗子を疑い、その麗子が自殺してしまった為に探偵たちを呼び寄せて事件の解明を迫った。
清水麗子（しみずれいこ）（ドラッグ反転で名前表示）
- 大学時代はサークルのマドンナで、仲間であった西尾正治を殺害した真犯人。執拗な取調べで自殺したかに思われていたが、偽装工作で生存していた。男を手玉に取るような悪女さと銃の扱いに長けているのが特徴。峰不二子の要素を引き継いでるように見えるが、気のせいか。

劇場版名探偵コナンの10周年記念作品ということで、全レギュラー陣がほぼ勢揃いしている。
劇場版シリーズでは横溝重悟、服部平蔵、遠山銀司郎、白馬探が初登場。また、台詞はないが背景に交通課の宮本由美、群馬県警の山村ミサオとその祖母が登場している。
大谷育江が体調を崩したため、本作の光彦の声は折笠愛が代演している。
劇場版としては初めて服部平次と白馬探が絡んでいるが、原作の「探偵甲子園」(アニメでは「服部平次の3日間」の後半パートに該当)で初対面とされている描写があるため、矛盾が生じている(服部自身がどちらかのエピソードで白馬と顔を合わせ、その後すっかり彼の存在を忘れているのならば話は別だが)。