株式会社ゼンリンとは、住宅地図帳などの各種地図を提供している日本の企業。本社は福岡県北九州市。
2019年3月現在、日本国内で住宅地図を全国展開している唯一の企業で、国内だけでなく、海外の企業や自治体にも地図を提供している。日本では、現地での目視(フィールドワーク)を基本とする調査能力が高く評価されており、その調査方法から「現代の伊能忠敬」などとも呼ばれることも。
カーナビで広い道を案内してくれたり、青い看板の道路案内の標識が出たり…といったのもこの企業のお陰。ソフトウェア開発にも力を入れており、過去には地図に関係したゲームソフトも発売している。
ゼンリンが提供する住宅地図。前述のように一軒一軒を目視・訪問し、「その家に誰が住んでいるのか」「どのように建物が使われているのか」などのデータを調査している。そのため、ゼンリンの地図を開けばどの家が誰のものかすぐに判断することができる。
値段はそれ相応に高く、1冊で1万円を超すことが多いが、その有用性ゆえに多くの企業・自治体で使われている。
(ゼンリン公式)




ZENRIN City Asset Series
(ゼンリン シティ アセット シリーズ)は、ゼンリンが提供している3D用のフリー素材で、Unityでのゲーム開発等に利用可能な3D都市モデルアセットのこと。
実際の街並みを基にデータ化しているので、リアルな街を仮想空間として再現できる。
実用的な様々なエフェクトやキャラクター等のモデルデータも同梱されているため、ゲームや動画作成にも使用できる便利なツールである。
2019年3月21日、Googleマップが大きく劣化したとしてニュースになり、「Googleマップ劣化事件」として各ネット上でも一躍バズりを見せる。問題点としては「それまで表示されていたバス停・地番等が表示されない」「細い山道の消去」「航空写真だと山陰なのに、地図上では湖」などなど。
Googleマップ上の日本地図は、2005年のサービス開始以来ゼンリンから提供されたものが使用されていた。だが、同日のアップデート以降、Googleマップのコピーライト表記に記載されていた「ZENRIN」の文字が消去。何らかの理由によりゼンリンとGoogleの契約が解消したものと見られ、突然の劣化はGoogle側が独自の地図に切り替えた影響だと思われている。
(規約の表記から、パチンコガンダム駅で有名なインクリメントP社の地図に切り替えたとも噂されている)
これを受けて、3月22日ゼンリンの株価は急落し、ストップ安となった。
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最終更新:2025/12/06(土) 03:00
最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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