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dアニメストアは、NTTドコモ及びKADOKAWAの合弁会社「株式会社ドコモ・アニメストア」(NTTドコモグループ)が展開する、アニメ用のコンテンツ配信サービスである。
2017年12月1日に、ニコニコチャンネルに支店が開設された。
dアニメストア ニコニコ支店で配信されている作品の一覧は「dアニメストア ニコニコ支店の配信作品一覧」
月額500円(税抜。税込550円[1])で約5,600作品、約80,000話(2023年3月11日現在)を視聴できるというアニメ好きにはたまらない定額制アニメ配信サービスであり、作品・会員数は日本最大規模(dアニメストア発表)を誇る。
配信作品にはテレビアニメ黎明期の1960年代の作品から現在放送中の最新作、ゴールデンタイムに放送されていたような人気作から劇場公開作、おそろしくマイナーなOVAまで、幅広く取りそろえられている。最新作の中には地上波では三大都市圏でしか放送されていない物も含まれている。エリア制限は一切行われていないため、テレビ放送が無い地域でもそのようなアニメを楽しむ事が出来るようになっている。一部の作品は地上波と同時配信や先行配信しているものも。アニメ以外には、2.5次元舞台、アニメ関係のライブ、声優バラエティ番組、アニソンミュージッククリップなども配信されている。
一部のレンタル販売作品(主に劇場アニメの人気作)を除いて、月額会員であればサイト上の作品はほとんど全てを何度でも見ることができ、別途課金する要素はほぼない。放送中の最新作も、原則として第1話から最新話まで見放題で配信され、放送終了後も基本的にそのまま見放題配信が続くので、追っかけ視聴や過去回の見直しなどもいつでも自由に行うことができる(一部各話レンタル販売の新作あり)。
1話数分のショートアニメに関しては、1話ごとに1週間限定で配信されたあと、後日動画1本が15~30分程度になるように何話かずつまとめたものが配信される。たとえば1話2分40秒の『PUI PUI モルカー』は1~6話と7~12話(各16分)の全2本にまとめられている。
他の月額見放題サイトに比べると作品の入れ替わりが激しく、けっこう唐突に配信終了になる作品が多いので注意が必要。4クール以上の作品が配信終了告知から配信終了までの期間が1週間しかないなんてこともある。また、シリーズものの2期だけ配信終了とか、1期だけ配信終了なんてこともあるので、2期以上のシリーズものでは「1期はあるのに2期以降がない」とか「2期以降はあるのに1期だけない」といった状況になっている作品もちらほらある。
とはいえ一度配信終了になった作品も時間を置いて再配信されることが多いので、見たかった作品が配信終了になってしまっても諦めず、他の作品を見ながら気長に待つといいかもしれない。月末には翌月の配信予定リストが出るが、実際はその予定リストに載っていない作品も多数配信されるので、配信開始情報をこまめにチェックしておくと意外な掘り出し物が配信開始していることもある。
初回31日間は無料なので、見たい作品が配信されていたら試してみるといいだろう。見たい作品が配信されていない場合はリクエストも受け付けている。
ただしdアニメストアでの会員登録は「dアニメストア ニコニコ支店」や「dアニメストア for Prime Video」とは連動していないので注意。それぞれニコニコチャンネルやAmazon Prime Videoで所定の手順に従っての登録が必要であり、料金も個別に発生する。言い換えれば、ニコニコ支店しか利用しないのであればdアニメストアでの登録は必要ない。
また、同じくdアカウントを利用する動画配信サービスに、映画・ドラマなど実写コンテンツ中心のdTVがあるが、こちらとも特に連動はしていないので、両方利用したい場合は別々に利用登録する必要がある。
ランキングを見る限り、人気が高いのは現役放送中の作品の他では、ジャンプなど週刊少年誌系作品やラノベ・なろう系作品のようだが、前述したとおり配信タイトルは非常に幅広く、名状しがたい作品も少なからず配信されている。特に2014年から「チャージマン研!」を配信開始し、Twitterアカウントで物凄く丁寧な解説を行い、なんと特集ページまで作る徹底ぶりは話題を呼んだ(なお、「チャージマン研!」は2021年に配信終了している)。
チャー研に限らずスタッフの荒ぶり方が半端ではなく、Twitterなどで配信のリクエストを受け付ける際にはちゃんと作品のネタを挟んで返事をするなど、何やら気合が入っている。このため、「d(デンジャラス)アニメストア」「駄ニメストア」という俗称もある。
