夏色DIARYとは、BEMANIシリーズに収録されている楽曲である。
2015年の夏にBEMANI8機種+αで行われた規模連動イベント「BEMANI SUMMER DIARY 2015」。
このイベントにおいてすべての絵日記を書き終えると「エピローグ」のページが出現、この絵日記を書き終えることで解禁される、いわばプレイヤーへのごほうび楽曲である。
エピローグ到達後はイベント終了まで執筆できた、執筆促進期間は8月31日まで、イベント自体も10月26日午前5時に終了した。また、この曲では「ジャンサマ」による代筆オーブは使用できない。
猫叉王子(猫叉Master+肥塚良彦)の原曲をベースに8機種それぞれのコンポーザー達がアレンジした「猫叉王子+各機種スペシャルアレンジ」バージョンとして収録されている。
エピローグムービーで流れている曲が原曲だが、このバージョンで遊べる機種は現在存在しない。
全機種でジャケットの曲名とデザインが異なる(ジャケットの存在しない機種でもイベントサイトで確認することができる)。また、IIDX・DDR・GITADORA・ビーストではキャラクターのシルエットや写真をバックに「BEMANI SUMMER DIARY 2015」で登場・移植された全楽曲の曲名が流れる専用ムービーが用意されている。これも機種毎に細かい部分に違いがあったり、最後に表示される「夏色DIARY」のアレンジ名も自機種のものとなっている。
本イベント終了から3年後の2018年8月、当時未稼働だったノスタルジアへアレンジ移植された。
それぞれの機種ごとのバージョンは以下の通り。
ジャンル | HAPPY SUMMER CORE | |||
---|---|---|---|---|
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.L.E.D.-G | |||
BPM | 190 | |||
BEGINNER | NORMAL | HYPER | ANOTHER | |
SP | - | 6 | 10 | 12 |
DP | - | 6 | 10 | 12 |
L.E.D.-Gによるアレンジ。LOVERY STORMやConfiserieのようなキックの強いバスが特徴的で、全アレンジ中でも最も疾走感溢れるものになっている。
担当キャラ | ミミ[ラピストリア] (使用キャラがミミの場合はニャミに変化) |
|||
---|---|---|---|---|
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.PON | |||
BPM | 137 | |||
難易度 | EASY | NORMAL | HYPER | EX |
7 (5ボタン) |
26 | 35 | 40 |
PONによるアレンジ。タイトル通り、夏の終わりを感じさせる爽やかチューン。
前日に解禁出来たperditus†paradisusが非常に難しい難易度だったせいか、はたまた歴代のED曲の難易度を踏襲したためなのか、pop'nのみ中間難易度に抑えられている。ただし所々に押しづらい同時が混ざる他、サビには軸縦連もあるため適正には少々厳しめ。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat. TAG | ||||
---|---|---|---|---|---|
BPM | 160 | ||||
難易度 | BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE |
SP | 3 | 7 | 10 | 14 | - |
DP | - | 6 | 11 | 15 | - |
TAGによるアレンジ。イントロは8bit音で始まるが、その後はStarlight Fantasiaを髣髴とさせる、TAGTAGしいド直球のTAG曲。チップチューン路線がビースト版と被ったため途中で方針転換したとかなんとか。
SPは16分交じりの捻り、地団駄、体力と色々詰まっているので、Lv14以降の地力作りにお勧め。
DPはSPよりレベルが上がっているが、16分3連はSPより遥かに少ない。その代わり、8分での左右振り回しが多く、重心移動のスキルが求められる。…とは言え、他の15どころか14よりも弱めで、逆詐称気味。
鬼譜面でTriple Journeyの再来となることが懸念事項だ
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.OJ | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 178 | |||
BASIC | ADVANCED | EXTREME | MASTER | |
GUITAR | 2.10 | 3.80 | 6.70 | 8.00 |
BASS | 2.05 | 3.45 | 5.70 | 6.65 |
DRUM | 2.35 | 4.25 | 6.35 | 7.45 |
概要の通りムービーは収録機種毎に細かくアレンジされているが、最も変化が大きいのがGITADORAバージョン。こちらでは、ギターの「シャーン」という音に合わせて雷エフェクトが追加されていたり、ドラムのスティックとギターのピック、ツーバスが背景に紛れ込んでいたりする他、キャラの方もひまわり*パンチの3人もゲスト出演した物になっている・・・
と、ここまでは至って普通のムービーなのだが、何を思ったのか、ひまパン3人のうち長男の「弦」だけリアル画風のジャンサマ「ゲン」としてムービーのラストで待ち受けている事から、全機種唯一のムービー殺しになってしまった。どうしてこうなった・・・
どの譜面も肥塚譜面の特徴が出やすく、得手不得手が分かれやすいものとなっている。
ドラム譜面も、タムやハットの使い方に肥塚譜面の特徴的な部分が詰まっており、左右移動についていけるかで、体感難易度が変わるかもしれない。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.時を駆けるショッチョー | ||
---|---|---|---|
BPM | 170 | ||
難易度 | BASIC | ADVANCED | EXTREME |
5 | 7 | 10 |
全難易度クリア称号:時を駆けたショッチョー
全難易度フルコンボ称号:時を駆け抜けたショッチョー
ショッチョーによるアレンジ。
楽曲自体はS-C-U印のインストテクノナンバーにアレンジされているが、ラスト付近で突如ショッチョー自身が某音楽グループを彷彿とさせるラップを歌い出す初見殺しに注意。そのボーカルの性質から「須磨乃風」と呼ばれ、加えてマインド・ゲーム以来となるショッチョーのボーカルが聞ける、ある意味貴重な1曲である。
EXTでは頻発する出張配置もあり、シャッターを全開にできない事も多いかなりの個人差譜面。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.矢作川 | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 150-230 | |||
