国道158号

国道158号とは、福井県福井市を起点とし長野県松本市を終点とする一般国道である。

概要

国道158号線は主要な地域としては福井県福井市～岐阜県郡上市～高山市～長野県松本市を通る。
飛騨地方から北陸地方･長野へ抜ける道路、また高山へのアクセス道路として重要な道路である。

基本的に山間部を東西に抜ける道路のため峠が多く、良い道とはいえなかった。しかし改良工事が進んだことや平行して建設が進められている中部縦貫自動車道により、以前より遥かに通りやすい道路となってきてはいる。

油坂峠の区間では、急な高低差を解消するためにループ橋が建設されている。このような区間は他の国道にも存在し、国道9号の関宮ループ、国道221号の人吉ループおよびえびのループ、国道314号の奥出雲おろちループなどがある。いずれも、山間部での急な高低差を解消することを目的として建設されている。

しかし、長野県側では事業化されていない区間が多く、未だに狭小なトンネルや線形の悪い区間が数多く残ったままとなっている。また、奈川渡ダムの堤上に国道を敷設しており、珍しい区間として知られている。

主な峠

ほとんどの峠が改良済みまたは中部縦貫道により改良されている。

• 油坂峠(中部縦貫道油坂峠道路により改良)
• 新軽岡峠(トンネルにより改良)
• 松ノ木峠(東海北陸自動車道が完全に平行)
• 平湯峠(トンネルと高架橋による改良)
• 安房峠(中部縦貫道安房トンネルにより改良)

主な周辺施設

九頭竜湖駅 / 道の駅九頭竜

白鳥ループ橋

奈川渡ダム

関連動画

関連項目

• 国道
• 日本国：国道一覧
• 福井県 / 岐阜県 / 長野県