沼地の洞窟とは、ドラゴンクエストシリーズに登場するダンジョンである。
ドラクエシリーズに登場するダンジョン。毒沼の奥地に存在している事から命名された。
このダンジョンはシリーズ通して2カ所存在するが、この記事では両方扱う。
この洞窟はアレフガルド地方が舞台となる作品ではほぼ必ずといっても良いくらい登場すると言っても良いくらい登場率が高い。ある意味アレフガルド地方を代表とするダンジョンと言っても良いかも知れない。
この洞窟に出没する魔物はおおさそり、ゴースト、まほうつかい、メーダとマイラ周辺や岩山のどうくつの魔物が多数登場するが、いずれも到達レベルの割には強くない。
基本的にリムルダールに向かうだけなら真っすぐに行くだけで済む構造になっている。
しかし、初代ドラクエはRPG黎明期に発売されただけにそうはいかない。
現代のRPGでは移動魔法の能力の都合上、一度リムルダールに立ち寄ればこの洞窟を使用する意義もほぼなくなるのだが、初代におけるルーラ及びキメラのつばさの効果は「使用するとラダトーム城に戻る」という効果。
すなわち、初代ドラクエではまほうの鍵を求めてリムルダールに初訪する他にも、にじのしずくを回収する目的でせいなるほこらに向かったり、最終ダンジョンである「竜王の城」へ侵入するといった様に、リムルダール地方での重要イベントを起こすためには、いちいちこの洞窟を通っていかなければならなくなっている。
当時のゲーム故に仕方のない点だが、短い道のりとはいえ大変煩わしい存在ではある。
とはいえ、竜王の城に向かう頃には既にロトの鎧を装備、かつ自分よりも下のレベルのモンスターと出会わなくなるトヘロスの呪文も取得している可能性があると思われるので、初めてここを通過するより大分マシに感じられるのだが…
一方で、この洞窟の東側に存在する大きな扉の中にはローラ姫がドラゴンに囚われている。
このドラゴンは所謂「ボスキャラ」として扱われている関係で、このダンジョンの魔物と比べると格段に強い。リムルダール時点での装備や能力では流石に歯が立たないと思われるので、後のエリアでプレイヤーが育ったらリベンジした方が良いだろう。
ドラゴンを撃破すると、無事にローラ姫を救出。それからは宿屋の主人のゆうべはおたのしみでしたねを聞きつつ早速ラダトーム城へ戻ろう。
余談だが、今作の沼地の洞窟は上述の通り魔物とのエンカウントが行われるのだが、今作以外の時系列の作品(後述)ではいずれも魔物は出現しない、単なる通り道の様な立ち位置のダンジョンになっている。
今作のみ魔物が徘徊している点は「ドラゴンが巣食っている=魔物自体がドラゴンの配下」ということなのだろうか?
ソフト容量の都合によってアレフガルドの殆どの町や洞窟が削除されてもこの洞窟は健在。魔物は出現しない。
竜王の城に行くために経由することになるのだが、同作でアルフガレドの地に訪れた際にはルプガナで船を手に入れている筈。すなわち「初代の気分を味わいたい人用」にあると見られる。
物語が終盤に突入し、ギアガの大穴からアルフガレド地方に訪れた際に来る事が出来る。
マイラ方面のみから入る事が出来る。
この頃の沼地の洞窟は建設中の段階らしく、大男4人で建設しているところを伺うことができる。
マイラ方面のみから入れる関係上、リムルダール方面の出入り口は開通しておらず、最深部に入ったら必然的に引き返す事になる。
一方で魔物は出現しないうえにこれと言ったイベントもない。おまけにリムルダール地方も船で直接乗り入れられる。
とはいえ、リメイク版では小さなメダルやすごろく券が内部に落ちているので、メダル集めやすごろく場攻略の際には立ち寄る必要があるのだが。
物語序盤で訪れる事になる旅の扉「まちびとのとびら」の最下層では、この洞窟のドラゴンが居た部屋そっくりなエリアに入る事が出来る。
そこで起こるイベントも原作のドラゴン戦のパロディになっている。
IIから更に時が過ぎたキャラバンハートの時代でもこの洞窟は健在。
例によってマイラ地方とリムルダール地方を繋いでいる。やはり魔物は出現しない。
過去のグリンフレークの北西にあり、毒の沼地に囲まれている。石版を求めた商人という話を聞いて潜入することになる。
広大で迷いやすく、穴から落ちないと進められない箇所もある。奥深くに進んでいくと商人はいないどころかボスであるどうくつまじんに骨にされてしまったとされる。
どうくつまじん曰く、洞窟の奥深くに宝があるという噂を流して冒険者と商人を襲っていたとのこと。
どうくつまじんを倒した先にあるフロアでは宝箱が4つもあり、うち一つにはふしぎな石版緑が入っているが、うち1つはひとくいばこのため、調べる際は注意する必要がある。
くさった死体、ダークドワーフ、ドラゴスライム、どろにんぎょう、フーガ、ベビーゴイルが出現する。
現代では何故か洞窟はなくなり、宿屋が建てられている。地下の酒場には作中で初めてオルゴ・デミーラの存在を明かす老人がいる。
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最終更新:2025/12/12(金) 02:00
最終更新:2025/12/12(金) 01:00
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