科学技術の各分野における高度な専門知識と豊富な実務経験を持った人のみに与えられる国家資格。文部科学省の認定資格である。
理系では医師免許や電験一種、博士号などと並び最高ランクの資格の一つであり、また、五大国家資格(弁護士、公認会計士、不動産鑑定士、弁理士、技術士)の一角であるという評価もある。
医師免許や電験などと異なり業務独占資格や設置義務資格(必置資格)の類ではないため、取得難易度が非常に高い割にはメリットがあまり大きくないと言われてしまうことも少なくない。
しかし工学・理学分野では持っていると一目置かれる資格の一つであり、企業によっては昇進のための必須資格となっている場合もある。
特に建設や環境、水道の各部門はコンサルタントとして活躍できる場面が多く、重宝されやすい。
科学技術全般から広く出題される。
各部門(総合技術監理を除く)の専門知識について問われる。
ちなみに一部の部門は特定の国家資格を持っていると専門科目が免除される。
高度情報処理技術者試験のいずれかの区分の合格者は専門科目が免除される。
かつて情報セキュリティスペシャリスト試験と呼ばれていた情報処理安全確保支援士も同様。
ちなみに総合技術監理部門のみ他の部門より試験時間が長くなっている。
記述式であり、その部門の全般の知識を問われる必須科目と、部門毎に異なる選択科目がある。
筆記試験の合格者のみが受けられる。その部門についての知識を口頭で説明しなければならない。
第二次試験を受験するためには、以下のいずれかの条件を満たさなければならない。
ちなみに総合技術監理部門に関しては必要な実務経験の年数がさらに3年多くなる。
第一次試験に合格し、なおかつ上司となる特定の技術士に認められた人に与えられる国家資格。主な仕事は技術士のサポート役である。
ちなみに第一次試験に合格しても、先輩の技術士に認められなければ技術士補にはなれないので要注意。ただし技術士補にならなくても、4年以上(総合技術監理部門は7年以上)の実務経験があれば第二次試験を受けることができる。
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最終更新:2024/11/23(土) 01:00
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