国道472号とは (コクドウヨンヒャクナナジュウニゴウとは) [単語記事]

概要

総距離約190kmある長大国道であるが、路線の大半が他の国道との重複区間となっており、単独区間は起点から国道359号の交点までの区間と、国道359号交点(長沢(西)交差点)から国道471号交点までの区間、国道257号交点から国道256号交点までの区間の計3区間のみとなっている。ちなみに、後者は元々岐阜県道73号線に指定されており、1993年に国道指定を受けている。

重複区間では、国道41号や国道257号など岐阜県飛騨地方の交通基幹を担う国道と重複する部分もあるため、比較的快走路である区間もあるが、楢峠越えで知られる国道471号との重複区間では、幅員狭小で急坂急カーブが多いいわゆる「酷道」区間として、車載動画カテゴリユーザーの間で有名である。

また上述よりマイナー区間となるが、単独区間においても「酷道」区間が存在し、富山県道 377号線交点から国道359号交点までの区間は、道幅が極めて狭く道路コンディションも劣悪な区間となっている。

ちなみに、国道257号交点から終点の国道156号交点(岐阜県郡上市城南交差点)までは、「せせらぎ街道」の愛称で親しまれ、郡上八幡から明宝へ向かうアクセス路の1つとなっている。さらに、下道で高山へ向かう際も国道156号･国道158号経由よりせせらぎ街道(国道472号･国道257号･岐阜県道73号線)を経由した方が近い。