風の塔とは (カゼノトウとは) [単語記事]

風の塔とは、

アテネにある、八角形の塔。風神の塔ともいう。
東京湾アクアラインの換気塔施設として造られた人工島。
横浜駅前に存在する塔。
ドラゴンクエストシリーズに登場する塔

本記事では4.について解説する。

概要

ドラゴンクエストⅡ悪霊の神々

ドラゴンクエストシリーズ初の塔のダンジョンであり、塔型のダンジョンのチュートリアルともいえる。二階以上の高さの場所で縁からはみ出ると一階からやり直しになってしまうが、これを利用して緊急時の脱出やリレミトのMPをケチりたいときにわざと落ちるという手もある。これは8作目までの塔も概ね同様である。

この塔は全8フロア構成であり、目的はドラゴンの角の対岸に渡るために必要な風のマントの入手である。
異常に固いかぶとムカデや仲間を呼ぶおおねずみに少し注意を払う必要があることや、難しい仕掛けこそ無いが、単純に最上階を目指すだけでは風のマントは入手できず、一旦上へ登ったら下に降りないと入手できない、などの注意点を除けば、ダンジョンそのものの難易度はそれほど高いわけではない。

しかし問題なのは、拠点となるムーンペタからこの塔にいくにはかなり遠い道筋を辿ることである。一見地図上ではそう遠くないように見えるが、実際には川や山などに遮られているため、一旦北上した後に今度は海岸線に沿って南下していくと言う大回りで面倒なルートを辿ることになる。途中で薬草が尽きたり道中のマンドリルなどにサマルトリアの王子やムーンブルクの王女がやられ泣く泣く町に戻る羽目になった人もいるかもしれない。

余談だがテスト中では、元々ラーの鏡はこの塔の最上階に配置する予定だったが、それでは難しすぎるということで毒の沼地に変更されたという逸話がある。最上階の空の宝箱はこの名残である。リメイク版では祈りの指輪が入っているので余裕があれば取りに行きたい。

HD-2D版では5階でまどう老師とのボス戦が追加された。出現するモンスターも変更となり、キラービー、デスフラッター、メイジドラキーが追加され、かぶとムカデ、スモーク、タホドラキー、ゆうれい、リビングデッドが出現しなくなった。

ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち

現代の聖風の谷地方の南端付近にそびえ建っているが、過去の世界では無かったため、誰が何のために建てたのかは劇中では語られない。
初めて訪れた頃は兵士が入口を見張っているため中に入ることができないが、聖風の谷地方が再び封印された際に聖風の谷にあるリファ族の村の村長であるセファーナと共に入ることができる。

全11フロア構成であり、最上階にある祭壇を目指すことがこの塔での目的である。途中でわざと穴に落ちたり、長い梯子を上らされる羽目になり少し面倒だが、出現するモンスターは大して強くはない。
最上階の祭壇には穴があり、ここで重要アイテムである聖風の光球を使うとリファ族の先祖が住まう始祖たちの村へ行くことができる。