国道16号とは (コクドウジュウロクゴウとは) [単語記事]

国道16号とは、神奈川県横浜市西区の高島町交差点を起点終点とし、首都圏を環状に結ぶ一般国道。通称東京環状（但し千葉区間ではあまり呼ばない）。総距離 253.2キロメートル。

概要

一般国道
国道16号
基本情報
総距離	253.2km
起点・終点	神奈川県横浜市西区
経由都市
神奈川県	大和市、相模原市、横須賀市
東京都	町田市、八王子市、昭島市、福生市、羽村市、西多摩郡瑞穂町
埼玉県	入間市、狭山市、川越市、さいたま市、春日部市
千葉県	野田市、柏市、白井市、船橋市、八千代市、千葉市、市原市、袖ヶ浦市、木更津市
道路テンプレート

起点・終点：神奈川県横浜市西区（高島町交差点）
海上区間：千葉県富津市 - 神奈川県横須賀市

元々国道16号というのは横浜から横須賀を結ぶ部分のみで、横浜から八王子、川越、大宮、柏を経由して千葉に至る環状線部分は国道 129号に指定され、千葉から富津までの区間はその先館山に至る国道 127号の1区間であった。これらの区間が1963年の国道指定見直しに伴い環状道路として指定され現在の環状国道となった（国道 129号はその後平塚と相模原を結ぶ国道に指定され現在に至る）。富津から横須賀の海上区間に「東京湾口道路」を建設する計画があり、環状線とされたのもその狙いがあったためと言われているが、諸事情から事実上立ち消え状態となり、現在に至っている。

片側2車線道路が大部分を占めるが、東京都昭島市などに片側1車線区間が存在する。長らく残されていた埼玉県入間市の拡幅は2017年 3月29日に完了。これにより埼玉県内は全線4車線以上になった。

埼玉県川越市の荒川にかかる上江橋は、日本最長の河川にかかる橋とされる。

首都圏のベッドタウンを結ぶことから圧倒的な人口規模と消費規模を持ち、住む階層も多様なことから「日本の縮図」とも言われており、16号周辺の研究で本（関連商品参照）が書けるほど。また横須賀軍港や横田基地、狭山基地など自衛隊や在日米軍の主要基地が国道沿いに展開、これらの基地の近くを通る区間があり、運が良ければ戦闘機や護衛艦、空母が見えることがある。

横浜横須賀道路も国道16号に指定されている。

接続する高速道路・国道

道路	交差点名	所在地
国道1号	浜松町	神奈川県	横浜市西区
東名高速道路	横浜町田インターチェンジ		横浜市緑区
国道246号	東名入口		町田市
国道 129号	橋本五差路		相模市緑区
国道413号			相模市緑区
八王子バイパス	鑓水インターチェンジ	東京都	八王子市
国道20号	八日町
中央自動車道	八王子インターチェンジ
八王子バイパス	左入橋
国道411号	左入町
首都圏中央連絡自動車道	入間インターチェンジ	埼玉県	入間市
国道299号バイパス国道463号バイパス	小谷田
国道299号国道407号国道463号	河原町
関越自動車道	川越インターチェンジ		川越市
国道254号	新宿町（北）
国道254号バイパス	小仙波（南）
国道17号バイパス	宮前インターチェンジ		さいたま市西区
国道17号	吉野町		さいたま市北区
東北自動車道	岩槻インターチェンジ		さいたま市岩槻区
国道4号	小渕		春日部市
新4号国道	庄和インター		春日部市
常磐自動車道	柏インターチェンジ	千葉県	柏市
国道6号	呼塚		柏市
国道464号			船橋市
国道296号	下市場		八千代市
東関東自動車道	千葉北インターチェンジ		千葉市稲毛区
国道 126号	穴川インター		千葉市中央区
国道51号バイパス	貝塚インターチェンジ		千葉市若葉区
国道51号	貝塚
国道 126号	加曽利
千葉東金道路	千葉東インターチェンジ		千葉市中央区
国道357号	村田町		千葉市中央区
国道297号			市原市
国道297号バイパス	市原埠頭入口		市原市
国道409号東京湾アクアライン	袖ケ浦インターチェンジ		袖ケ浦市
国道409号	16号長須賀		木更津市
国道 127号	桜井
館山自動車道	木更津南インターチェンジ
国道465号	新井		冨津市
横浜横須賀道路	馬堀海岸インターチェンジ	神奈川県	横須賀市
国道134号	三春町2丁目		横須賀市
国道 133号	桜木町一丁目		横浜市中区
国道1号	高島町		横浜市西区