「SHADOW OF INFINITY」(2005年11月17日発売)でOCGに登場。
儀式・効果モンスター
※「SHADOW OF INFINITY」収録のカード(SOI-JP034)による
星8/光属性/天使族/ATK 2300/DEF 2000
「エンド・オブ・ザ・ワールド」により降臨。
フィールドか手札から、レベルの合計が8になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
「終焉の王デミス」と対になる儀式モンスター。「カオス・ソーサラー」のステータスに「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の連続攻撃効果だけをくっつけたような能力になっている。
高レベルの儀式モンスターだが、攻撃力が若干心許ない。帝モンスターをはじめとする上級モンスターの攻撃力である2400に届いていないのが気になる。
ただ単に2回攻撃がほしければ、下級モンスターの「不意打ち又佐」が存在する。攻撃力は低いが、「デーモンの斧」などで強化すればこのカードの攻撃力を上回るのも難しくなく、装備魔法を用意する手間や、攻撃したところで「サイクロン」などに狙われるリスクを考えても、儀式モンスターであるこちらより向こうのほうが汎用性が高い。
このカードを利用するのであれば、儀式モンスターや、光属性・天使族である点を生かしたい。
光属性で2回攻撃が可能なので、「オネスト」との相性がいい。1回目の戦闘で使用し、攻撃力が上がった状態で2回目の戦闘を行える。こちらから「トーチ・ゴーレム」か「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」を相手フィールドに用意して「オネスト」を使うことで、7600ポイントの戦闘ダメージを与えられる。
儀式モンスターなので儀式魔人の力を借りることができ、「儀式魔人プレサイダー」を使えばドローしつつ連続攻撃ができる。
儀式召喚には、ちょうどレベル8になるように生け贄に捧げる(リリースする)必要がある。同じ「エンド・オブ・ザ・ワールド」によって降臨する「終焉の王デミス」も同じくレベル8なので、互いに互いを生け贄にできる。同時に採用するのも手だろう。
デミスの破壊効果があれば、前述のコンボの後に「冥府の使者ゴーズ」を出され、攻撃力5300の「冥府の使者カイエントークン」を出されたとしても対抗できる。ただ、デミスの破壊効果を使った場合、連続攻撃の条件である「戦闘によって相手モンスターを破壊した場合」が達成しにくくなる(「トーチ・ゴーレム」を使うのであれば関係ないが)。
サイバー・エンジェルを始め光属性の儀式モンスターへのサポートカードが増加してからは、このカードの効果を活かす手段や打点補強もしやすくなったが、ヴェーヌなどのライバルとなり得る光属性儀式モンスターも増加した。
いろいろと障害も多いが、愛があれば十分使いこなせる……はず。
同じく「破滅」の名を持つ儀式モンスターである「破滅の魔王ガーランドルフ」とは特に関係はない。
ルイン(ruin)は、英語で「破滅」を意味する。
そのまま英語に直すと「破滅」が2回繰り返されることになるので、英語名では「Ruin, Queen of Oblivion」となった(oblivionは「忘却」を意味する)。
「もう1度だけ続けて攻撃を行う事ができる」なので、このカードでモンスターを戦闘破壊した後、ほかのカードで攻撃を行った場合、このカードの攻撃の権利はなくなる。
「もう1度だけ」なので、当然、2回目の攻撃でモンスターを破壊しても、さらに攻撃することはできない。
現在は相方のデミス、儀式魔法の「エンド・オブ・ザ・ワールド」と一緒に「EXPERT EDITION Volume.4」に収録されている。
ゲーム「WORLD CHAMPIONSHIP 2007」ではデュエリストとして登場。「儀式召喚を5回以上行い勝利せよ」というテーマデュエルを挑んでくる。
続編のWCS2008では、天上院明日香がOCG化されないサイバー・エンジェルたちの代わりに、このカードを切り札としている。しかし、デッキ名は「夢見る明日」。破滅の中に明日を夢見るというのは若干違和感があるが、絶望の中にも希望はあるので、そうおかしいことでもないのかもしれない。「夢見てた明日は、いつか過ぎ去り……」
一応、サイバー・エンジェルは全て光属性・天使族の儀式モンスターなので、それを意識して明日香のデッキに採用したのだと思われる。
ライフ消費はいたいが過激かつ高性能な除去効果を持ち、かつては環境トップに君臨した実績を持つ相方・デミスが様々なデュエル動画・架空デュエルなどで登場する一方、こちらは扇情的なイラストやふつくしい容姿にニコニコ視聴者や投稿者が惹かれたらしく、ギャグキャラの使用デッキの切り札として降臨させたり、絵師が艶かしいイラストを投稿したりしている。
時には”ルイン様””ぽんこつ女神”など、変な仇名がつけられることもあるようだが、2014年に入ってから、儀式関連カードをサーチできる「虹光の宣告者」や、攻撃補助効果持ちの「アームズ・エイド」と前述の虹光などをシンクロ召喚できる「ブンボーグ」シリーズなどが登場。一応実践向けの戦術も少しずつ増えている。
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最終更新:2024/05/02(木) 06:00
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