有限会社ハチノヨン(8-4)とは、主にゲームのローカライズを手掛ける日本の企業である。
名脇役
ローカライズはあくまでも脇役。しかし、名脇役を演じることで、主役が本来もっている魅力を最大限に引き出していく。クリエイター様が魂を込めて作り上げた作品を違う文化背景の人々に最大限に楽しんで頂くお手伝いをさせて頂きたい。1+1=無限
繋がること、助け合うことによって未知数の力が生まれます。言語や文化の違いによって、同じ信念をもっているにも拘らず繋がれないでいるのはもったいないことです。
出会うお手伝い、繋がった後に直面する言語や文化の壁を取り払い理解しあえるお手伝いをさせて頂きたい。会社概要
より
2005年に源紘子とジョン・リカーディによって設立された会社で、主に日本のゲームタイトルの英語化、英語のゲームタイトルの日本語化を行っている。社名の「8-4」はスーパーマリオの最終面から取られており、「素晴らしいゲームタイトルをローカライズという最後の作業で台無しにしてしまわないように」という思いが込められている[1]。設立当初は日本語タイトルの英語化を中心に行っていたが、「スキタイのムスメ:音響的冒剣劇」からは英語タイトルの日本語化も行うようになった。
会社概要にも書かれているように、クリエイターの思いを汲み取り、言語によって異なる文化的背景やニュアンスをなるべく伝えるローカライズを理念としており、丁寧な翻訳は業界内でも高く評価されている。特に、日本語訳を手掛けるチームはいつも仕事が入っている状態の模様。1つのタイトルに対し、正確な翻訳を手掛ける「翻訳者」、そこから文章を改変していく「ライター」、そしてライターの文章をチェックする「チェッカー」という担当を配置することで、翻訳の質を担保している。
「Undertale」では初のパブリッシングを手掛け、非公式日本語化パッチとの差異が話題になったりもした(詳細はUndertale非公式/公式日本語訳の表現対応の一覧を参照)。もちろん翻訳自体は手が込んでおり、開発者のトビー・フォックスが送ってきたほとんどのセリフに対するコメントを参考にし、場合によっては本人にテキストを変更してもらうなど、綿密なやり取りを行った上で完成させている。
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最終更新:2025/03/13(木) 22:00
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