舞台とは、演劇・演奏・演芸・プレゼンテーションなどが行われる場所の事である。観客席と比べて一段高くなっていたり、音響効果が得られるよう設計されており、舞台に上がった人間の言動が注目されやすくされている。
劇場にはつきものであり、この上で様々な演目が上演される。また、劇場以外でもイベント会場などで即席のセットをくみ上げるなどして舞台を作ることもよくある。舞台の一部が観客席まで伸びていたり舞台との距離に応じて立ち見席・一般席・S席(特等席)といった区分もある。
舞台そのものがメインではなく、大勢が訪れるイベントのプログラム予定のひとつとして実施される場合も多々ある。(デパートや遊園地におけるショーなど)大規模なイベントほど優秀な役者(本物含む)・スタントマン・演出家などが起用される。
舞台裏では音響・照明・撮影・案内整理・警備など様々なスタッフが駆け回る。
ただし人気やCM広告、演出や特別ゲストといった見所、企画のアイデア・センスがなければ空席が目立つなど世知辛い。果ては学芸会・お遊戯会と言われてしまう悲しいパターンもある。
歴史的には舞台は人類が演劇に代表される見世物を行い始めたころかあるいはそれ以前にも既に存在していた。古代ローマの円形劇場では円の中央に舞台が配置され、それを囲む観客の注目を一手に集められるように工夫が施されている。
日本でも能などが広まるにつれ各地で神社などに能を舞うための舞台が設置されていき、現代でも文化財として保存されているところもある。江戸時代に入って歌舞伎が演じられるようになると、舞台には様々な仕掛けが施されるようになった。
現代においては煙幕、レーザー、火炎、花火、水、ワイヤースタント、音響、照明といった演出機材の進化やコンピュータ制御によって繊細・多彩な特殊効果が可能となった。
インターネットによる広告・配信・投票・ライブなどが行われ、観客がサイリウム[1]を振って踊って応援したり、握手会、舞台以外にもtwitterなどのSNSによって出演者の生の声を聴けるなど身近になるなど多様化が著しい。
二次元のアニメ・漫画作品が三次元の演劇として舞台になる場合もある。(ONE PIECEなど)
実在の地域や施設店舗を舞台(聖地)とした作品もあり、聖地巡礼など町おこしをする場合もある。
迅速・効率的に設営・実施・撤収を行うスタッフや
揃った動きで応援するオタク観客もあながち部隊と言えなくもない。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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