画質は「ふつう」「きれい」「すごくきれい」の三段階から選択を行う。ただし、「すごくきれい」でも基本的にはSD画質(720×480)で、一部の作品において「HD画質(1280×720)」を選択できるようになっている(HD画質が選べる作品には「HD対応」の表記がある)。
再生機能は、再生速度変更(0.5倍、0.75倍、通常、1.25倍、1.5倍、2.0倍の6段階)、OPカット(ただしアバンがなくいきなりOPから始まる作品のみで、連続視聴中に限る)、繰り返し再生に対応している。終了後に次の回を自動で再生するのもオンオフの切り替えが自由に可能。また、30秒もしくは10秒ずつ前後にスキップができる。
視聴中の作品は、マイページの「続きから見る」タブにリスト表示される。また動画の途中で視聴を中断した場合、その作品は中断箇所から再生することが可能。
気になる作品は「気になる」ボタンを押して♥をつけておくと、マイページの「気になる作品」タブにリスト化される。「気になる作品」タブでは話数追加や配信終了告知があるとその都度表示されるので、配信状況をチェックしておきたい作品は「気になる作品」に入れておくと良い。また、マイリスト機能もある。
配信中の全話を視聴した作品には「COMPLETE」マークがつき、どの作品を見終えたか見終えていないかを一目で判別できる。ただし放送中の作品など、まだ最終話まで配信されていない作品は対象外。また、放送終了後に特別編や未放送回の追加配信などで話数が増えた場合は、一度COMPLETEマークがついた作品もCOMPLETEマークが消える。
マイページの「視聴履歴」では「COMPLETE」タブで今までに見終えた(COMPLETEマークをつけた)作品を見終えた順にリスト表示することができる。一度COMPLETEマークをつけた作品は、配信が終了しても視聴履歴ページには記録が残る。また、再配信されてもCOMPLETEマークはついたままになっている。
2014年4月1日より、NTTドコモ以外でも利用可能となるキャリアフリー化が行われた。
2015年5月15日から一部作品、特に人気作においてH.265/HEVCでの配信を開始。このH.265/HEVCは現在主流のH.264/MPEG-4 AVCの後継フォーマットで、約2倍の圧縮性能をもっているとされている。これによれば、H.264での画質をH.265ではおよそ2分の1のデータ量で実現できるため、主に通信量の半減やダウンロード時間の半減が期待できる。ただ、H.265での再生にはこれに対応したデコーダーを内蔵したスマートフォン及びタブレット端末が必要で、利用するアプリ自体も対応している必要がある。(対応していない場合は、従来のH.264で再生される)
2016年3月23日にはサービスの拡充が行われ、約180曲(サービス開始時点)のアニソンミュージッククリップの配信を開始。PV(アーティスト映像)をはじめ、ノンクレジット映像、dアニメストア限定映像をラインナップしている。また、アニメイトとのショッピング連携を開始し、その作品の関連グッズを表示してアニメイトオンラインショップから購入できるようになった。これと同時に、アニメイトオンラインショップにdアニメストア店も開店した。
基本的な視聴方法であり、配信している全作品の視聴とストリーミング配信とダウンロードの両方に対応している。
視聴の際にはWi-Fi環境のあるところをおすすめする。仮に「すごくきれい」をLTE回線で使用すると1話(30分アニメの場合)で300MBという通信を行うためにパケット上限にすぐに到達してしまう。
スマートフォン及びタブレット端末での再生画質は次の通り。データ量は1話24分での一例。( )内はH.265/HEVCでの値。
このためWi-Fi環境はほぼ必須であるが、類似するサービスのバンダイチャンネルとは違い、dアニメストアではダウンロードを利用することが可能である。これを自宅などのWi-Fi環境で行えば、勤務先や学校などの外出先でアニメを視聴することが可能である。
ただしダウンロードを行った場合、作品のライセンス期限が48時間であるため、ライセンス期限後に視聴する場合はダウンロードの必要は無いが、ライセンスの更新を行わなければならない。更新自体はそれほど通信量を必要としない。
NTTドコモが販売するiPhone 5s/5cで、2013年11月8日(11月1日〜7日は無料。)より始まる視聴方法。
