自由研究とは、日本の小中学生が夏休みなどの長期休暇中に学校から課される宿題である。
よくある自由研究としては、昆虫採集や植物の観察記録など、理科の授業の延長のようなものや、身近なものを使っての工作などが挙げられる。
本来、自由研究は、その名の通りテーマ・方法を児童・生徒が自由に決めて自主的に取り組む研究で、自ら課題を見つけ、自ら考え、問題を解決する能力といった、社会に出た時に不可欠になるスキルを身に着けさせることなどが狙いとされている。
しかし、この狙いが児童・生徒にうまく伝わっておらず、形だけやってとりあえず提出されるといったケースも少なくない。
休業期間の終わりが近付いても手が付けられていなかったりで、困り果てた子どもを保護者が手伝い、妙にクオリティが高いものが提出されることもままある。
近年では、自由研究の代行をビジネスとする業者まで出てきており、吸収力の高い時期における貴重な経験が失われることも増えているようだ。
自分でテーマを決めるという点が児童・生徒には難しいものだが、それさえ決まれば意外とすんなりと進むものなので、子どもが立ち止まってしまった時、保護者としてはヒントだけを提示して、どう取り組んで行くのかを見守る程度に留めるのがよいのではないだろうか。
また、自由研究のテーマをまとめた本やサイトなども存在しているので、時にはそれらを有効活用するのもよいだろう。
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最終更新:2023/03/29(水) 04:00
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