難易度 | BASIC | MEDIUM | HARD | W-HARD |
7 | 10 | 14 | - |
矢作川の正体はボーカルからしてバレバレだがおそらくDes-Row。
pop'n同様に夏の終わりを感じさせるチューンで、こちらは同機種で展開しているDes-Row先生シリーズを彷彿とさせる作りになっているが・・・終盤にいきなりBPM230に加速した上、デスメタルになるという、ある意味初見殺し。
BPM230地帯が勝負の分かれ目。急激に密度が上がるほか16分乱打や三角配置の同時など忙しさもあり、HARDゲージ以上のプレーではそこで落とされるケースも少なくない。
リフレシアでの譜面仕様変更に巻き込まれて一時削除されていたが、現在は復活している。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat. PHQUASE vs. MAD CHILD | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 155 | |||
難易度 | NOVICE | ADVANCED | EXHAUST | GRAVITY |
5 | 11 | 16 | 16 | |
エフェクト | PHQUASE vs. MAD CHILD | Megacycle feat. PHQUASE vs. MAD CHILD | ||
ジャケット | BEMANI Designers |
PHQUASE・MAD CHILDによるアレンジ、エフェクトも担当している。
なお、アレンジャーの片割れのMAD CHILDはSDVX界隈でつまみの魔術師と評されているエフェクター(譜面職人)のHirayasu Matsudoと同一人物という事がtwitter等からほぼ確定しており、この事からSDVXが誇る2大エフェクターの初の合作とも見て取れる。
GRAVITY譜面では「KHAMEN BREAK」のようにマッシュアップエフェクトが使用されている。引用されている曲は「cinder」「Hydrogen Blueback」「onslaught」「Voice 2 Voice」「draw!!!!」。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.Qrispy Joybox | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 187 | |||
難易度 | LIGHT | MEDIUM | BEAST | NIGHTMARE |
3 | 7 | 9 | - | |
ジャケット | BEMANI Designers | |||
ムービー | NASU+BeatStream Designers |
Qrispy Joyboxによるアレンジ。チップチューン中心のスタンダードな曲調。
Lv9ど真ん中ともいえる譜面で、今後の上位譜面の足掛かりには是非プレーしておきたい。
なお、BeatStreamシリーズは2017年9月1日に全サービスを終了したためか、本バージョンは現在プレー不可能。同機種の書き下ろし楽曲はBS稼働終了後も様々なBEMANI機種に移植されていったが、本曲は一応の書き下ろし楽曲ではあるものの、連動イベントの参加曲と扱われているのか残念ながら他機種へ移植されず、不憫な扱いを受けている楽曲と言えよう。
アーティスト名 | 猫叉王子 feat.wakhuta | |||
---|---|---|---|---|
BPM | 表記なし | |||
難易度 | NORMAL | HARD | EXPERT | REAL |
3 | 7 | 10 | ☆1(11) |
イベント当時はまだ稼働していなかったが、2018年の夏の終わりにノスタルジアƒORTEへと移植。本曲がƒORTE最後の配信曲となった。
アレンジ担当は名義から当時アレンジを書いていなかったwacとakhutaの合作と思われる。
wacによると、イベント当時には曲を書いていたが出す機会がなかったらしく、「いつか出したい」と話していた。自身が中心となって制作しているノスタルジアへの移植という形でそれが叶った。
ピアノ主体のノスタルジアらしく、落ち着いた曲調で展開され、難易度も低めに抑えられている。
上述の通り、猫叉王子(猫叉Master+肥塚良彦)による原曲。サントラのボーナストラックとして収録されているのみで、プレイアブル機種は2024年現在まだ存在しない。
……が、「麻雀ファイトガール」の一周年イベント「BEMANIファイトガール!」(2024/4/4~30)で「ナナツノ・ツミレ」のリーチソングとして移植(?)された。楽曲ジャケット[1]として、サウンドトラックのジャケットがそのまま用いられている。
このイベントではファイトガール毎にBEMANI楽曲が設定されており、一定回数対局すると対局中に流れる「リーチBGM」や「マイルームBGM」として選曲できるようになる。
公式X(旧Twitter)にて、ゼツバミ・ヤオ&トイトイが「BEMANIファイトガール!」で選ばれた曲についての選曲裏話を披露している。
ヤオ:全体的な優しいカンジがツミレさんにピッタリじゃない? 夏の連動イベントのエピローグ曲だけあって、ちょっと寂しさと爽やかさがあるのもイイんだよね
トイトイ:エモイというやつか。機種別に複数のアレンジがあるが、これはゲーム機では聴けないバージョンだな
BEMANI SUMMER DIARY 2015 ORIGINAL SOUNDTRACK(CD) コナミスタイルの商品ページ。CDは現在注文不可となっているが、「着信★うた♪」等で音源が配信されており、アプリ「beatmania IIDX ULTIMATE MOBILE」のMUSIC PLAYERでも聴けるようになっている
掲示板
13 ななしのよっしん
2019/03/29(金) 21:42:35 ID: 686RW3Qubf
14 ななしのよっしん
2019/11/21(木) 15:33:47 ID: zIK1vawEGu
編集依頼した者ですが、ノスタルジア版の記述が大分読みやすくなりましたな。
15 ななしのよっしん
2024/04/06(土) 15:45:39 ID: vhD6AGlQW8
麻雀ファイトガールにて
原曲版をリーチソング(自分の立直時にかかるBGM)として
ゲーム中に流せるようになりました
「BEMANIファイトガール!」イベントで
ナナツノ・ツミレを使用して規定回数対局すれば解禁可能
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/28(日) 15:00
最終更新:2024/04/28(日) 15:00
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