専用アプリ「dアニメストア」をAppStoreからダウンロードする必要がある。
2013年10月11日から始まった視聴方法。追加料金は発生しない。
PCでの再生には主にSilverlightが利用されているため、NPAPI のサポートが終了しているブラウザからは視聴出来ないが、2016年3月23日のサービス拡充で「HTML5プレイヤー」が実装され、Google ChromeやMicrosoft Edgeでの視聴が出来るようになった。ただ、Firefox等のブラウザではまだSilverlightが動作するようになっている模様。
このHTML5プレイヤーには、視聴環境に応じた自動画質調整や10秒及び30秒間隔でのスキップ・巻き戻し機能等いくつかの新機能も搭載されている。また、音質の選択が出来るが、128kbpsと192kbps(Youtubeのエンコード上限値)しか選択肢がなく、高音質での再生はできない模様。この件について問合せたところ、HTML5プレイヤーでは現在のところ上記の値で出力され、Silverlightでの再生ではHD画質の際に320kbpsで出力されるとのことだった。
開始当初は視聴可能作品が少なかったが最近では増加しており、今後も追加される予定となっている。
液晶テレビなどに存在するHDMI端子に接続を行い、手元にあるスマートフォンで操作を行う視聴方法。この場合USBなどによる給電を必要とする。またこの端末の購入も必要である。
dtabとはNTTドコモが販売するタブレット端末で、スマートフォンよりも大きい10インチの画面で視聴が可能である。このdtabはNTTドコモの回線契約があれば端末自体の回線契約を必要とせず、NTTドコモの通信費用が発生しない。
ただし購入に辺り、本体の代金と、8ヶ月間dビデオを契約するというものである。dビデオは類似サービスで定額の動画配信サービスである。
2014年4月1日よりキャリアフリー化を実施。 dアカウントを取得し専用アプリをダウンロードすることで、NTTドコモの回線を持っていなくても(au、ソフトバンクなどでも)視聴可能となった。ただし他社回線の場合キャリア決済はできず、支払い手段はクレジットカードのみとなる。
※かつて「dアニメストア」はKDDI株式会社 の登録商標だった。
KDDIは「Dアニメ」を2008年5月22日に商標出願。その後2009年10月2日に第5269960号として登録された経緯があり、KDDI は、どういう意図でこの商標登録したのか謎である。
なお、NTTドコモ側はこれを教訓としたのか、2012年9月22日に、100種類近くの「dアニメ」を含む「d○○」の商標を大量に出願したそうだが・・・?
KDDI は「dアニメストア」を2013年1月21日に申請。
2014年2月21日に第5650789号として登録された。
しかし、それから10年。商標権存続期間更新する直前のときである。
2023年12月01日 に KDDIからNTTドコモへ商標の譲渡申請がなされる。
2024年01月12日 に移転登録済となり、これで長年の謎が解かれることになった。
結果的には、KDDIが商標を更新満了まで保守した形となった。
競合他社が保有する商標を利用した経緯のあるサービスもなかなか珍しいのかもしれない。
掲示板
439 ななしのよっしん
2024/09/22(日) 04:02:17 ID: qvby8U+IeX
各クールの新作は他のサブスクの独占枠以外堅実に追加されてるんだけど、今月だけでも30作品以上配信終了するくらい旧作が消えるのに対し、旧作枠の追加はそれには全然届かないのが地味にきつい
おまけに同一シリーズ系がその少ない枠を食ってるからそのシリーズに興味ないと余計に増えた印象がないし
新作配信に予算回してるってことなんだろうけど、円盤絶版とかで視聴困難な旧作を手軽に見れるのも配信のメリットだからこっちにももうちょっと力回して欲しいな
440 ななしのよっしん
2024/09/30(月) 23:33:54 ID: n97wpxViat
441 ななしのよっしん
2024/10/14(月) 09:54:11 ID: YTv7lYJGua
やっぱり価格を抑えすぎて余裕がないのかな?100円位なら値上げしていいから作品数増やして欲しいな
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/15(金) 15:00
最終更新:2024/11/15(金) 15:00
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