王様の剣

王様の剣（原題：The Sword in the Stone）は、1963年12月25日に公開されたディズニー映画である。公開当初の邦題は「王さまの剣」。

概要

王様の剣
基本情報
監督	ウォルフガング・ライザーマン
脚本	ビル・ピート
音楽	ジョージ・ブランズ
製作	ウォルト・ディズニー  ロイ・O・ディズニー
配給	ブエナ・ビスタ・ディストリビューション
公開	1963年12月25日(米国) 1964年7月18日(日本)
上映時間	79分
映画テンプレート

T・H・ホワイトの長編小説『永遠の王』の第１部を原作とした長編アニメーション。

描かれるのはアーサー王伝説のほんの最序盤のため、有名な円卓の騎士などは登場しない。

ウォルト・ディズニーは物語の映画化権を1939年に取得し、1949年には初期のストーリー設定が準備された。

脚本家で本作のストーリーボードを描いたビル・ピートは後に人気絵本作家となる。

ウォルト・ディズニーは次回作の『ジャングル・ブック』の製作途中で亡くなったため、氏が劇場に足を運んだ最後のディズニー映画となった。

実写化が予定されている。

あらすじ

王が倒れ、王冠を継ぐ者もなく、荒廃したはるか昔のイギリス。

石台に刺さった剣を抜いた者が次の国王になるとされるも、誰にも抜くことはできず、次第に人々は剣のことを忘れてしまっていた。

そんな暗い時代、城で雑用をこなす孤児のワートは、森の中で自分を未来の王だと予言する魔法使いのマーリンに出会い、彼のもとで修行を重ねる。

しかし、ロンドンで行われる次の国王を決める大会に従者として付き添ったワートは、よりにもよって試験で使う剣を宿に置き忘れてしまう。

主なキャラクター

ワート 

主人公。本名はアーサーだがワートと呼ばれる瘦せっぽちの少年。

マーリン 

白髭を伸ばした魔法使い。未来を見通すことが可能で、ワートを未来のイギリス王だと予言し、魔法のレッスンを施す。

アルキメデス 

マーリンの家に住む人の言葉を喋るフクロウ。ぶっきらぼうに見えて性根は優しい。

マダム・ミム 

本作のディズニー・ヴィランズ。森に住む醜い魔女。ネガティブな言葉を言われると逆に喜ぶ。変身が得意で勝つためには手段を選ばない。

エクター卿

太ったスワベージ城の城主。ケイの父でワートの養父でもある。

ケイ 

エクター卿の息子。大柄で露骨にワートを疎ましがっている。次の王を決める馬上試合の出場者。

カワカマス 

城の堀に生息する巨大なカマス。

若いメスのリス 

マーリンの魔法でリスに変身したワートに一目ぼれしたメスのリス。

関連動画

関連静画

関連項目

• アーサー王伝説
• エクスカリバー
• ディズニー映画
• アニメ映画の一覧
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